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【トルコリラ急上昇】トルコ中央銀行3週連続利上げで政策金利は17.75%!

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トルコ中央銀行、1週間物レポ金利(=政策金利)を引き上げで17.75%に!

 
来ましたね!来ましたよ!

サトウカズオもテンション急上昇で記事書いてます♪
 

※:注意
この読まれている記事は最新の情報(現在のトルコ政策金利記事)ではありません。

最新のトルコ新政策金利情報を知りたい場合は、下の記事を参照ください。
 

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トルコリラとメキシコペソのFXブログ-疑問・質問

 

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トルコ中央銀行3週連続利上げの経緯

トルコ中央銀行は先々週の23日、1トルコリラ=22円20銭台に突入と、またまたトルコリラが史上最安値を更新したことから緊急利上げを実施!

事実上の政策金利である後期流動性貸出金利を3%利上げし16.5%にしました!
 

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しかし、本家本元の1週間物レポ金利(=政策金利)ではなく、小手先とも言える後期流動性貸出金利の利上げでは、トルコリラ安に歯止めが掛かるかどうか心配されていました。

(根本的な部分が解決されないのに小手先の手法でトルコリラ安が防げるのかと…)

不安は的中。

一時1トルコリラ22.25円から24.20円まで上昇したものの、その後は徐々にトルコリラは売られて(トルコリラ安となって)いきました。
 

トルコ中央銀行は危機感を募らせ、エルドアン大統領の利下げ圧力をかわしつつ、逆にエルドアン大統領を説得(と言う記事を見たけど真贋不明)。

なんとびっくり、複雑な4つの金利体制を簡易化し、本家本元の1週間物レポ金利(=政策金利)を一気に倍以上の16.5%に引き上げました!
 

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トルコリラとメキシコペソのFXブログ-万歳達成
 

しかし政策金利16.5%の適用日は6月1日から。

それ以前のトルコの経済指標は、まだ利上げの効果が表れていません。

  • トルコリラ安が原因で材料費は高騰
  • 機械を動かすエネルギー価格も上昇

上記により製造業PMIは悪化し、製造業PMIの悪化が原因でトルコリラはまた下がる…(涙
 

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5月の消費者物価指数も、

  • 通貨安(トルコリラ安)が原因による輸入品(輸入部品)の上昇
  • 通貨安と世界的な原油価格の上昇によるエネルギー価格の上昇

と、トルコリラ安が原因でインフレ率も下がるどころが上昇する始末です。

(↓消費者物価指数はここ10年で2番目に悪い数値)
 

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2週連続利上げ後、トルコリラは上昇はしないけれども下落もしないと踏ん張ってはいましたが、トルコ国債は5営業日連続で下落

このままでは、トルコリラ安とインフレ率の悪化で、トルコ経済自体に不透明感が漂ってきていました。
 

そんな中、注目されていたトルコ中央銀行による政策金利の発表。

市場予想は政策金利据え置きだったのですが…。

やってくれましたよトルコ中央銀行チェティンカヤ総裁!

1976年生まれで若い!

そして優秀!

そこにシビれる!あこがれるゥ!

 

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トルコ中央銀行、政策金利を引き上げ

トルコ中央銀行1.25%利上げ!

エルドアン大統領、引き締め容認か?
 

トルコ中央銀行は7日に開いた金融政策決定会合で、主要な政策金利である1週間物レポ金利を1.25%引き上げ、年17.75%とした

事前の市場予想の中心0.5%を大きく超える上げ幅を好感し、発表前に1ドル=4.58リラ程度で推移していた通貨リラの対ドル相場は一時4.46リラへと急騰した

利上げが「遅すぎ、小幅すぎ」と批判されてきたトルコ中央銀行は果断な引き締め姿勢に転換し、信認の回復に乗り出した。
 

方針転換の背景には、24日に迫った大統領選と国会総選挙で思わぬ苦戦を強いられているエルドアン大統領の方針転換がありそうだ。

トルコリラ急落による景況感の悪化を放置できないと判断し、投資刺激を優先しトルコ中央銀行の利上げを遅らせてきた圧力を止めたもようだ。
 

トルコ中央銀行はアメリカの長期金利の上昇にも関わらず、4月下旬の前回通常会合で、0.75%の利上げにとどめていた。

その後、エルドアン大統領が訪問先のロンドンで中央銀行への統制を強める考えを示したことなどから、5月23日にはリラ相場は1ドル=4.92リラまで急落した。

同日、トルコ中央銀行は3%の緊急利上げを実施した。

28日には1週間物レポ金利の主要政策金利としての使用を再開するなど事実上の追加引き締め策を発表していた。
 

一連の対応でトルコリラ相場の上昇が継続するか不透明だ。

5月のインフレ率は前年同月比12%に達し、さらなる上昇が見込まれている。

18年の経常赤字は国内総生産(GDP)比6%を超える見通しで、経済の脆弱性が高まっているからだ。

選挙後の内政混乱リスクも絡み、トルコリラの先安観は拭えていない
 

引用元:日本経済新聞

 
うん?下4行はなにやら不穏なことが書いてありますが…。

結果、トルコの政策金利は、
 

トルコ中央銀行 1週間物レポ金利(=政策金利)

前回実績16.50%、市場予想16.50%に対し、実績17.75%!

