トルコリラとメキシコペソのFXブログ-物価・インフレ率

インフレ上昇もトルコリラは横ばい♪2020.12消費者物価指数

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トルコのインフレ率がさらに上昇!

中銀への信頼かトルコリラは横ばい

 
トルコ経済の回復とともに急上昇しだしたインフレ率。

インフレ率が上昇するということは通貨(トルコリラ)の価値が減少する(通貨安になる)ということです。

通貨安となれば輸入物価が上がる訳で、ますますインフレ率が…と負のスパイラル状態のトルコ。

そのインフレ率を抑え込むために政策金利を17.00%とした訳ですが…。
 

そんな中、先日トルコのイベント&経済指標の中で個人的に二番目に重要な消費者物価指数(≒インフレ率)が発表されました。

(一番重要と思っているのは政策金利(トルコ中央銀行の声明含む)発表)
 

トルコ経済・トルコリラに直結する重要指標だけに、否が応でも注目が集まります。

そのトルコ2020年12月消費者物価指数は如何に!

そして気になる次回政策金利は早くも1月21日発表!
 

※:注意
この読まれている記事は最新の情報(現在のトルコ消費者物価指数≒インフレ率の記事)ではありません。

最新のトルコ消費者物価指数≒インフレ率情報を知りたい場合は、下の記事を参照ください。
 

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トルコ12月消費者物価指数

トルコの昨年12月の消費者物価指数(CPI)は予想を上回る伸びとなった。

エネルギーコストの上昇やトルコリラ安の影響持続が主因。
 

12月のCPIは前年同月比14.6%上昇と、ブルームバーグが調査したアナリストの予想中央値(14.2%上昇)を上回り、11月の14%上昇からインフレが加速した。

前月比では1.25%の上昇で、別の調査の予想中央値(0.9%上昇)を上回った。

 

引用元:bloomberg

 
結果、消費者物価指数(≒インフレ率)は、

トルコ12月消費者物価指数

11月実績前月比+2.30%、市場予想同+0.90%に対し、12月実績同+1.25%!

より重要な前年比は11月実績+14.03%、市場予想同+14.20%に対し、12月実績同+14.60%!
 

トルコ12月消費者物価コア指数

11月実績前年比+13.26%、市場予想同+13.70%に対し、12月実績同+14.30%!
 

大注目のトルコ12月消費者物価指数(≒インフレ率)。

市場予想を上回り、先月もひどい数値でしたが、さらにひどい数値となっています。

エルドアン大統領はこのインフレ率のヤバさを理解しているのでしょうか?
 

11月に政策金利を15.00%へ。

そして12月には政策金利を17.00%としましたが、さすがに1か月程度ではインフレ抑制の効果がまだ出ていないようです。

ただこの2か月連続利上げが効いているのか、トルコリラはこのインフレ率の悪さでも横ばいです。

 


 

アーバル新総裁の下、積極的な利上げによるインフレ抑制・トルコリラ高誘導の姿勢

後期流動性貸出金利という前時代的な分かりにくい制度廃止と、トルコ中銀の金融政策正常化期待

また新しく就任したエルバン財務大臣が「インフレとの戦いでは断固とした姿勢を示す」「トルコ中銀の金融政策を支持する」と八減するなど、中銀と政府が一体となってインフレ率を抑制する姿勢を見せたことが好感されているかのかもしれません。

(まあ…上記が普通なんですけどね(;^_^A)
 

ただ、トルコのインフレ率は2021年内中に1桁台に低下する可能性は低いとの声は多く聞かれています。

実際ビルバオ・ビスカヤ・アルヘンタリア銀行グループもトルコ中銀による引き締めスタンスは少なくとも2021年末まで維持されるだろう、と語っています。

トルコ国民には申し訳ないですが、結果としてトルコ中銀の引き締め姿勢継続でトルコリラ安抑制・高スワップポイント維持となればトルコリラホルダーにとっては万々歳なのですけどね(;^_^A

 

