トルコリラ対ドル対ユーロ最安値更新

1ドル=3.50トルコリラを超える最安値を更新

トルコリラ対ドル対ユーロで最安値更新

12月01日、我らがトルコリラは一段安に展開となり、対ドル、対ユーロで過去最安値を更新しました。

トルコリラは1ドル=3.50トルコリラを抜けて下落。

今年になって年初来の下落率は17%に達しています。

この時の1トルコリラは32.4円程度。

トルコリラ円の最安値は11月09日の米国大統領選挙にてトランプ候補勝利時の1トルコリラ=30.65円ですから、まだ大丈夫です。

管理人含めトルコリラ/日本円(TRYJPY)ポジション派の人にとっては特に問題ない、と思われがちですが、結構大問題だったりします。

クロス円とドルストレート

日本円は世界の主要通貨と言って良いほどメジャーな通貨です。

対してトルコリラは新興国通貨と呼ばれ、マイナーな通貨になります。

と、言うのが理由と言う訳ではないのですが、日本円とトルコリラは直接取引をしていません

世界の基軸通貨はあくまで米国ドルで、米国ドルと日本円は直接取引(ドルストレート)をしていますが、日本円とトルコリラは直接取引をしていないのです。

ではどういう取引をしているかというと、基本的に米国ドルを円で購入。

その米国ドルでトルコリラを購入し(クロス円)取引しているのです。

(まあ、実際は面倒くさいので、米国ドル/円(USD/JPY)と米国ドル/トルコリラ(USD/TRY)のレートを掛け合わせて、トルコリラ/円(TRY/JPY)を算出しています)

何故最安値更新?

米国経済は絶好調です。

各種主要経済指標は堅調に推移し”○○年△△月以来の高水準”という枕詞が付くくらいです。

また、トランプノミクス(トランプ次期米国大統領による大型減税・大規模インフラ投資などの経済政策)への期待から、株高、ドル高、金利高となっています。

12月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げ(政策金利の引き上げ)は間違いないでしょう。

一方トルコ経済は、経済は停滞(隣のシリアで戦争やってますからね)。

またエルドアン大統領の強権などからくる政情不安も出てきています。

そうすると市場は、金利は高いものの不安定なトルコから資金を引き揚げ、安全で金利の上昇も見込める米国につぎ込んでいるのです。

トルコリラさらなる利上げも

先週、トルコ中央銀行は予想に反して利上げを実施ました。

しかしトルコリラ安は止められず、(対ドルでは)さらに下落。

その為市場では、今回のトルコリラ下落により、さらなる利上げなどのトルコ中央銀行への対応を求める圧力が強まりつつあります。

大統領周辺は利上げに反対

エルドアン大統領の権限が大幅に強化される、任期が2029年まで延長される、ことが可能になる憲法改正の準備が進んでいます。

そうなると国民の受けが悪い利上げはエルドアン大統領にとって都合が悪く、利下げ圧力をさらに強めていくことが予想されます。

トルコリラ安を食い止めるために政策金利の引き上げ(利上げ)したい、トルコ中央銀行。

憲法改正の国民投票実施もあり、政策金利の引き下げ(利下げ)したい、エルドアン大統領政権側。

素人考えでも可能性が高いのは、17年夏に実施とも言われている国民投票後の利上げでしょう。

(実際は直ぐにでもトルコリラ安を止めないといけないのですけどね)

トルコリラ円の結論

トルコ中央銀行による、さらなる利上げも見込めそうな雰囲気です。

買うなら今!

管理人はボーナス出たら買い増しします!

あ、もちろんロスカット(強制決済)されないようにリスク管理は、きちんと考えて行いますよ♪

GMOクリック証券 マネーパートナーズ
スワップポイントはいつでも引き出し(出金)可能!