トルコリラとメキシコペソのFXブログ_心配・悩み

アメリカ利下げでドル高トルコリラ安!7月製造業PMI

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アメリカ利下げも予想以上のタカ派でドル高トルコリラ安!

 

昨日のアメリカ連邦公開市場委員会(FOMC)。

一部0.5%利下げ予想もありましたが、市場予想通り0.25%の利下げとなりました。

しかし予想以上のタカ派的声明、パウエルFRB議長の会見によりドル高に。

結果アメリカ・トルコ間は金利差縮小もトルコリラは売られて(トルコリラ安となって)しまいました(涙

まあ、むしろドル高円安にもなっているのでサトウカズオは喜んでいますが(笑
 

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トルコ7月製造業PMI

先ほど発表されたトルコ7月の製造業PMIは、46.7と前回47.9を下回り、16カ月連続の50割れとなった。

発表前から既に売られていたトルコリラ円は、19.45円付近を戻り安値で下げ渋っている。

 

引用元:FXi24

 
トルコ7月製造業PMI

前回6月実績47.9、市場予想47.0に対し、実績46.7!

 
トルコ7月の製造業購買担当者景気指数(PMI)。

GDP(国内総生産)に多大な影響を及ぼす製造業の景気指標のひとつです。

そのため、トルコの経済指標の中でも重要度の高い指標です。

まずPMIという指標は、景気判断の方法として数値が50を上回ると改善50を下回ると悪化と判断されます。

結果は…、

 

 
良く言えば、でこぼこながらも右肩上がりを維持、

悪く言えば前月実績、さらに市場予想をも下回っています(涙

製造業の不振が続いています。

 
エルドアン大統領が目指している工業・貿易立国を支える外需は欧州連合(EU)の消費が弱く振るいません

まあ…、悪いのは何もトルコだけではなく、上記通り主要な輸出先であるドイツ・フランス・イタリアはもとより、日本・中国も悪いです。

アメリカは…50を上回っていますが、7月実績50.4と結構ぎりぎりです。

現状、外需が増えることは期待出来そうもありません。

 
頼みの綱の国内消費(内需)も落ち込んだままです。

一時期よりも下がったとはいえ、トルコのインフレ率は未だに+15.72%!

そのインフレ率を抑えるために、金利高も続いています。

そりゃー経済活動も鈍化するというものです…(涙

 
ただトルコ経済は、イギリスのブレグジット問題でまだまだ下方向の欧州経済よりかは見込みがあります。

ええ、政治・外交リスクさえ収まれば…。

地力はあるのです、内需も元々強いのです!

エルドアン大統領が、トルコ政府が、欧米と関係改善してくれれば、トルコリラ高⇒外国からの投資増⇒経済活性化!と良い方向に進みます。

ロシア製ミサイル防衛システムS-400導入に絡むアメリカからの制裁は軽微に済む可能性が高くなってきました。

政治・外交が落ち着けば多少経済が悪くてもトルコリラも回復してくるでしょう♪

 

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アメリカFRB、10年半ぶりに0.25%利下げ

アメリカ連邦準備理事会(FRB)は31日の連邦公開市場委員会(FOMC)で、政策金利を0.25%引き下げ、10年半ぶりの利下げに踏み切った。

貿易戦争のリスクを警戒し、景気悪化を未然に防ぐ。

パウエルFRB議長は「政策のサイクル半ばでの調整」と述べ、長期の利下げ局面入りは否定した。
 

31日の会合では、短期金利の指標であるフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を、年2.25~2.50%から年2.00~2.25%に引き下げた。

米国債など保有資産を縮小する「量的引き締め」も、2カ月前倒しして終了することにした。
 

記者会見したパウエル議長は利下げの理由を「海外経済の動向とインフレ圧力の停滞」と指摘。

貿易戦争で企業投資が鈍化するなど先行き不安が広がっており、景気悪化を未然に防ぐ「予防的利下げ」に踏み切った。

 
ただ、パウエル議長は今回の利下げを「政策のサイクル半ばでの調整」と述べ、緩和局面が極めて短期で終わるとの考えも示唆した。

同議長の発言を受けて、先物市場が年内の追加利下げを見込む割合は87%から41%へと急落した。

 

引用元:日本経済新聞

 
アメリカ政策金利

前回実績2.25-2.50%、市場予想2.00-2.25%に対し、実績2.00-2.25%!

