8月26日にトルコリラが急落した理由とは?
8月26日早朝、フラッシュクラッシュによりトルコリラは1円40銭から1円50銭もの大幅下落となってしまいました。
原因はトルコの政治不安?
(クルド3市長解任の次はイスタンブール市長解任?)
米中貿易戦争の激化・長期化懸念?
それとも投機筋・短期筋による仕掛けなのか!?
トルコ8月経済信頼感
トルコ8月経済信頼感
7月実績80.7、市場予想79.9に対し、8月実績87.1!
まずは本日発表のトルコ8月の経済信頼感。
トルコにとって重要度は低い経済指標ですが、それでも前月実績、市場予想を上回ると言うことは嬉しいもの♪
ここ1年で1番良い数値と言うのもポイントが高いですね(笑
▶️トルコ・8月経済信頼感
07月実績:80.7
市場予想:79.9
08月実績:87.1❗️素晴らしい、予想以上の数値です😊
しかし反応は薄く、ほぼ値動きはありませんでした
(2銭上昇したかな😅)引き続き米中貿易戦争の続報、トランプ大統領のTwitterによるリスク姿勢の確認でしょうかね pic.twitter.com/S2KQTABGiZ
— サトウカズオ🇹🇷スワップ投資FX自動売買 (@tryjpyFX) August 28, 2019
ただこの経済信頼感、100より上だと楽観的、100を下回ると悲観的、と言うことになります。
つまりトルコ国民は現状、かなり悲観的になっていると言うことが伺えます。
救いは上記通り、それほど重要指標では無い、ということしょうか…。
トルコ経済は最悪期は脱し底を打った…と思っていますが、まだまだ先は長いようです。
トルコリラ急落の理由とは?
今回のトルコリラ円のクラッシュ、完全にトルコリラ円だけが狙われました。
某取引所が建玉数量を公開しているので、ヘッジファンドに狙われやすいのでしょう。
今までは建玉数量が300,000がトリガーになりやすかったのですが、この値をクリアしたのが2/19。
個人的には2/19からいつクラッシュがきてもおかしくないなとは思っていましたが、ゴールデンウイークを無難に通過したので、ヘッジファンドの狙いの値が400,000になったのかなと勝手に判断していましたが、円買いに傾いた時に完全に仕掛けられました。
南アフリカランドやメキシコペソが狙われずにトルコリラだけが狙われた理由としては、南アフリカランド(220,000)、メキシコペソ(88,000)の建玉数だからでしょうね。
単純にロングが溜まっていたこと、仕掛ければクラッシュになる前例があるからだと思われます。
以前と比べると、断然にトルコリラの地合いは強くなっていますが、トルコリラにはこういった側面も持ち合わせています。
トルコリラのロングはスワップポイントに妙味アリですが、某取引所の建玉数量はある程度気にした方が良いかなとは思います。
以前は建玉数量が300,000でしたが、今は350,000に達するとクラッシュがいつきてもおかしくないと感じてもらえればと思います。
【追記】
8/23時点でトルコリラ円のロングは347,697。26日にクラッシュが起きたのですが、26日が302,998。
27日には305,268になっています。
個人的に驚いたのが、クラッシュ後でも300,000の大台を割らなかったことです。
この300,000という数字は、以前のクラッシュ警戒水準なのですが、それだけトルコリラのポジションが溜まっているということでしょう。
今回は350,000という数字でした。
ただ、26日は円高に振れやすい条件が前週末から整っていたこともあり、仕掛けられやすかったと推測されます。
本来のトリガーは350,000でなく、380,000-400,000ではないかと個人的には感じています。
トルコリラの最大のメリットはスワップポイントです。
その裏では、このようなクラッシュもある通貨なので、ある程度では利食いをしましょう。
トルコリラは、一昨年・去年のような下落トレンド真っ只中ではもうありません。
このクラッシュさえ避けられれば、一定期間高いスワップポイントを享受できる魅力的な通貨です。
引用元:FXプライムbyGMO
フラッシュクラッシュがトルコリラを襲う! 8月26日早朝、フラッシュクラッシュによりトルコリラは1円40銭から1円50銭もの大幅下落(涙しかしさすがはトルコリラ!夜には全戻しで何ともないぜ♪&nbs[…]
