物価・インフレ上昇

トルコリラ為替見通し2017年02月第2週と1月消費者物価指数

トルコリラとメキシコペソのFXブログ-物価・インフレ率

1月消費者物価指数は市場予想を大きく上回る

 

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先週のまとめ

トルコリラ30円を回復!

トルコリラ自体は横ばい。

ドイツのメルケル首相がトルコを訪問しエルドアン大統領と会談するも、双方自国の国益優先で言いたいことを言い合う、認められなければそれに反論するという、中身のない会談でした。

そんな中身のない会談だった為か、特にトルコリラは反応せず。

トルコリラ高にもなければ、トルコリラ安にもなりませんでした。
 

一方の米国ドル。

ニューヨークダウ平均は再び20000ドルの大台を突破!

ナスダックも市場最高値を更新するも、
 

02月03日に公表された注目の米国01月の雇用統計では、非農業部門雇用者数が前月比+22.7万人と、市場予想の同+17.5万人を大きく上回るポジティブサプライズとなったものの、失業率は4.8%に上昇

(しかしこれは今まで仕事に就こうと思っていなかった人も活動し始めるなど、労働参加率が上がったためで、良いことでもあります)

一番の注目であった平均時給が前年比+2.5%と市場予想の同+2.7%を下回ったため、インフレ加速への思惑は後退。

03月利上げ観測も後退し、米国の長期金利も伸び悩んだことからドル安が進みました。

引用元:ドル円為替見通し予想-02月第1週-

 
と、ドル安が進んだことにより、相対的にトルコリラが上昇

ドル安トルコリラ高の展開となりました。
 

先週末の注目材料

今週のトルコ経済指標発表では、02月08日にトルコ12月の鉱工業生産、同小売売上高が発表されるものの、やはりここは03日に発表されたトルコ01月の消費者物価指数に触れないわけにはいきません。

トルコ01月消費者物価指数

02月03日 16:00 【トルコ】
01月消費者物価指数

市場予想前月比+1.76%に対し、実績同+2.46%!

前年比に至っては市場予想+8.60%に対し、実績+9.22%!
 

消費者物価指数はインフレの指標となる重要経済指標です。

市場予想を大きく上回り、経済が破たんに向かう程のインフレ加速が進んでいます。

物価が前年に比べて、9%-10%も上昇しても、それ以上に賃金が上がってれば問題ないですが、そんな都合の良い状態は起こってはおらず…。
 

一般的にインフレ率は1%-2%が望ましく5%以上は好ましくない状態であり10%を超えると経済に悪影響を与る状態となります。

普通こんなに物価が上がれば、国民からの不満が挙がってくるはずなのですが…。
 

ちなみにトルコ01月の消費者物価コア指数も、市場予想前年比+7.60%に対し、実績同+7.74%と、こちらも市場予想を上回っています。

日本なら予想に対し0.15%も高くなれば喜ばれそうですが、トルコの場合はその程度の上回りで済んだか、といった感想ですね。

もう感覚が麻痺して怖いです…。

消費者物価指数とは

商品や受けるサービスには価格があり、その時々によって高くなったり安くなったりしています。

これら商品の価格を消費者物価と言い、その平均的な動きを測定したものを「消費者物価指数」と言います。

消費者物価コア指数とは、その中から食品とエネルギーを除いたもの、のことを言います。

トルコ01月生産者物価指数

02月03日 16:00 【トルコ】
トルコ01月生産者物価指数

市場予想前月比+2.14%に対し、実績同+3.98%!

前年比でも市場予想+1.76%に対し、実績+2.46%!
 

生産者物価指数もインフレの指標となる経済指標です。

消費者物価指数との違うは文字の通り、消費者側から見た数値か、生産者側から見た数値か違いです。

どちらも上昇しているので、インフレ率は凄いことになりそうです。

全般的に良くない数値と言えます。
 

今週の予想

トルコリラはレンジ内で推移か

トルコリラに関する大きなイベントはありません。

各種経済指標の発表もありますが、方向性を決めるようなイベントではありません。

トルコリラ高に向かう要素は少ないものの、トルコリラ安に向かう要素は多い(治安リスク、政治不安リスク等)状況です。

ただ、方向性は横ばいな展開を予想します。
 

さて、問題は米国ドル。

上記通り株価は高値更新中!

労働市場も堅調で、経済指標も高水準と米国経済の好調さを表しています

(以上ドル高要因)
 

しかしトランプ大統領によるドル高牽制発言政治先行き不透明感により、ドルは買いにくい状況です。

(どちらもドル安要因)
 

好調な米国経済と米国政治への不安、良い材料と悪い材料入り交じり、トルコリラも方向性を示しにくい(レンジ相場が続きそう)ですが、結局はランプ大統領次第の相場は続きそうです。

トルコリラ円の為替相場見通し

トルコリラ円の為替相場見通しは、

29円00銭~32円00銭程度のレンジ相場

と予想します。

先週も、29円00銭~32円00銭程度のレンジ相場と予想していました。
 

トルコリラの感想

いやー、トルコリラ円も30円台を回復!

しっかりと30円台で下値を固めつつあります。

ただ上記通り、トルコリラが買われた、というよりかはドルが売られたという状況です。
 

でも結果、ドル安トルコリラ高に向かってくれるなら問題ないです♪

(まあドル安円高も進んでいるので、やはりトルコリラが高くなってくれないと根本は解決しませんが)
 

スワップ利益は、1日10,000通貨当たり=およそ81円

先週よりも大きくスワップポイントが上昇しています。

とても良いことですね♪

今週も1週間が過ぎ、1日あたりのスワップポイント81円X7日X320,000通貨=18,144円。

無事スワップポイント分利益18,144円獲得できました。

ありがとうございます♪
 

管理人はトルコリラを32円60銭で320,000通貨購入しています。

今トルコリラ円のレートは、30円50銭くらいです。

(30.5円-32.6円)X320,000通貨=-67.2万円。

為替差損は67.2万円となっています。

先週の為替差損83.2万円より16万円も減っています♪
 

ほっと一息♪

まあ管理人は、1年-2年でトルコリラ運用を止めようとは思っていないので、10年くらい先にトルコリラ高円安になっていれば良いのですが、やはりマイナスは心臓に良くないです。

それまではスワップポイント利益で楽しみながら耐えるようにします♪
 

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この記事を見られているってことはトルコリラに興味があるってことですよね?

気になるなら悩むよりも時間を味方に、早く始めることが重要だと思います♪

 

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