トルコリラ円スワップ生活-物価上昇

トルコのインフレ率、まさかの急降下(笑



トルコのイベント&経済指標の中で個人的に一番重要と思っているのが政策金利(トルコ中央銀行の声明含む)。

そして二番手に来るのが経常収支とこの消費者物価指数(≒インフレ率)です。

トルコ経済・トルコリラに直結する重要指標だけに、否が応でも注目が集まります。

そのトルコ2019年6月消費者物価指数はまさかの展開に!

トルコ6月製造業PMI

トルコ6月製造業PMI

前回5月実績45.3、市場予想47.9に対し、9月実績47.9!


その前に、まずはトルコ6月の製造業購買担当者景気指数(PMI)。

GDP(国内総生産)に多大な影響を及ぼす製造業の景気指標のひとつです。

そのため、トルコの経済指標の中でも重要度の高い指標です。

まずPMIという指標は、景気判断の方法として数値が50を上回ると改善50を下回ると悪化と判断されます。

結果は…、




持ち直してきたかな(笑

と言っても、まだまだ50は割り込んでいます。

ただ一時期の最悪期は脱しており、ほぼ右肩上がりに回復中と言えるかも(笑

来月の製造業PMIが今月実績を上回れば、自信を持って言えそうですが…。


ただ…、この製造業PMI。

悪いのは何もトルコだけではなく、主要な輸出先であるドイツ・フランスをはじめとした欧州各国(特にユーロ圏)はもとより、日本・中国も悪いです。

アメリカは…50を上回っていますが、6月実績50.6と結構ぎりぎりです。

現状、外需が増えることは期待出来そうもありません。


トルコは人口も多く、内需は期待できます!

しかし、トルコ経済は回復中とは言え、まだまだ低迷期であり、またインフレ率も高止まり状態です。

そのインフレ率を抑えるために、金利高も続いています。

そりゃー経済活動も低迷するというものです(涙

結果、内需も厳しい状態が続いています。


ただトルコ経済は、特効薬がない、さらにイギリスのブレグジット問題でまだまだ下方向の欧州経済よりかは見込みがあります。

ええ、政治リスクさえ収まれば…。

地力はあるのです、内需も元々強いのです!

エルドアン大統領がトルコ政府が、欧米と関係改善してくれれば、トルコリラ高⇒外国からの投資増⇒経済活性化!と良い方向に進むのですけどね。

ロシアやイランではお金がないので、こうは行かないですよ♪

欧米とロシア・イラン、どちらを選ぶかは明白です。


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トルコ6月消費者物価指数

トルコ6月消費者物価指数

5月実績前月比+0.95%、市場予想同+0.20%に対し、5月実績同+0.03%!

より重要な前年比は5月実績+18.71%、市場予想同+16.10%に対し、6月実績同+15.72%!


トルコ6月消費者物価コア指数

5月実績前年比+15.87%、市場予想同+14.65%に対し、6月実績同+14.86%!


トルコの6月消費者物価指数(≒インフレ率)。

素晴らしい数値です!

いや確かに6月は、原油価格が50ドル前半まで下がってきていたので、期待はしていたのですが、まさか、ここまで下がるとは…。





トルコの貿易赤字・経常赤字、そしてインフレ率の高止まりは、この原油価格とトルコリラ安が原因です!

トルコは資源のない国なので、

原油価格上昇⇒貿易赤字・経常赤字拡大、輸入物価上昇・インフレ率上昇

トルコリラ安⇒貿易赤字・経常赤字拡大、輸入物価上昇・インフレ率上昇

と、このふたつが悪い方向(原油価格上昇・トルコリラ安)に行くと、インフレ率は急上昇していきます。

しかし期待以上!嬉しいニュースでしたね♪





結果は+15.72%と大健闘!

まさに、びっくりです!

これはトルコのインフレ率上昇に歯止めがかかった、と受け止めて良いのでしょうか。

(と言ってもメキシコは5月実績前年比+4.28%くらいで、トルコはまだまだなんですけどね(苦笑)

トルコは利下げ?

