トルコリラとメキシコペソのFXブログ_困惑

欧州勢は利益確定のトルコリラ売りで参戦!トルコ失業率と鉱工業生産

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経済指標はまちまちも欧州勢は利益確定のトルコリラ売りで参戦!

 


 
日本時間16:00時の経済指標発表前から売られています。

丁度薄商い時を狙ったのかもしれませんが、材料なく売られる(トルコリラ安になる)とは…。

投機筋・短期筋、恐ろしあ…。
 

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トルコ7月鉱工業生産

トルコ7月鉱工業生産

6月実績前月比-2.1%、市場予想同-1.0%に対し、実績同+3.5%!

前年比では6月実績+2.8%、市場予想+1.2%に対し、実績同+5.6%!
 

まずはトルコ2018年7月の鉱工業生産。

鉱工業生産は重要な経済指標で、国民総生産(GDP)に直結しやすく、さらにこの数値が上向いていけば、雇用、設備稼働率、経常収支・貿易収支、などなど色々な指標に好影響を与えます。

結果は…、素晴らしい!
 

何故ならこの時期から、特にトルコリラ安不安が顕著化してきており、さらには3週連続で利上げを実施したことにより、企業にとっては厳しい局面を迎えているはずなのですが…。
 

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トルコリラとメキシコペソのFXブログ_強い意志・回復
 

特にほとんどの企業はドル建て債務のためトルコリラ安もあり、企業の金利負担は一気に増大しています。

それを跳ね除けてのこの数値!

トルコ4月-6月期の四半期GDPがあまり良くなかったことを考えれば、7月-8月期の四半期GDPにも期待が出来るというものです♪

(市場予想的には悪化は悪化するでしょうが、その悪化を抑えることが出来る)

 

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トルコリラ上げる?下がる?

 

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トルコ6月失業率

トルコ6月失業率

5月実績9.7%、実績10.2%!
 

あああああーー…、失業率一桁台は2カ月しか続かず、3月(10.1%)以来の二桁台に逆戻りしてしまいました(涙

トルコは(今は既に夏を過ぎさろうとしていますが統計上の月的には)これから夏を迎えます。

そう!トルコがトルコ経済が活気づく夏が始まるのです!
 

トルコはもともと農業国・観光国なので、夏になると景気経済は良くなります。

逆に冬は悪化します。

これから気候が良くなって農作業が本格化していけば、そして観光客が増えていけば、失業率はさらに改善されていく…はずなのです。

(現に観光客数・観光収入、経常収支も改善しています)

それが悪化時ていると言うのは…少し厳しいですね。
 

今現在トルコの人口は、どんどん増えています。

トルコは多子若年化(日本は少子高齢化)が進んでいて、人口増=労働人口増=経済の発展が見込めます。

日本の高度経済成長期を考えれば分かることですが、それはトルコの長所でもあります。

(トルコの内需は旺盛で、トルコ経済を支えています)
 

しかし、人口が増えている以上、雇用者数も増えて貰わないと困ります。

雇用がない、失業者が多いと言うのは、社会不安・政情不安となります。

エルドアン大統領はこの失業者対策・雇用対策として、「補助金」を使い外国企業の誘致を積極的に進め、農業立国・観光立国としてのトルコから、工業立国のトルコへと転換していこうとしています。

この失業率悪化が一時的であり、来月には再び一桁台に戻ることを祈るばかりです。

 

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中国とトルコが急接近

中国とトルコが急接近「一帯一路」構想
 

米国の通商協議に嫌気し、中国とトルコが急接近しているという話は8月よりマーケットを賑わせてきましたが、ここにきて中国側もトルコとの距離を一気に縮めてきたように思います。

人民元の普及は、習近平体制が推し進める「一帯一路」構想の目玉ですが、もともとトルコは「一帯一路」構想に協力的で、2017年5月に中国で開催された「一帯一路」国際会議にエルドアン大統領はプーチン大統領らとともに出席している経緯があります。

前週末のトランプ関連の報道にもあるように、中国はトルコ同様関税引き上げの措置を受ける直面に立たされています。

この2国が出てきた時によく出てくる国として、ロシアとイランが出てきますが、ロシアは2014年のクリミア危機以降、イランは5月のトランプ政権によるイラン核合意破棄以降アメリカから経済制裁を受けおり、この国々が結託するのはごくごく自然なことなのかもしれません。

IMFの統計によると、2017年の中国からみた米国との貿易額は5,886億ドルであり、トルコ、ロシア、イランの三ヵ国との間の貿易額の合計である1,433億ドルとは比較になりません。
 

