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トルコ政策金利を3会合ぶり据え置きでリラ上昇♪

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トルコ中央銀行、政策金利を3会合ぶりに据え置き

 

トルコ中央銀行政策金利

現在:17.00%
予想:17.00%
結果:17.00%
 
2021年1月の会合では、政策金利を3会合ぶりに据え置き!

 

トルコ中央銀行は21日、政策金利を3会合ぶりに据え置きました。

一部では、エルドアン大統領の利下げ圧力により、利下げ観測もあったので市場は一安心。

トルコ中央銀行の独立性が保たれたと、トルコリラも僅かながら上昇しています。
 
まあトルコリラはその高い金利からスワップポイントが高いので、横横でも十分なのですが、上昇してくれればなおありがたいです(^^♪
 

※:注意
この読まれている記事は最新の情報(現在のトルコ政策金利記事)ではありません。

最新のトルコ新政策金利情報を知りたい場合は、下の記事を参照ください。
 

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トルコ中銀、政策金利を3会合ぶりに据え置き

トルコ中央銀行は21日、金融政策決定会合を開き、主要な政策金利の1週間物レポ金利を年17%で据え置くと決めた。

アーバル総裁が就任して以降、2会合連続した利上げは打ち止めとなった。
 

市場予想は据え置きだった。

通貨トルコリラは発表後、対ドルで小幅に下落した後、反発した。

トルコ中銀は声明で「長期的なインフレ率の下降がみられるまで、断固として引き締め策を続ける」と述べた。
 

トルコリラは昨年、実質的なマイナス金利状態や不透明な経済・金融政策が嫌気されて下落を続けた。

アーバル氏は就任した昨年11月以降、政策金利を計6.75%引き上げ、既に足元のインフレ率(14.6%)を上回っていた。

トルコリラは11月上旬に付けた対ドルの最安値圏から1割強回復した。
 

トルコ中銀の金融政策に公然と介入していたエルドアン大統領は、景気を刺激する低金利政策を好むことで知られる。

15日にも「利下げでインフレを抑制する」とする独自の持論を繰り返したが、当面はアーバル氏が金融政策の裁量を握っているとの見方が市場で広がっている。

 

引用元:日本経済新聞

 
結果、トルコの政策金利は、

トルコ中央銀行 1週間物レポ金利(=政策金利)

前回実績17.00%、市場予想17.00%に対し、実績17.00%!
 

エルドアン大統領は15日、「高金利は何の役にも立たない」

「高金利を誇りに思うべきではない」

「本当の課題は政策金利を引き下げることでインフレを低下させることだ」

と現在のトルコの高金利政策を批判し、トルコ中央銀行に利下げを要求していました。

そのため冒頭に書いた通り、市場予想は17.00%で据え置きも、一部には「もしかしたら利下げもあるのでは…」との声も聞かれていました。
 

金利下げたらインフレが上がったろうが!

その謎理論、何度も失敗しただろうが!

せっかく上手くいっているんだから、エルドアン大統領はもう黙っててくれないかな!

…興奮して言葉が汚くなったことを深くお詫びいたします。

でも、それにも屈せずトルコ中央銀行が利下げせずに良かった(^^♪
 

声明でも長期にわたって金融政策の引き締めスタンスを維持する」との方針を示し、近い将来に利下げに転じる可能性が低いことを示唆したうえ、「必要なら追加利上げを行う」と明言しました。

この文言は市場を安心させました。
 


 
結果、市場も安堵し、トルコリラも上昇。

今でも1トルコリラ=14円台を維持しています。

まあドル安って言う側面もありますが、ドル安円高にも動いているので、トルコリラ高なのは間違いありません。

メキシコペソや南アフリカランドは下落しているので、ひときわトルコリラの強さが光ります(^^♪
 

ただ安心してばかりもいられません。

昨年12月の消費者物価指数(CPI≒インフレ率)は、前年比14.60%と、高い伸び率を示してしまいました。

本来なら今会合も利上げすべきです。

しかし、昨年11月と12月の直近2会合での大幅な利上げ(合計6.75%)の効果が、今後に出てくることで、インフレ率も落ち着いてくる、と判断したとみられています。

是非そうなって欲しいものです。

 

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高金利通貨国の実質金利

今回の政策金利の据え置きでトルコの実質金利は、政策金利17.00%-インフレ率14.60%=+2.40%!

新型コロナウイルスの影響により各国金融緩和に動いており、総低金利時代に突入している中でこの高金利は凄い!

実質金利は大きくプラスになっています。

スワップポイントが楽しみです♪
 

上記日本経済新聞には、エルドアン大統領も当面はアーバル中銀総裁の金融政策を容認・黙認するするのでは…みたいなことが書かれています。

トルコ中央銀行・アーバル中銀総裁にはインフレ率を抑えるためにも、この高金利政策を続けて欲しいものです(^^♪
 

さて気を取り直して、他の高金利通貨国の実質金利がどうなっているかと言うと、

同じく高金利通貨と言われる南アフリカのインフレ率は+3.10%

政策金利3.50%-インフレ率3.10%=+0.40%!

(1月21日:南アフリカも政策金利を3.50%に据え置き)
 

メキシコのインフレ率は+3.15%です。

政策金利4.25%-インフレ率3.15%=+1.10%!
 

南アフリカもメキシコも一時期の高金利通貨っぷりは影を潜めていますが、それでも十分プラスで高い!

特にメキシコは利下げがあるかもしれないくらいの実質金利の高さです。

そんな中でもトルコの+2.40%と言う高金利っぷりはやっぱり凄い!

これでトルコのインフレ率が下がってきてくれたら、ますますトルコリラ投資への旨味が…(笑

 

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政策金利発表でトルコリラ

トルコの政策金利発表で、トルコリラがどうなったかと言うと…。

ドル/トルコリラ

現在、1ドル=7.3769トルコリラくらいでしょうか。
 

週初めの18日月曜日には7.50を超えていたので、ドル/トルコリラは大きくドル安トルコリラ高に動いていることになります。

まあ今までリスクオンのドル全面安の展開の中、トルコリラだけがさらに安、と言っていた状況だったのが、ようやく安定してきた、と言えるかもしれません(;^_^A

何にせよ、良い方向に向かっているのは確かです。
 

アーバル総裁はインフレを抑制する姿勢を示し、また実際に行動して見せました。

このような姿勢を積み重ねることにより、トルコ中銀への市場の信頼が少しでも高まっていけば、トルコリラにとってプラス材料となることでしょう♪

ドル/円

1ドル=103円54銭くらいでしょうか。
 

アメリカの12月住宅着工件数が前月比で+5.8%と、市場予想の同+0.8%を大きく上回る2006年以来の高水準となったこと。

また1月のフィラデルフィア連銀製造業景況指数も予想11.5に対し実績26.5と、大きく改善したことからアメリカ長期金利が上昇。

ドル買い円売りにつながりました。
 

株価もナスダック総合指数がまたまた史上最高値を更新するなど、堅調に推移しています。

トルコリラ/円

1トルコリラ=14円03銭くらいでしょうか。
 

ドル/トルコリラは頑張っていますが、ドル/円の値が重いため、トルコリラ/円も上昇しきれていません。

リスクオンで円安は良いのですが、同じくリスクオンでドル全面安となっています。

まあ、かと言ってリスクオフのドル高になれば、同じく円高になるのでもどかしいですが…。

ここはやはりトルコリラに頑張って貰いましょう(笑
 

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この記事を見られているってことはトルコリラに興味があるってことですよね?

気になるなら悩むよりも時間を味方に、早く始めることが重要だと思います♪

 

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