しかし、良い事もあれば悪いことも…。

この消費者物価指数(≒インフレ率)の低下を受けて定価を受けて、7月25日に開催されるトルコ中央銀行金融政策決定会合で、政策金利の利下げが行われるのではないか…との観測が再浮上しています。

うん、さすがに今回はサトウカズオは利下げ予想です。


トルコ政策金利+24.0%

トルコインフレ率+15.72%

その差8.28%…。


トルコ経済は金利高で苦しんでいます。

トルコのインフレ率が正しければ、さすがに差があり過ぎです。

どのくらい下がるのかが問題ですが、まあ利下げでしょうね(苦笑

仕方なしです、むしろ利下げした方がトルコ経済にとって有益でしょう。

消費者物価指数とは

商品や受けるサービスには価格があり、その時々によって高くなったり安くなったりしています。

これら商品の価格を消費者物価と言い、その平均的な動きを測定したものを「消費者物価指数」と言います。

消費者物価コア指数とは、その中から季候の変動などの影響を受けやすい生鮮食品とエネルギー価格を除いたもの、のことを言います。



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トルコ6月生産者物価指数

トルコ6月生産者物価指数

5月実績前月比+2.67%、市場予想+1.50%に対し、6月実績+0.09%!

より重要な前年比は5月実績+28.71%、市場予想+26.80%に対し、6月実績+25.04%!


生産者物価指数は…、うーん、前月実績・市場予想ともに下回ってはいますが、やはり相変わらず酷いですね(涙

しかし、それでも2018年9月には前年比で+46.15%、10月でも+45.01%。

直近は+30%前後で推移していたことを考えると、まだマシになった、と言えるでしょう(笑


ただ…、そうは言っても今だ+25%!

この6月生産者物価指数は来月や再来月の消費者物価指数に影響を与えます

(何故なら6月に作られた商品は、7月-8月あたりに消費者に届き、購入されていくため)

+25%と、トルコ比ではかなりまともになってきましたが、まだまだ異常事態は継続中です(涙


そして気になるのは、上記通り原油価格が再び上昇中と言うことです。

6月は1バレル=50ドル前半と、かなり値が下がっていました。

しかし、7月にかけて1バレル=60ドル付近まで上昇しています。


このトルコリラFXブログでも何度も言っているように、トルコは資源のない国なので、原油や天然ガスなどのエネルギーのほとんどを輸入に頼っています。

つまりこのまま原油高が続くと消費者物価指数(≒インフレ率)・生産者物価指数の上昇につながります。

逆に原油価格が下落すれば、トルコのインフレ率も低下していく可能性が高いです。

トルコのインフレ率低下=トルコリラ高となるので、今後も原油高には要注意ですね。

生産者物価指数とは

消費者物価指数との違いは文字の通り、消費者側から見た数値(買う側・受け取る側⇒消費者物価指数)か、生産者側から見た数値(提供する側・販売する側⇒生産者物価指数)かの違いです。

(生産者が出荷した時、サービスを提供する時の値段は生産者物価指数となります)

そして、生産者物価指数もインフレの指標となる経済指標です。



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消費者物価指数でトルコリラ

トルコ6月消費費者物価指数と生産者物価指数でトルコリラがどうなったかと言うと…。

ドル/トルコリラ

現在、1ドル=5.6249トルコリラくらいでしょうか。


随分とドル安トルコリラ高が進んできました!

まあ正直、先週末のエルドアン・トランプ両大統領による、トルコ・アメリカ首脳会談で、アメリカからの制裁回避による良い流れを受けてのトルコリラ上昇ですが…(笑

良い流れに越したことがないので、このままトルコリラ高が進んで欲しいですね♪

ドル/円

1ドル=107円83銭くらいでしょうか。


こちらも米中・米朝首脳会談の成功で、リスクオン(リスクを取ってでもリターンを得る)期待で、1日の月曜日には1ドル=108円53銭までドル高円安が進んだのですが…。

米中・米朝とも交渉はこれからと言う現実的な話から、そして利益確定のドル売りもあり、ドルの戻り売り(ドル安)が進んでしまいました。

もう少し夢見たって・期待したって良いじゃない(涙

トルコリラ/円

1トルコリラ=19円15銭くらいでしょうか。


上記通り、アメリカからの制裁が科されなかったことで、トルコリラ高が進み、19円台を回復!

トルコ製造業PMIや、インフレ率が低下などの好内容によりに、そのまま維持しています♪

トルコリラ、このまま期待していも良いですか(笑


現状図で表すと、トルコリラ>ドル=円ですかね。

うん、トルコリラ高継続中です♪



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トルコの政策金利は(2019年7月4日)現在24.0%

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まあトルコリラ取り扱っているFX会社って少ないのですけどね(笑



トルコリラは値動きが激しくてリスクがあって怖い…と言う方。

それならばメキシコペソは如何でしょうか?

メキシコの政策金利は(2019年7月4日)現在8.25%

なによりメキシコはトルコや南アフリカよりも安定していることが大きな魅力ですね♪

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