トルコ中央銀行 翌日物貸出金利

前回実績18.00%、市場予想18.75%に対し、>実績19.25%!

トルコ中央銀行 翌日物借入金利

前回実績15.00%、市場予想15.50%に対し、実績16.25%!

トルコ中央銀行 後期流動性貸出金利

前回実績19.50%、市場予想19.50%に対し、実績20.75%!
 

市場関係者の間では、半数が政策金利の据え置き、半数が利上げ。

しかし2週連続で利上げしたばかりなので、状況を確認するためにも、据え置きを予想する人が多かったのです。

しかも、どちらかと言うと利上げ予想派は「トルコよ、経済がどうなっても知らんぞ、利上げしろ!」と言う警告の意味合いもあった上での利上げ予想でした。

(かく言うサトウカズオも政策金利は据え置きと予想していました…外れて良かった(笑)

本当か!と思ってトルコ中央銀行のホームページを見に行きました。
 

トルコ中央銀行声明

金融政策委員会は、1週間物レポ金利(=政策金利)を16.5%から17.75%に引き上げることを決めた。

最近発表されたデータでは、経済活動を安定させる傾向があることを示している。

内需はより緩やかに拡大しており、外需は依然として強いままです。
 

インフレ傾向では、需要条件の見通しが緩やかであるにもかかわらず、高水準のインフレとインフレ期待は依然として価格行動にリスクをもたらしている

このことにより当委員会は、価格安定を支えるために金融引き締めを強化することを決めた。

中央銀行は、物価安定の主目的に沿ってすべての金融商品を引き続き使用する予定である。

インフレ見通しの大幅な改善が達成されるまで、金融政策のタイトなスタンスは継続されるだろう。

インフレ期待、価格設定行動、およびインフレに影響を与えるその他の要因の開発は緊密に監視され、必要に応じて追加的な金融引き締めが可能となる。

開示すべき新しいデータおよび情報があれば、理事会は将来に対する方針の姿勢を変える可能性があることを強調すべきである。

金融政策委員会の会議概要は、5営業日以内に公表される予定です。
 

以上がトルコ中央銀行金融政策委員会の声明文です。

いやー素晴らしい!

政策金利の引き上げが発表されたときは、まだ会社にいましたが、小躍りしながら帰路につき、この記事を書いています♪

 

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政策金利発表でトルコリラ

トルコの政策金利発表で、トルコリラがどうなったかと言うと…。
 

ドル/トルコリラ

現在1ドル=4.488トルコリラくらいでしょうか。

日本経済新聞の記事でもありましたが、エルドアン大統領の中央銀行への利下げ圧力も今は昔、

エルドアン大統領、引き締め容認か

エルドアン大統領自身の発言、声明が無いので何とも言えませんが、利上げ要因に転じた可能性はありますね。

なにせ前にも書きましたが、選挙の焦点が治安・テロ対策から経済対策へと変わってきています。

エルドアン大統領が治安対策で成果を上げた結果、重要度が下がってきているという、なんとも皮肉な結果となっています。

(いや、これが普通の国家運営ですからね)

利上げによりトルコ経済は腰折れの危険性が高まりますが、トルコリラ安とインフレ率の高止まりはもトルコ経済をもっと危険にさらすので仕方がないですね。

政治的にアメリカや欧州連合(EU)と仲良くできれば、利上げせずともトルコリラ高に押し上げることが出来ると思います。

エルドアン大統領、検討してみては如何ですかね?

ドル/円

1ドル=110円00銭くらいでしょうか。

アメリカ10年債利回りが2.97%水準まで上昇中と、ドル高円安傾向となっています。

ただ今週末には先進7カ国首脳会議(G7サミット).

来週には米朝首脳会談に、アメリカ連邦公開市場委員会(FOMC)などの重要イベントが控えているためか、どうにも様子見ムードの薄商い傾向が強いです。

トルコリラ/円

1トルコリラ=24円45銭から50銭くらいでしょうか。

一時は24円60銭を超えましたが、急激なトルコリラ高での利食い(=利益確定売り)が出たのか、少し下げています。

1トルコリラ=24円50銭くらいで底固めをして、25円台を目指して欲しいものです。

頑張れトルコリラ!
 

現状図で表すと、ドル>円>トルコリラですかね。

でもこの時間帯だけ見ればトルコリラが一番強いのも確かです(笑
 

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トルコの政策金利は現在12.00%(2019年12月13日)。

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