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トルコリラ対ドル4.2突破で最安値更新!2018年4月消費者物価指数

トルコリラ円スワップ生活-物価上昇

は~…、もうため息しか出てこないなー

 
このいかにも物価が上昇していて、不満そうな顔でおなじみのトルコの消費者物価指数、及び生産者物価指数。

確かに、ここ数カ月は改善しています。

現に、先々月02月実績でも、一桁台まであと少しのところまで着ています。
 

 
先月03月実績でも、一桁台は達成できなかったものの、先月をさらに下回り、確かにトルコのインフレは改善されつつあります。
 

 
もうひと踏ん張り、もうひと踏ん張りが必要だぞトルコ経済!

さあ今回こそ、一桁インフレ率達成なるか!?

(いやもう一番上に答え書いてあるけどね(笑)
 

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トルコ4月消費者物価指数

トルコ04月消費者物価指数

03月実績前月比+0.99%、市場予想同+1.50%に対し、実績同+1.87%!

前年比に至っては03月実績+10.23%、市場予想+10.45%に対し、実績+10.85%!
 
トルコ04月消費者物価コア指数

03月実績前年比+11.44%、市場予想+11.53%に対し、実績同+12.24%!
 
下がるどころか上がっているじゃないか!

一桁台達成!がどうたらの話じゃねー!

確かにトルコ中央銀行は25日、後期流動性貸出金利を0.75ポイント引き上げ13.5%としました。
 

 
この効果は今回の指標には、ほとんど反映されておらず、効果が出てくるのは来月の消費者物価指数からでしょう。

それにしても酷い…、そしてトルコ政府・トルコ中央銀行も後手後手に回りすぎます。

原因はいくつかありますが、
 

  • 通貨安(トルコリラ安)が原因による輸入品(輸入部品)の上昇
  • 通貨安と世界的な原油価格の上昇によるエネルギー価格の上昇
  • エルドアン政権の積極財政政策による経済の過熱
  •  

と上記のように、輸入品(輸入部品)が多い家庭用機器や、エネルギー価格が反映されやすい輸送費の価格が特に上昇しており、インフレ率を押し上げています。

さらにエルドアン政権もインフレ率を下げるどころか押し上げる政策を実行していることも市場は懸念しているようです。

ただしこれは経済成長が先かインフレが先か、と言うこともあるので一概には言えません。

(インフレ率上がっても所得が上がれば良いのだが…、まあインフレ率2桁は論外だけどね)

素人が経済・金融政策をどうこう語っても仕方ありません。

結果を見て後から判断するしかありません。

何が言いたいかと言うと、くどいようですが、がっかりなんじゃー!
 

消費者物価指数とは

商品や受けるサービスには価格があり、その時々によって高くなったり安くなったりしています。

これら商品の価格を消費者物価と言い、その平均的な動きを測定したものを「消費者物価指数」と言います。

消費者物価コア指数とは、その中から季候の変動などの影響を受けやすい生鮮食品とエネルギー価格を除いたもの、のことを言います。
 

引用元:消費者物価指数とは

 

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消費者物価指数でトルコリラ

3日のロンドン外国為替市場でトルコの通貨リラが売られている。

対ドル相場は一時1ドル=4.2リラ台までリラ安ドル高が進み、過去最安値を更新した。

トルコ統計局が3日朝発表した4月の消費者物価指数(CPI)上昇率は、前年同月比10.85%と市場予想の10.4%を上回った。

物価高と通貨安の悪循環が続くとの見方から売りが膨らんだ。
 

引用元:日本経済新聞

 

1ドル=4.2382トルコリラと史上最安値更新!

 
またしても対ドルで1ドル=4.2382トルコリラと史上最安値を更新してしまいました。

と言うことは対ユーロでも1ユーロ=5.0715トルコリラと史上最安値を更新しています。

対円ではドル高円安が進んでいることもあり、最安値更新には至っていませんが、1トルコリラ=25円台に再突入と、すぐ近くまで来ていることに変わりありません。

トルコ中央銀行は先日、2018年末時のインフレ見通しを7.9%から8.4%に下降修正(引き上げ)しています。
 
引き上げてもこの数値、本当に見通しとして見通しているのなら、それなりの政策・行動は必要でしょう。

エルドアン大統領も他人事ではないですよ、これはなんとかしないと支持率に影響してきますよ。

国内の締め付け(弾圧)は、国民の大多数にとっては他人事でしょうが、生活苦は直に降りかかってきます。

…と言っても抜本的対策は6月24日に実施される大統領選挙、及び議会議員選挙後なんだろうなー…。

それまで耐えてくれトルコリラ!
 

