トルコ政策金利は据え置きも中銀ハト派姿勢に転換?

トルコリラとメキシコペソのFXブログ-大損・失敗

次回はいよいよ利下げか?

 

トルコ中央銀行政策金利

現在:19.00%
予想:19.00%
結果:19.00%
 
2021年4月の会合では、政策金利を据え置きも、声明ではハト派転換か?

 
トルコ中央銀行は15日、政策金利を19.00%で据え置きました。

利下げを望むエルドアン大統領がタカ派で金融引き締めを実行するアーバル総裁を更迭し、後任に高金利を批判していたハト派のカブジュオール新総裁を据えて迎えた初めての金融政策決定会合。

予想は据え置きも、もしかしたら利下げするかも…と言う不安の中、予想通り19.00%と据え置かれましたが…。

声明文からはハト派に転換?とも読み取れる変更点も(-_-;)
 

トルコ中銀、政策金利を据え置き

トルコ中央銀行は15日、主要な政策金利の1週間物レポ金利を年19%で据え置くと決めた
 

会合後に公表された声明では、前回あった「必要があれば追加の引き締め策を行う」との文言が削除され、追加利上げの可能性が弱まったとの見方が広がった

声明を受け、トルコリラは一時、ドルに対して前日比で約1%下落した。
 

エネルギーなどを輸入に頼るトルコでは、通貨安はインフレに直結する。

消費者物価の前年同月比でみて、足元で16%台のインフレ率は総裁交代に伴うリラ安で4~5月に一段と高まるとみられている。

中銀が利下げできる環境は遠のいており、市場では利上げの必要性を指摘する声も出ている。
 

トルコでは高インフレに加え、就職を諦めた人などを含む広義の失業率が3割近くにのぼるなど、国民の生活は厳しい。

利上げは景気を冷やしかねない一方、利下げは通貨暴落によってインフレの加速を招きかねないというジレンマに陥っている。

 

引用元:日本経済新聞

 
結果、トルコの政策金利は、

トルコ中央銀行 1週間物レポ金利(=政策金利)

前回実績19.00%、市場予想19.00%に対し、実績19.00%!
 

今回の金融政策決定会合では、政策金利は据え置かれたものの、トルコ中央銀行(TCMB)の考え方・方向性に変化がありました。

具体的には、前回3月18日の会合時の声明では、「長期にわたって金融引き締めスタンスを断固維持し、必要に応じて追加の金融引き締めを行う」としていました。

しかし今回の声明文では「金融引き締めスタンスを維持することにした」「政策金利は引き続きインフレ率を上回る水準に設定する」に変更されています。
 

つまり「断固」と言う強い意志の部分が削除され、また「必要に応じて追加の金融引き締めを行う」の部分も削除されています。

そしてインフレ率を上回っているなら利下げしても良いよね、と言う「政策金利は引き続きインフレ率を上回る水準に設定する」と言う文言が追加されたのです。
 

素人が読んでも「弱気になった」と受け取れる声明文です。

これでは次回利下げされても、「なんで!?」ではなく「やっぱり…」となることでしょう…。

 


 
確かにトルコ経済は厳しいです。

輸出先の欧州経済は新型コロナウイルスの猛威が去っておらず、景気回復にはまだ時間がかかるでしょう。

トルコも景気回復が遅れています。
 

8日に国際通貨基金(IMF)が、今年2021年の世界経済の成長見通しを1月時点の5.5%から6.0%に上方修正しました。

アメリカ経済の成長見通しは5.1%から6.4%に。

メキシコ経済も4.3%から5.0%に上方修正しています。

しかしトルコは6.0%と従来の予測から据え置きです。

トルコ中央銀行に至ってはもっと悲観的で9日に、トルコの今年2021年の成長率を従来予想の4.4%から4.3%に引き下げているくらいです。
 

確かに景気回復・失業率を改善するなら利下げすべきなのですが…。

上記日本経済新聞も語っている通り、トルコの利上げは景気を冷やしかねない一方、利下げは通貨暴落によってインフレの加速を招きかねないというジレンマに陥っています(-_-;)

その辺りアーバル前総裁は上手くやっていたと思うのですが…。

 

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高金利通貨国の実質金利

今回の政策金利の据え置きでトルコの実質金利は、政策金利19.00%-インフレ率16.19%=+2.81%!

今でも各国有数の実質金利で大きくプラスな国になっています。

新型コロナウイルスの影響により各国金融緩和に動いており、総低金利時代に突入している中でこの高金利は凄いです!

今後にちょっと不安がありますが…(-_-;)
 

ただ市場ではトルコ中央銀行は今後は利上げせず、今年後半ぐらに利下げに転じる、との見ているようです。

まあ確かに、金利を上げ過ぎると、今度はトルコ経済に深刻なダメージを与えますからね、バランスが難しいです。

なんとかインフレ率を下げて、この高い実質金利を維持して欲しいものです。
 

さて気を取り直して、他の高金利通貨国の実質金利がどうなっているかと言うと、

同じく高金利通貨と言われる南アフリカのインフレ率は+2.90%

政策金利3.50%-インフレ率2.90%=+0.60%!

(3月25日:南アフリカも政策金利を3.50%に据え置き)
 

メキシコのインフレ率は+4.67%です。

政策金利4.00%-インフレ率4.67%=-0.67%!
 

南アフリカは一時期の高金利通貨っぷりは影を潜めていますが、それでも十分プラス!

メキシコに至っては、とうとう実質金利がマイナスに…。

そんな中でもトルコの+2.81%と言う高金利っぷりはやっぱり凄い!

これでトルコのインフレ率が下がってきてくれたら、ますますトルコリラ投資への旨味が…( ・_・)b グッ

 

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政策金利発表でトルコリラ

トルコの政策金利発表で、トルコリラがどうなったかと言うと…。

ドル/トルコリラ

現在、1ドル=8.0336トルコリラくらいでしょうか。
 

実はトルコ政策金利発表後、あの声明文に失望しトルコリラ売りになっていたのですが…。

その後、アメリカの3月小売売上高など、経済指標は市場予想を上回る良い結果となったものの、アメリカ10年物国債利回りが低下し、ドル安に。

結果、今では逆にドル安トルコリラ高になっています。

為替って難しいですね(;^_^A

ドル/円

1ドル=108円80銭くらいでしょうか。
 

上記通り、アメリカ長期金利の低下でドル安が進み、下落しています。

昨日15日に発表された経済指標は、

4月フィラデルフィア連銀製造業景気指数
前回:44.5(51.8から下降修正)
予想:42.0
実績:50.2

4月ニューヨーク連銀製造業景気指数
前回:17.4
予想:19.5
実績:26.3

3月小売売上高・前月比
前回:-2.7%(-3.0%から上方修正)
予想:+5.9%
実績:+9.8%

と市場予想を大きく上回る、驚くべき好結果なんですけどね。

株価は大きく上昇しているのにドルは下落なんて…(-_-;)

トルコリラ/円

1トルコリラ=13円50銭くらいでしょうか。
 

政策金利発表前よりも上昇しています(;^_^A

世界はトルコの政策金利よりもアメリカの金利に注目のようです。

まあ当然と言えば当然、結果オーライ。

良しとしましょう(^^♪
 

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トルコの政策金利は現在19.00%(2021年4月16日)。

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