トルコリラとメキシコペソのFXブログ-物価・インフレ率

トルコのインフレ率一桁8.55%!格付けも微増…2019.10消費者物価指数

トルコリラとメキシコペソのFXブログ-物価・インフレ率

トルコのインフレ率は順調に低下中

12月政策金利の大幅利下げもあるな

 

トルコのイベント&経済指標の中で個人的に一番重要と思っているのが政策金利(トルコ中央銀行の声明含む)発表。

そして二番手に来るのが経常収支とこの消費者物価指数(≒インフレ率)です。

トルコ経済・トルコリラに直結する重要指標だけに、否が応でも注目が集まります。

そのトルコ2019年10月消費者物価指数は如何に!

気になる次回政策金利発表は12月12日!
 

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トルコ10月消費者物価指数

トルコ10月消費者物価指数

9月実績前月比+0.99%、市場予想同+2.10%に対し、10月実績同+2.00%!

より重要な前年比は9月実績+9.26%、市場予想同+8.60%に対し、10月実績同+8.55%!
 

トルコ10月消費者物価コア指数

9月実績前年比+7.54%、市場予想同+7.00%に対し、10月実績同+6.67%!
 

大注目のトルコ10月消費者物価指数(≒インフレ率)。

結果は…、うーん、対前月比で上昇しているのが気になりますが、前年比では前月の+15.01%⇒+9.26%ほどのインパクトはないものの、それでも着実に低下中の+8.55%!

コアインフレ率も0.9%近くさらに下げていて、素晴らしい結果です♪
 

 

トルコは、電気料金が7月から約15%値上げされたのに続き、8月からは天然ガスの価格も約15%値上げされました。

(選挙目当ての)大都市圏での食料品の戦略的値下げもとっくに終わっています。

トルコ人の方のTwitterでは、「エネルギー価格の上昇が本当に厳しい、今から冬を越せるのかが心配」と言った声もありました。

通常、電気・ガスなどのエネルギー価格が値上げされると、他の色々な物も結果的に値上げされていきます。

そんな中でも着実にインフレ率は下がっています!

(そのインフレ率正しいの?という意見もいただきましたが、トルコ統計局が「こうです」と発表した以上「そうです」としか言いようがない…)
 

これは10月31日に発表したばかりのトルコ中央銀行四半期インフレ報告書での2019年末インフレ率予想12.0%を下回っています。

【インフレ目標】
2019年:12.0%
2020年:*8.2%
 

また同じく先月10月に発表されたトルコ政府の新たな「新経済計画」での2019年末のインフレ目標12%をも下回っています。

【インフレ目標】
2019年:12.0%
2020年:*8.5%
2021年:*6.0%
2022年:*4.9%

2020年末のインフレ目標値の8.2% and 8.5%も2019年内に達成しそうな勢いです♪

 

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トルコリラとメキシコペソのFXブログ-疑問・質問

 

さらにトルコの貿易赤字・経常赤字、そしてインフレ率の高止まりの原因ともなっている原油価格

一時はサウジアラビアの石油施設へのテロ攻撃・中東の地政学リスク上昇により、1バレル=63ドル以上に急騰していました。

しかし当局による迅速な復旧作業と、世界経済の減速懸念再燃により、10月の原油価格はむしろテロ攻撃前よりも値を下げる展開となっています。

米中貿易戦争の長期化懸念、欧州経済の混乱などから、1バレル=50ドル台半ばでうろうろしています。

 

 

トルコは資源のない国なので、原油価格上昇貿易赤字・経常赤字拡大、輸入物価上昇・インフレ率上昇につながります。

当然トルコ経済・トルコリラにとってはマイナス要因です。

逆に、原油価格下落貿易黒字・経常黒字化、輸入物価下落・インフレ率低下につながります。

当然トルコ経済・トルコリラにとってはプラス要因です。
 

直近の原油価格は下落傾向となっています。

電器・ガスが値上がりしている中、原油価格が下がってくれればインフレ率の低下もさらに見込めると言うものです。

特にトルコの場合、インフレ率が収まってくれば国内消費(内需)も期待できます!

