トルコリラ円スワップ生活-物価上昇

インフレ率は過去10年で最悪の数値に…(涙



前回のトルコ2018年6月消費者物価指数では過去10年で最悪のインフレ率になってしまった、という記事を書きました。



そしてトルコ2018年7月消費者物価指数は!

………。

またしても過去10年間で最悪のインフレ率になってしまいました。

つまりは前月実績よりも悪化しています。

トルコリラ…、どうしてこうなった…(涙

トルコ7月消費者物価指数

トルコ7月インフレ率15.9%に上昇、予想は下回りトルコリラは下げ幅縮小


トルコでは7月にインフレが加速したが、市場予想は下回った。

前月比で食料品価格が下落したことが影響した。

トルコ統計局が3日発表した7月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比15.9%上昇

ブルームバーグがまとめたアナリスト予想の中央値(16.3%上昇)より鈍い伸びにとどまった。

6月のインフレ率は15.4%だった。

この統計を受けてトルコリラはドルに対する下げを縮小。

この日は過去最安値の1ドル=5.1146リラまで売られたが、イスタンブール時間午前11時41分時点では前日比0.2%安の5.0782リラで取引されている。




トルコ07月消費者物価指数

06月実績前月比+2.61%、市場予想同+1.00%に対し、実績同+0.55%!

前年比に至っては06月実績+15.39%、市場予想+16.30%に対し、実績+15.85%!


トルコ07月消費者物価コア指数

06月実績前年比+14.60%、市場予想+15.00%に対し、実績同+15.10%!


トルコ経済の足を引っ張る4大懸念材料(インフレ率、経常収支、地政学リスク、政治・外交リスク)の一つインフレ率。

その7月消費者物価指数が公表されました!

結果は…、うーん…、喜んでい良いのか悪いのか…。

前回実績+15.39%を上回り、過去10年で最悪のインフレ率も、市場予想は下回るという内容に。

結果トルコリラは下げ止まり、逆にトルコリラ買い(トルコリラ高)で反応しています(笑

まあ、サトウカズオ的には”ほっと一息”なのですが…。


トルコ中央銀行は先日インフレ率の年内一桁達成を諦める(2018年インフレ見通しを8.4%から13.4%に変更する)決定を下しました。



まあ、そもそも年内のインフレ率一桁っていうのが現実的ではありませんでしたから、当然の結果と言えるでしょう。

むしろ遅かったくらいです。

しかしそんな決定を下すと言うことは、今回7月消費者物価指数はそこまで悪いのか?…と懸念されていましたが、それは杞憂に終わったようです。

まあ、それでも前月実績を上回り、過去10年で最低の数値には変わりませんが、インフレ率大幅上昇⇒トルコリラ大幅安と言う最悪の結果は免れたようです。


しかし問題の原因は解決されていません。

原因は当然と言えば当然の、

  • 通貨安(トルコリラ安)が原因による輸入品(輸入部品)の上昇
  • 通貨安と世界的な原油価格の上昇によるエネルギー価格の上昇
  • エルドアン政権の積極財政政策による経済の過熱

となっています。

やはり通貨安(トルコリラ安)がすべての元凶ですね(涙

エネルギー価格が反映されやすい輸送費の価格なんか前年比で24%以上の価格上昇となっています。

日本では考えられませんね。

トルコ中央銀行はインフレ率を抑えるために、インフレ率を抑制したい⇒利上げ⇒結果経済の過熱を抑えることに。

しかしトルコ政府は、経済成長を促進したい⇒利下げ⇒結果インフレ率を上昇させることに。

と真反対の意向なのですから、これも問題ですよねー…。


しかし一番の問題はアメリカとの関係悪化だと思っています。

だって原油価格の上昇

(世界的な問題でみんなが知っている⇒織り込み済み)

原油価格上昇による貿易赤字の拡大⇒経常赤字の拡大

(トルコ関係者はみんなが知っている⇒織り込み済み)

上にも書いた通りトルコリラ安がすべての元凶とすれば、アメリカとの関係悪化からの先行き不安⇒トルコリラ安⇒インフレ率上昇となっているのですから、逆に考えればアメリカとの関係改善⇒トルコリラ高み⇒インフレ率抑制になるのではないかと。

結構的を得ていると思うのですけど、如何でしょうかエルドアン大統領!


消費者物価指数とは

商品や受けるサービスには価格があり、その時々によって高くなったり安くなったりしています。

これら商品の価格を消費者物価と言い、その平均的な動きを測定したものを「消費者物価指数」と言います。

消費者物価コア指数とは、その中から季候の変動などの影響を受けやすい生鮮食品とエネルギー価格を除いたもの、のことを言います。



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トルコ7月生産者物価指数

トルコ07月生産者物価指数

06月実績前月比+3.03%、市場予想+0.90%に対し、実績同+1.77%!