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実質金利は十分プラス

実質金利とは、名目金利から物価上昇率を差し引いた金利のことを指します。

簡単に言えば、主に政策金利から消費者物価指数・前年比を引いた数値のことですね。
 

今回の消費者物価指数発表でトルコの実質金利は、

17.00%-14.60%=+2.40%となりました。

実質金利はプラスです(笑
 

さて2020年12月のインフレ率は+14.60%となりました。

10月28日に発表された最新のトルコ中央銀行インフレレポートによると2021年末インフレ率予想は+6.2%から引き上げ+9.4%に修正しています。

上にも書きましたが、2021円末に1桁台に収まっているか疑問ですが、収まって欲しいとは思っています。

それも無理やり下げる(政府公営の販売所を作り税金補填して安く売ったり、販売店に泣き寝入りさせて無理やり安く売ったりする)のではなく、自然なやり方でです。
 

ただ、インフレ率を抑えるために利上げすると、ただでさえ見通しの暗いトルコ経済がさらに不透明になってしまいます。

トルコ経済を明るく照らすには利下げすると、今度はさらにインフレ率が上昇してしまいます。

トルコ中央銀行と財務省は難しいかじ取りを迫られそうです。
 

消費者物価指数とは

商品や受けるサービスには価格があり、その時々によって高くなったり安くなったりしています。

これら商品の価格を消費者物価と言い、その平均的な動きを測定したものを「消費者物価指数」と言います。

消費者物価コア指数とは、その中から季候の変動などの影響を受けやすい生鮮食品とエネルギー価格を除いたもの、のことを言います。

 

トルコ12月生産者物価指数

トルコ12月生産者物価指数

11月実績前月比+4.08%、12月実績+2.36%!

より重要な前年比は11月実績+23.11%、市場予想+22.10%に対し、11月実績+25.15%!
 

生産者物価指数も…これまた酷い(涙

市場予想を大きく上回っています。

これでは製造して市場に出回る2カ月後~3カ月後の消費者物価指数(インフレ率)が心配です。

こちらも消費者物価指数と同じように、今までのトルコリラ安から原材料の輸入物価が上昇していることが問題です。
 

トルコの経済構造は、輸出を1とすると輸入は1.5となります。

つまりトルコリラ高の方がトルコ経済にプラスに働くのです。

当然トルコリラ安だとトルコ経済にマイナスに働きます。

(トルコリラ高だと安く品物を輸入できるためトルコ経済にもインフレにも優しい♪)

 

さらに日本と同様、資源の無いトルコでは、原油・天然ガスなども輸入に頼っています。

その原油・天然ガスの価格も一時期より上昇していることもインフレ上昇に拍車をかけています。
 

色々言いましたが生産者物価指数は消費者物価指数(≒インフレ率)の先行指数です。

何故なら、この12月生産者物価指数は、2カ月後~3カ月後の消費者物価指数に影響を与えるからです。

(12月に作られた商品は、2月もしくは3月あたりに消費者に届き、購入されていくため)

このままだと2021年2月・3月の消費者物価指数(≒インフレ率)も厳しそうです(涙
 

生産者物価指数とは

消費者物価指数との違いは文字の通り、消費者側から見た数値(買う側・受け取る側⇒消費者物価指数)か、生産者側から見た数値(提供する側・販売する側⇒生産者物価指数)かの違いです。

(生産者が出荷した時、サービスを提供する時の値段は生産者物価指数となります)

そして、生産者物価指数もインフレの指標となる経済指標です。

 

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消費者物価指数でトルコリラ

トルコ12月の消費者物価指数・生産者物価指数でトルコリラがどうなったかと言うと…。

ドル/トルコリラ

現在、1ドル=7.3895トルコリラくらいでしょうか。
 

上記通り、トルコ中銀のインフレ抑制姿勢が市場に好感され、悪い指標結果の割には思っていたよりも全然トルコリラは売られてなく、横横展開となっています。

懸念されるエルドアン政権の外交も、12月29日にトルコとイギリス間で自由貿易協定(FTA)が締結されたこともプラス材料となっています。

良かった良かった♪

もしかして今年のトルコリラは期待して良いのかな(苦笑

ドル/円

1ドル=102円80銭くらいでしょうか。
 

アメリカ12月ISM製造業景況指数
前回:57.5
予想:56.8
実績:60.7

と、予想外に上昇。

2018年8月以降2年半ぶり高水準を記録し、活動の拡大と縮小の境目となる50も7カ月連続で上回りました。

つまり製造業は順調な伸びを見せ、回復しています。

気になる雇用面も51.5と11月の48.4から大きく上昇しています!
 
…なのにドル全面安は続き、円も高いまま。

もっと円は安くても良いのに…。

トルコリラ/円

1トルコリラ=13円90銭くらいでしょうか。
 

上記通り、トルコ12月の消費者物価指数は良い数値とは言えませんが、それでも底堅く推移しています。

直近はポジティブ材料が多く、ネガティブ材料と言えば原油高かな?と思うくらいですが、あとはトルコに優しかったトランプ政権から、トルコに厳しい対応を取ることが予想されるバイデン政権で制裁のこととかがどうなるか、でしょうね。

引き続き外交面では要注意です。

頑張れトルコリラ!
 

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トルコの政策金利は現在17.00%(2021年1月6日)。

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気になるなら悩むよりも時間を味方に、早く始めることが重要だと思います♪

 

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