(トルコの政治と外交が問題を起こさなければ)今後のトルコ経済・トルコリラにも期待が持てるというものです♪
 

消費者物価指数とは

商品や受けるサービスには価格があり、その時々によって高くなったり安くなったりしています。

これら商品の価格を消費者物価と言い、その平均的な動きを測定したものを「消費者物価指数」と言います。

消費者物価コア指数とは、その中から季候の変動などの影響を受けやすい生鮮食品とエネルギー価格を除いたもの、のことを言います。

 

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トルコ10月生産者物価指数

トルコ10月生産者物価指数

9月実績前月比+0.13%に対し、10月実績+0.17%!

より重要な前年比は9月実績+2.45%に対し、10月実績+1.70%!

 
生産者物価指数も、前月比では少し上昇してしまいましたが、前年比ではさらに下がって+1.70%!

アメリカが前年比で、8月+1.80%、9月+1.40%。

アメリカと同じくらいまで下がってきました♪
 

05月PPI:28.71%
06月PPI:25.04%
07月PPI:21.66%
08月PPI:13.45%
09月PPI:*2.45%
10月PPI:*1.70%

と、疑いたくなるくらい劇的に低下しています(苦笑

(生産者物価指数についても、その数値正しいの?という意見もいただきましたが、トルコ統計局が「こうです」と発表した以上「そうです」としか言いようがない…)
 

まあ理由は前年10月の生産者物価指数が前年比++45.01%と記録的な悪さだったからですけどね(苦笑

そう、去年8月のトルコショックが尾を引いています。

記録的な通貨暴落により、モノの値段は暴騰!

その数値にも納得です。
 

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トルコリラ円スワップFXブログ-涙
 

まあ結果はどうであれ、喜ばしいのは確か(笑

何故ならばこの10月生産者物価指数は、来月や再来月の消費者物価指数に影響を与えます。

(10月に作られた商品は、11月-12月あたりに消費者に届き、購入されていくため)
 

さらに上記通り、現在原油価格も安値で安定しています。

現在も1バレル=50ドル半ばと、トルコ的には嬉しい価格です。

このトルコリラFXブログでも何度も言っているように、トルコは資源のない国なので、原油などのエネルギーのほとんどを輸入に頼っています。

つまりこのまま原油安が続くと、消費者物価指数(≒インフレ率)・生産者物価指数も低下していきます。

逆に原油価格が上昇すれば、トルコのインフレ率も上昇していく可能性が高いです。

トルコのインフレ率低下=トルコリラ高となるので、今後も原油高には要注意ですね。

…まとめると、来月再来月の消費者物価指数(≒インフレ率)にも期待ができそうです♪
 

生産者物価指数とは

消費者物価指数との違いは文字の通り、消費者側から見た数値(買う側・受け取る側⇒消費者物価指数)か、生産者側から見た数値(提供する側・販売する側⇒生産者物価指数)かの違いです。

(生産者が出荷した時、サービスを提供する時の値段は生産者物価指数となります)

そして、生産者物価指数もインフレの指標となる経済指標です。

 

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Fitch、トルコの格付け見通しを安定的に

国際信用格付け機関フィッチ・レーティングスが、トルコの信用格付けを「BB−」にアップグレードして見通しをネガティブから安定的に修正した。
 

フィッチ・レーティングスから出された声明では、トルコが経済の進展を見せていると明かし、7月以降マイナスリスクに軽減が見られると述べられた。

経常収支の改善、外貨準備金の増加、経済成長の継続、インフレ率の低下がこれに効果をもたらしたと強調された。

またこの進展で金利の引き下げ、トルコリラの再評価、より支援的なグローバルな資金調達条件の構築と共にアメリカがシリアを巡ってトルコに対して下した制裁決定の撤回も効果をもたらしたと述べられた。
 

フィッチ・レーティングスから出された声明では、トルコリラが7月以降アメリカドルに対して安定を保っているとも強調された。

フィッチ・レーティングスは、トルコの2019年度の成長見込みも上方修正し、0.3%から0.8%に引き上げた

同じくトルコの来年(2020年)の成長予測は3.1%、2021年は3.6%と発表した。

 