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トルコ4月生産者物価指数

トルコ04月生産者物価指数

03月実績前月比+1.54%、市場予想+1.30%に対し、実績同+2.60%!

前年比では03月実績+14.28%、市場予想+14.90%に対し、実績+16.37%!
 
ああああ…、酷い…。

原因は上でも話題になった電気・ガスなどのエネルギー価格

人が移動するにも、モノを運ぶのにも、機械を動かすにも、エネルギーは必要です。

エネルギー価格が上がれば、ほぼすべての値段があがります。
 
それにしても生産者物価指数、前年比で16.37%って…。

去年200万円だった車の値段が、今年237.74万円ですか?

だんだん中央銀行や政府のコントロールが効かなくなってくる危険水域に足を突っ込んでいるのではないかと、疑うレベルかもしれません。

アルゼンチンのようになったら目も当てられませんよ…。
 

 
モノやサービスを提供する生産者物価指数がこの数値と言うことは、これは来月の消費者物価指数も期待できそうにありませんね(涙

(利上げ効果でどれほど改善するか期待したいですが…)
 

生産者物価指数とは

消費者物価指数との違いは文字の通り、消費者側から見た数値(買う側・受け取る側⇒消費者物価指数)か、生産者側から見た数値(提供する側・販売する側⇒生産者物価指数)かの違いです。

(生産者が出荷した時、サービスを提供する時の値段は生産者物価指数となります)

そして、生産者物価指数もインフレの指標となる経済指標です。
 

引用元:生産者物価指数とは

 

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消費者物価指数でトルコリラ

トルコ04月の消費者物価指数と生産者物価指数で、トルコリラがどうなったかと言うと…。
 
ドル/トルコリラ
現在、1ドル=4.237トルコリラくらいでしょうか。

詳しくは上記参照。

一時期の史上最安値更新である1ドル=4.2382トルコリラに比べれば落ち着いていますが、まだまだ危険水域には変わりありません。

トルコリラが弱いのもありますが、なにせドルが強い!

相場の流れ的には良くありません。
 
ドル/円
1ドル=109円20銭あたりでしょうか。

米国連邦公開市場委員会(FOMC)は、フェデラルファンド(FFレート)金利の誘導目標を据え置いたものの、2%の物価目標達成には自信を示しており、6月のFOMCでの利上げはほぼ決定的となっています。

(まあ市場はすでに織り込み済みでしょうが…)

ただ…、またまたトランプ大統領が、世界の反対を押し切りイランとの核合意からの離脱をほのめかしていたり、米中貿易戦争への懸念から、リスク回避の円買い(円高)が進んでいます。

トルコリラが危ない今、頑張るな日本円!(笑
 
トルコリラ/円
1トルコリラ=25円70銭くらいでしょうか。

ここにきてトルコリラのマイナス材料が目立ってきています。

ドルが強いだけにトルコリラに頑張ってもらわないと、トルコリラ円に跳ね返ってきます。

4日00:30くらいには1トルコリラ=25円63銭くらいを記録。

く…苦しい…。
 
現状図で表すと、ドル>>円>>トルコリラですかね。

トルコリラ頑張れ!
 
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トルコの政策金利は(2018年05月4日)現在8.0%

事実上の政策金利である後期流動性貸出金利は13.50%となっています。

高金利通貨として人気のオーストラリアドルやニュージーランドドル、そして南アフリカランド。

最近人気を高めつつあるメキシコペソなどの他の高金利通貨に比べてもスワップポイントが高く、大きな見返りが期待できる魅力が人気となっています。

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まあトルコリラ取り扱っているFX会社って少ないのですけどね(笑
 

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