トルコリラとメキシコペソのFXブログ-物価・インフレ率

トルコのインフレも原油価格も上昇中!2019.12消費者物価指数

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トルコのインフレ率は再び上昇

本来なら利上げするレベルだが

 
トルコのイベント&経済指標の中で個人的に一番重要と思っているのが政策金利(トルコ中央銀行の声明含む)発表。

そして二番手に来るのが経常収支とこの消費者物価指数(≒インフレ率)です。

トルコ経済・トルコリラに直結する重要指標だけに、否が応でも注目が集まります。

そのトルコ2019年12月消費者物価指数は如何に!

気になる次回政策金利は早くも1月16日発表!
 

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トルコ12月消費者物価指数

トルコ12月消費者物価指数

11月実績前月比+0.38%、市場予想同+0.40%に対し、12月実績同+0.74%!

より重要な前年比は11月実績+10.56%、市場予想同+11.46%に対し、12月実績同+11.84%!
 

トルコ12月消費者物価コア指数

11月実績前年比+9.25%、市場予想同+9.60%に対し、12月実績同+9.81%!
 

大注目のトルコ12月消費者物価指数(≒インフレ率)。

結果は…、悪いです(涙

前月比、前年比ともに市場予想を上回り、インフレ率の上昇傾向が見て取れます。
 

 

理由は政策金利の大幅な利下げが相次いだこと。

金利が下がり、国民はお金を借りやすくなっています。

まあ民間銀行はまだリスクを感じており貸し渋ってはいるのですが、逆に政府系銀行はどんどんお金を貸し出しています。
 

そのため建設、特に住宅販売が好調。

小売売上高も息を吹き返しています。

トルコ経済が活気づいてきているのです!

はい、その結果インフレ率は順調に上昇してきました(涙
 

今はまだインフレ率を重点的に抑え込む時期だと思いますけどね。

支持率が急低下しつつあるあるエルドアン大統領には、経済の不調・不景気が耐えられなかったのでしょう。

インフレ上昇で物が買えない状況になれば、もっと支持率が落ちると思うのですが…。
 

このインフレ率+11.84%。

結果的に見れば、10月に発表されたトルコ政府の新たな「新経済計画」での2019年末のインフレ目標+12%とほぼ同値に。

【インフレ目標】
2019年:+12.0%
2020年:+*8.5%
2021年:+*6.0%
2022年:+*4.9%
 

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トルコリラとメキシコペソのFXブログ-疑問・質問
 

さらに10月31日に発表したトルコ中央銀行四半期インフレ報告書での2019年末インフレ率予想+12.0%ともほぼ同値です。

【インフレ目標】
2019年:+12.0%
2020年:+*8.2%
 

逆に言えば凄いな、予想通りだな、と言うことなのですが、上記グラフ通りここ2カ月は上昇に転じているのが気がかりです。
 

下記、原油価格も

  • 米中貿易協議第一弾合意
  • 世界経済そこまで落ち込まない期待
  • アメリカVSイラン、中東の地政学リスク上昇

から、原油価格は1バレル=60ド台を突破して上昇傾向です。

良い傾向ではありませんね(涙
 

消費者物価指数とは

商品や受けるサービスには価格があり、その時々によって高くなったり安くなったりしています。

これら商品の価格を消費者物価と言い、その平均的な動きを測定したものを「消費者物価指数」と言います。

消費者物価コア指数とは、その中から季候の変動などの影響を受けやすい生鮮食品とエネルギー価格を除いたもの、のことを言います。

 

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トルコ12月生産者物価指数

トルコ12月生産者物価指数

11月実績前月比-0.08%に対し、12月実績+0.69%!

より重要な前年比は11月実績+4.26%に対し、12月実績+7.36%!

 
生産者物価指数も、前月実績・市場予想を上回り、良くない結果となっています。

  • エネルギー価格の上昇
  • 経済活性化による物価高
  • 通貨安(ドル/トルコリラ、ユーロ/トルコリラでトルコリラ安)による輸入物価の上昇

が主な原因でしょう。
 

特に対米関係悪化、シリア問題、リビア派兵など、トルコの政治外交的要因からドル/トルコリラ、ユーロ/トルコリラでトルコリラ安が進み、原材料の輸入物価が上昇していることが問題です。

それによりただでさえ上昇傾向の原油価格が、トルコリラ安でますます高くなっています。
 

下にも書きましたが、原油価格が1バレル=60ドル台に上昇してくると、トルコ的には厳しくなってきます。

このトルコリラFXブログでも何度も言っているように、トルコは資源のない国なので、原油などのエネルギーのほとんどを輸入に頼っています。

つまりこのまま原油価格が上昇すれば、トルコのインフレ率も上昇していく可能性が高いのです。

逆に原油安が続くと、消費者物価指数(≒インフレ率)・生産者物価指数も低下していきます。

トルコのインフレ率低下=トルコリラ高となるので、今後も原油高には要注意ですね。
 

原油価格は産油国でもないトルコがどうこうできる価格ではないですが、政治外交方面では投資家に安心感を持たせるように行動すればトルコリラ高に結びつきます。

具体的には、アメリカと仲良く、他国とも仲良く、天秤を書けるのならアメリカ・ユーロ圏と仲良く、ロシア・中国とそれなりにです(笑

現実的な話、トルコはお金がない国なので、お金を持っている国とは仲良くやっていかなければいけません。
 

色々言いましたが生産者物価指数は消費者物価指数(≒インフレ率)の先行指数です。

何故なら、この12月生産者物価指数は、来月や再来月の消費者物価指数に影響を与えます。

(12月に作られた商品は、今年1月もしくは2月あたりに消費者に届き、購入されていくため)