前年比に至っては06月実績+23.71%、市場予想+23.80%に対し、実績+25.00%!


ああああ…、酷い…。

原因は上でも話題になった電気・ガスなどのエネルギー価格

人が移動するにも、モノを運ぶのにも、機械を動かすにも、エネルギーは必要です。

エネルギー価格が上がれば、ほぼすべての値段があがります。


それにしても生産者物価指数、前年比で+25.00%って…。

前回06月実績の+23.71%も過去10年で最悪の数値でしたが、それを上回っているということは、今回またまた記録更新して7月度の+25.00%が過去10年間で最悪の数字となりました。

モノやサービスを提供する生産者物価指数がこの数値と言うことは、来月や再来月の消費者物価指数も期待できそうにないと言うことになります。

(7月に作られた商品は来月・再来月あたりに消費者に届き、購入されていくため)


エルドアン大統領、この消費者物価指数・生産者物価指数どうするんですか?

歯止めをかけるどころか、拍車がかかっていますよ。

これ、経済崩壊に向かっています。

通貨安(トルコリラ安)対策、インフレ対策は最優先事項でしょう。




上記以外にも食料品がトップ5以下に続いています。

これ笑いごとではなく、生活必需品を含めて、生きていくうえで必要な物の値上がりは、国民生活に直結します。

大規模なデモが起こらないのが不思議なくらいです。

理想に燃える思想的なデモは怖くないですが、生活できない・生活苦によるデモは政局を動かす力となりえます。

となると上にも書いた通り、アメリカとの関係改善は必須だと思うのですけどもね。

ロシア・中国と仲良くなっても為替はトルコリラ高にはなりませんが、アメリカ・欧州連合(EU)と仲良くなれば為替もトルコリラ高に動きます。

それを理解していないエルドアン大統領だとは思えませんが…、意地ですかね?


生産者物価指数とは

消費者物価指数との違いは文字の通り、消費者側から見た数値(買う側・受け取る側⇒消費者物価指数)か、生産者側から見た数値(提供する側・販売する側⇒生産者物価指数)かの違いです。

(生産者が出荷した時、サービスを提供する時の値段は生産者物価指数となります)

そして、生産者物価指数もインフレの指標となる経済指標です。



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消費者物価指数と生産者物価指数でトルコリラ

トルコ7月消費費者物価指数と生産者物価指数で、トルコリラがどうなったかと言うと…。


ドル/トルコリラ
現在、1ドル=5.075トルコリラくらいでしょうか。

一時はまたまた史上最安値を更新し、1ドル=5.1146トルコリラまでドル高トルコリラ安が進みました。

現在では少し改善していますね。

原因はトルコ7月消費者物価指数が市場予想よりも良かったこと。

そしてFX関係者注目のアメリカ7月の雇用統計が、

非農業部門雇用者数、市場予想前月比+19.0万人に対し、実績同+15.7万人。

失業率 、市場予想4.0%に対し、実績3.9%。

平均時給、市場予想前年比+2.7%に対し、実績同2.7%。

と十分強い数値であるにもかかわらず、非農業部門雇用者数が市場予想を下回ったことに市場は失望し、ドル売り(ドル安)が進んでいます。

これは期待値高すぎるのではと思うくらいですが、トルコリラ的には助かりました(笑


ドル/円
1ドル=111円25銭くらいでしょうか。

アメリカの貿易制裁強化に対抗し、中国政府も報復関税を課す発表をしたことから、米中貿易戦争激化懸念の再燃により、比較的安全資産とされる円が買われて(円高となって)います。

でも2017年のアメリカからの中国への輸出総額はおよそ1,500億ドル。

逆に中国からのアメリカへの輸出総額はおよそ5,000億ドル。

中国側が折れるのも時間の問題だと思っています。


トルコリラ/円
1トルコリラ=21円86銭くらいでしょうか。

トルコとアメリカの関係悪化の引き金となったブランソン牧師問題

ブランソン牧師問題の項参照






トルコ人アナリストは仮の姿、トルコ人の身ぐるみを着た中身日本人のおっさん(本人談)であるエミン ユルマズさんも言われている通り、11月のアメリカ中間選挙までには釈放されて、トルコリラ高材料になると思っています。

期待したいです…(祈り


ただ現状図で表すと、やっぱり円>ドル>>>トルコリラですかね。


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