引用元:トルコ・ラジオ・テレビ協会

 
嬉しい記事ですね。

何気に今年の経済成長がプラスで着地しそうなのも喜ばしい限りです♪
 

フィッチ・レーティングスによるトルコの格付けは、

格付け:「BB-」⇒据え置き
見通し:「ネガティブ」⇒「安定的」

と、格付け自体は据え置きですが、見通しが引き上げられています。
 

格付け「BB-」の中にさらに見通しと言うクラスがあるのですが、内容は

ポジティブ
安 定 的
ネガティブ

となっており、今回トルコは一段階引き上げられた、と言う形です。

まあ…所詮はまだジャンク債なんですけどね(涙
 

トルコの格付け

今回フィッチ・レーティングスのトルコの見通しが引き上げられた訳ですが、ここで世界3大格付け会社であるムーディーズ、S&P、フィッチの各格付けを見ていきましょう。

現に11月2日現在の世界三大格付け会社によるポーランドの格付けは、
 

Moody’s

S&P

Fitch

A2 or A

ポーランド

A3 or A-

メキシコ

ポーランド

ポーランド

Baa1 or BBB+

メキシコ

Baa2 or BBB

メキシコ

Baa3 or BBB-

南アフリカ

Ba1 or BB+

南アフリカ

Ba2 or BB

南アフリカ

Ba3 or BB-

トルコ

トルコ

B1 or B+

トルコ

 
となっています。

ちなみに、Baa3 or BBB-以上が投資適格級

Ba1 or BB+以下がいわゆるジャンク級です。
 

トルコ…まだまだ厳しい(涙

まあ、だからこその高金利なのですけどね…。

高金利3通貨のうち、メキシコペソの優等生ぶりが分かるというものでしょう(汗

 

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消費者物価指数でトルコリラ

トルコ10月の消費者物価指数・消費者物価指数でトルコリラがどうなったかと言うと…。

ドル/トルコリラ

現在、1ドル=5.7610トルコリラくらいでしょうか。
 
指標発表後はインフレ率の低下を好感して、1ドル=5.6563トルコリラドル安トルコリラ高に進みました。

しかしインフレ率がさらに下がった⇒政策金利も下がるかも…と言う警戒感。

そしてアメリカの経済指標が予想を上回る結果が相次ぎドル買い(ドル高)が進んでいます。

なかなか上手くいきませんね(涙

ドル/円

1ドル=109円15銭くらいでしょうか。
 
アメリカ10月のISM非製造業景況指数が、

前月:52.6
予想:53.5
確報:54.7

と、前月実績・市場予想ともに上回ったことから米国債利回りは上昇!

ドル円は109円を回復しています。
 
アメリカ株価もNYダウ、ナスダックとも最高値更新!

連日の最高値更新ですね♪

リスクオン(リスクを取ってでもリターンを得る)相場となっています。

ドルはやればできる子!頑張る子!

目指せ110円!

トルコリラ/円

1トルコリラ=18円94銭~95銭くらいでしょうか。
 
「ドル高円安」が進んでいますが、「ドル高トルコリラ安」も進んでいるため、結果ほぼ変わらず。

1トルコリラ=19円手前でうろうろしている印象ですね。

明確に19円を突き抜け、維持するには何かポジティブ材料が欲しいところ。

ただまあトルコリラは横横展開でもスワップポイントが入ってくるので、それはそれで良いのですけどね(笑
 
現状図で表すと、現状はドル>円=トルコリラですかね。

トルコリラ…、頑張れよ…(笑
 

トルコリラはここ1年はむしろ安定しています。

ただ…、トルコリラはスワップポイントの高さから買いポジションに偏りがちです。

しかもボラティリティーも高い通貨ですので、短期筋や投機筋に狙われやすい通貨とも言えます。

つまり…資金管理は厳密にね♪
 

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トルコリラ円取り扱いFX会社を選定する際にとても重要な最新のトルコリラ円スワップポイント比較ランキングを作成していますのでを見てくださいね♪

 

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トルコの政策金利は現在14.00%(2019年11月4日)。

高金利通貨として人気のオーストラリアドルニュージーランドドル、そして南アフリカランド

最近人気を高めつつあるメキシコペソなどの他の高金利通貨に比べてもスワップポイントが高く、大きな見返りが期待できる魅力が人気となっています。

 
トルコリラは値動きが激しくてリスクがあって怖い…と言う方。

それならばメキシコペソは如何でしょうか?

メキシコの政策金利は現在7.75%(2019年11月4日現在)。

なによりメキシコはトルコや南アフリカよりも安定していることが大きな魅力です♪
 
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毎週更新していますので是非、参考にしてみてください。
 

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