このままだと来月再来月の消費者物価指数(≒インフレ率)も厳しそうです(涙
 

生産者物価指数とは

消費者物価指数との違いは文字の通り、消費者側から見た数値(買う側・受け取る側⇒消費者物価指数)か、生産者側から見た数値(提供する側・販売する側⇒生産者物価指数)かの違いです。

(生産者が出荷した時、サービスを提供する時の値段は生産者物価指数となります)

そして、生産者物価指数もインフレの指標となる経済指標です。

 

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原油価格も上昇中

上にも書きましたが、トルコの貿易赤字・経常赤字、そしてインフレ率の高止まりの原因ともなっている最大の原因とも言えるのが原油価格

米中貿易戦争の長期化懸念、欧州経済の混乱などから、1バレル=50ドル台半ばでうろうろしていましたが、12月は

  • 米中貿易協議第一弾合意
  • 世界経済はそこまで落ち込まないのではないか
  • 中東の地政学リスク上昇

などにより徐々に1バレル=60ドル台を突破してしまいました。
 

1月に入ればシリア問題がメインだった中東の地政学リスクに、イラン革命防衛隊コッズ部隊のスレイマニ司令官らをアメリカ軍が空爆により殺害したことからアメリカVSイランの構図も急浮上し、訳の分からない展開となっています。

先行き不透明で原油価格はさらに上昇中です。
 


 

トルコは資源のない国なので、原油価格の上昇は貿易赤字・経常赤字拡大、輸入物価上昇・インフレ率上昇につながります。

当然トルコ経済・トルコリラにとってはマイナス要因です。

逆に、原油価格の下落は貿易黒字・経常黒字化、輸入物価下落・インフレ率低下につながります。

当然トルコ経済・トルコリラにとってはプラス要因です。
 

現在、残念ながら原油価格は上昇基調となっています。

電気・ガスの値上がりに加え、原油価格も値上がりとなればインフレ率がさらに上昇することは目に見えています

地政学的に地域が、そしてトルコの政治が外交が安定すれば、トルコリラの値が上がると言うものです。
 

トルコリラの値が上がれば、輸入物価も下がりインフレ率も下がります。

インフレ率が下がれば、トルコリラの値も上がると言うものですが…。

トルコにとってトルコリラにとって重要だぞ原油価格!

頑張れ原油価格(笑
 

こういう記事を書くと高金利3通貨のうち原油輸出国の通貨でもあるメキシコペソの優等生ぶりが分かるというものでしょう(汗

 

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消費者物価指数でトルコリラ

トルコ12月の消費者物価指数・生産者物価指数でトルコリラがどうなったかと言うと…。

ドル/トルコリラ

現在、1ドル=5.9723トルコリラくらいでしょうか。
 
節目である1ドル=6.0トルコリラに近づいてきました。

108÷6.0=18.0

1ドル=6.0トルコリラ、1ドル=108円で計算すると、1トルコリラ=18.0円となります。

節目の1ドル=6.0トルコリラ、1トルコリラ=18.0円を突破するかどうかの瀬戸際ですね。

トルコリラはリスク回避時には真っ先に売られやすい通貨です。

良くない状況です(涙

ドル/円

1ドル=108円10銭くらいでしょうか。
 
一時108円を下回りましたが108円付近では買いが入っており、底堅い展開が続いています。

言ってしまえばリスク回避によるドル高円高により、均衡が保たれている展開となっています。

それでもドル高より円高の方が強いため、円高となっていますが、下値は堅い堅い(笑

アメリカ株価は崩れる気配も今のところなく、大崩しない以上、ドル円も崩れないのではないでしょうか(笑

トルコリラ/円

1トルコリラ=18円08銭くらいでしょうか。
 
上にも書いた1ドル=6.0トルコリラ、1ドル=108.0円の攻防により、トルコリラ円も1トルコリラ=18.0円の攻防が続いています。

エルドアン大統領もトルコリラ安は、トルコにとってもトルコ経済にとっても、そして大統領の支持率にとっても良くないことだと経験則で分かっているものだと思いますが、また同じことを繰り返そうとしていますね。

未だに政策金利の利下げが必要利下げが必要、と繰り返し言っていますが、利下げできる状況ではないですね。

良くて現状維持。

どちらかと言うと利上げが必要なレベルです。

是非決断(利上げ容認)して欲しい!

そしてトルコリラ…、頑張れよ…。

 
現状図で表すと、現状は円>ドル>トルコリラですかね。

ただまあトルコリラは横横展開でもスワップポイントが入ってくるので、それはそれで良いのですけどね(笑
 

トルコリラはここ1年はむしろ安定しています。

ただ…、トルコリラはスワップポイントの高さから買いポジションに偏りがちです。

しかもボラティリティーも高い通貨ですので、短期筋や投機筋に狙われやすい通貨とも言えます。

つまり…資金管理は厳密にね♪
 

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トルコリラは値動きが激しくてリスクがあって怖い…と言う方。

それならばメキシコペソは如何でしょうか?

メキシコの政策金利は現在7.25%(2020年1月7日現在)。

なによりメキシコはトルコや南アフリカよりも安定していることが大きな魅力です♪
 
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