 
と市場予想通り利下げに踏み切ったのですが、

  • 0.50%利下げではなく、0.25%利下げだった
  • 労働市場は依然として堅調で、経済活動は緩やかな上昇
  • 今回の利下げは調整的なもので、利下げサイクルの開始ではない
  • カンザスシティー連銀のジョージ総裁とボストン連銀のローゼングレン総裁が反対票を投じ、金利据え置きを主張

 
と、利下げ必要ないんじゃない?と言う内容ながらも利下げを決行!

特にFOMCでは、伝統的に全会一致を重んじてきていましたが、政策金利の据え置きを求めて2人の地区連銀総裁が公然と反対票を投じるなど、波乱な展開となっています。

予想以上にタカ派な内容となったことからドルは急上昇!

ドル全面高の展開となりました。

 

上記tweetについては、

×「2名が周防駅を主張し利下げに反対」
○「2名が据え置きを主張し利下げに反対」

×すおうえき
○すえおき

と、夜3時過ぎで、もう眠かったので素で打ち間違えました。

すいません。

 
この結果を受けてトランプ大統領は激怒!

怒りと批判のtweetを行っています(笑

パウエルFRB議長はトランプ大統領に屈してハト派に傾いたとサトウカズオも思っていたので、この結果は予想外でした。
 
 

ドル円もこのFOMCの発表と声明、その後のパウエルFRB議長の講演を受けて、1ドル=108円99銭まで上昇。

さらに日本時間となった9時過ぎには109円32銭まで上昇しています。

近年稀にみる波乱のFOMCとなりましたね♪

 

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アメリカFOMCと製造業PMIでトルコリラ

アメリカFOMCとトルコ7月の製造業PMIでトルコリラがどうなったかと言うと…。

ドル/トルコリラ

現在、1ドル=5.5855トルコリラくらいでしょうか。

トルコの経済指標は前月実績・市場予想を下回ったものの、ほとんど値動きなし♪

やはりアメリカFOMC後のドル高の流れが続いています。

 
アメリカは利下げとなり、アメリカ・トルコ間の金利差は縮小したのですが、やはりアメリカの金利先安観が後退したのがドル高に拍車をかけています。

まあ、ドル高はトルコリラだけではなく、ユーロ、ポンドなど各通貨に対しても進んでいるので、トルコリラは攻められませんけどね(笑

(ただ下を見て貰えばわかる通り、ドル強い・円強い・トルコリラ頑張っていますが、ユーロ弱い・ポンド弱い・豪ドル弱い、となっています)

(強い通貨、弱い通貨がはっきりしてきました)

ドル/円

1ドル=108円40銭くらいでしょうか。

つい先ほど発表されたアメリカ7月のISM製造業景況指数が、

06月実績:51.7
市場予想:52.0
07月実績:51.2

と予想外に悪化。

1日23時前までのリスクオン(リスクと取ってでもリターンを得る)姿勢を吹き飛ばし、世界経済の減速懸念からのアメリカ製造業への懸念に代わり、アメリカ10年債利回りは2.0%を割り込み1.96%まで下落。

一転ドル安円高が進んでいます(涙

トルコリラ/円

1トルコリラ=19円40銭くらいでしょうか。

一時19円32銭程度まで下落sましたが、再上昇してきています♪

上記通り、円強い!ドル強い!トルコリラ頑張っている状況からか、トルコリラは他通貨に比べて下落していません。

逆にユーロは1月3日のアップルショックを下回り、年初来安値更新と言う悲惨な目に遭っています。

 

 
現状図で表すと、やっぱり円>ド=トルコリラですかね。

トルコリラ、頑張っています!

 
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トルコリラとメキシコペソのFXブログ_トルコ・カッパドキア

 
トルコの政策金利は現在19.75%(2019年8月1日)。

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