ただ、ここで中国とトルコが急接近すれば話は変わります。

きっかけはトルコ側からであり、中国からの明確な回答は得られないままでありましたが、中国の外務次官がトルコを訪れ、チャヴシュオール外務大臣、アルバイラク経済大臣と会談しトルコとの現地通貨取引を推進させることを支持するとの報道がありました。

これは、変な言い方ではありますが、中国にとってはリスクがありますが、トルコにとってはほぼリスクのない話です。

(トルコ企業が中国にかなり買収される可能性は大ですが)
 

さすがに偶然だとは思いますが、リラ急落直前の9日、中国銀行トルコ支社は初めて人民元で起債(パンダ債)しています。

リラが不安定になるほど、同様の動きは広がる可能性があり、中国とトルコの距離はドンドン縮んでいくでしょう。

パンダ債の発行により、トルコ企業の元の調達手段が広がることになり、中国事業の拡大に追い風となり、トルコ・中国共に潤うという仕組みです。
 

ただ、世界第二位の国ではありますが金融部門においてはまだまだ未熟な中国の金融市場です。

償還に失敗すれば、共倒れという可能性も否定できません。

トルコの命運については、今後はロシアではなく中国が担うのかもしれません。
 

長々と書きましたが、短期的にはトルコにとってはかなりのプラスです。

ただ、米国のサブプライムも当初は良かったんですよね当初は。

これがどのように影響するかは5年後くらいにはっきりするかもしれません。

 

引用元:FXプライムbyGMO

 
うーん、トルコが東側(ロシア・中国側)に行く、=(イコール)アメリカとの関係悪化は明らかにマイナスと考えていましたが…。

現状トルコは、政治・経済面でアメリカと対立しており、ロシアに接近していますが、シリア情勢を巡っては国益の観点でロシアと対立しています。

難しい現状(さっさとアメリカと仲直りをすれば良いと思いますが)、ロシアと適度な距離を保ちつつ、中国の経済支援を受けると言うのは”あり”かもしれませんね。

(上記のようにトルコ企業や、トルコの主要な港が乗っ取られる可能性は大ですが…)

短期的・3年くらいはトルコにとってはかなりのプラスと考えれば良い話でしょう。
 

ただトルコ企業のドル建て債務・ユーロ建て債務が中国元債務に変わりますが、中国は欧州連合のようにやさしくはないですよ。

きっちりと回収してくるので返せなかった時が怖いですが、トルコが、そしてトルコ企業がそれを選択したのなら仕方がない事なのでしょう(笑
 

上記はFXプライムbyGMOの会員限定、歴戦の外為ディーラーが独自の視点で相場を解説する、決して余所では読めない裏話から、マーケットよもやま話まで、そんなディーラー達のおしゃべり会コンテンツ「井戸端為替会議」から引用したものです。

上記通り会員限定です(…引用まずいかな?)。

読んだあなた会員になりましょう!

(うん、これで問題なし(笑)

いやー「井戸端為替会議」ためになる良いコンテンツです♪(よいしょっ!)

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失業率と鉱工業生産でトルコリラ

失業率・鉱工業生産で、トルコリラがどうなったかと言うと…。

ドル/トルコリラ

現在、1ドル=6.254トルコリラくらいでしょうか。

冒頭に書いた通り、週明けのアジア市場ではほぼ値動きがない状態が続いていましたが、経済指標発表(16:00)前、15時以降の欧州勢参戦によってトルコリラ売り(トルコリラ安)が進んでいきました。

その後、失業率・鉱工業生産が発表されるも、それ以降は横横展開。

僅かにトルコリラ高に戻している…と言ったところでしょうか。

ドル/円

1ドル=112円00銭くらいでしょうか。

ドルは底堅いですね♪

ただ、アメリカ・トランプ政権は早ければ本日17日にも第3弾となる2,000億ドル規模の対中制裁関税の発動を予定しており、リスク回避のドル売り円買い(ドル安円高)への警告が増してきています。

制裁が発動されれば、中国側は米中通商協議開催を見送る意向も示しています。

米中貿易戦争劇家への懸念からドルの上値は重いままでしょう。

トルコリラ/円

1トルコリラ=17円92銭くらいでしょうか。

一時は1トルコリラ=17円65円までトルコリラ安が進んでいましたが、持ち直してきてます。

あれ…トルコリラも底堅い?
 

現状図で表すと、やっぱり円>ドル>>トルコリラですかね。

サトウカズオが1600万円を損切り時のトルコリラは16円70銭-80銭くらい。

トルコリラさん、持ち直すのなら早く言ってよ…(涙
 

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