さすがFXプライムbyGMO。
はっきりと短期筋・投機筋の仕業と言っています。
まあ、そうなんですけどね(笑
一応理由としては世界的な懸念事項である米中貿易戦争の激化・長期化懸念。
そしてトルコ的には南東部、クルド人が多く占める3都市の市長を謎のテロ容疑で解任。
(民主的な選挙で国政与党:公正発展党(AKP)候補を破り、当選しています)
その後のエルドアン大統領の「イスタンブールをテロ組織に任せることはできない!」との発言から最大都市イスタンブールの市長も解任されるのか!?というエルドアン大統領の独裁政治・民主主義への懸念からトルコリラ安になったのですが…。
真の理由は上記を理由にした、短期筋・投機筋の仕掛けです。
今朝の下窓開きスタートも、フラッシュクラッシュと言えるのでしょうか❓
ドル円はそうでもないですが、#トルコリラ などは確かに1.4~1.5円くらい下げています
しかしさすがはトルコリラ、何ともないぜ❗️
すぐさま先週終値を回復しています😊欲を言えば18円台半ばまで回復して欲しかったですが… pic.twitter.com/SZVPKzhO7g
— サトウカズオ🇹🇷スワップ投資FX自動売買 (@tryjpyFX) August 26, 2019
そして上にも出てくる某取引所とはくりっく365です(笑
くりっく365でのトルコリラの買い建玉数は、
07/30 | 316,032 |
08/06 | 325,575 |
08/13 | 330,114 |
08/20 | 340,707 |
と順調に積み上がっていました(笑
そして上記通り、トルコリラが下落する理由も揃っていました。
つまりトルコリラがフラッシュクラッシュする条件が揃っていたと言うことですね(涙
しかし今回のフラッシュクラッシュは、1月3日のアップルショック時とは違い下落幅は1円40銭から1円50銭程度。
日本投資家も前回を踏まえ学習していたのか、ロスカットに巻き込まれる建玉数も少なく、結果大きな下落幅とはなりませんでした。
みんな偉い!
上記FXプライムbyGMOの中の人が言われる通り、昨年・一昨年のトルコリラは酷かったですが、ここ1年はむしろ安定しています。
ただ…、トルコリラはスワップポイントの高さから買いポジションに偏りがちです。
しかもボラティリティーも高い通貨ですので、短期筋や投機筋に狙われやすい通貨とも言えます。
つまり…資金管理は厳密にね♪
上記はFXプライムbyGMOの会員限定、歴戦の外為ディーラーが独自の視点で相場を解説する、決して余所では読めない裏話から、マーケットよもやま話まで、そんなディーラー達のおしゃべり会コンテンツ「井戸端為替会議」から引用したものです。
上記通り会員限定です(…引用まずいかな?)。
読んだあなた会員になりましょう!
(うん、これで問題なし(笑)
いやー「井戸端為替会議」ためになる良いコンテンツです♪(よいしょっ!)
さあ皆さん、続きが見たいなら↓FXプライムbyGMOへ!↓
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経済信頼感でトルコリラ
8月の経済信頼感で、トルコリラがどうなったかと言うと…。
ドル/トルコリラ
現在、1ドル=5.8092トルコリラくらいでしょうか。
ドル強い!
アメリカ10年債利回りの上昇によりドル高が進んでいます。
また上記通り、トルコの政治が足を引っ張っている⇒投資家が不安に思っている、こともあります。
エルドアン大統領には是非、政治的な不安を払しょくする一言を言って欲しいですね。
ええ、無理でしょうけど…(涙
時間が解決させるしかないのでしょうか?
エルドアン大統領には大人しくしていただくか(笑、外交的成果を期待したいですね。
ドル/円
1ドル=105円90銭くらいでしょうか。
上記通り、アメリカ10年債利回りの上昇によりドル高が進んでいます。
本日は重要な経済指標発表もなく、トランプ大統領による米中貿易戦争にかかわるtweetもなく、平和な展開となっています。
発言するなら是非ともポジティブな発言を期待したいです(笑
ダウ平均も買い戻しからか100ドル以上の上昇で始まっていますし、今日は動きそうにないですね。
相場が動くのは明日29日のアメリカ4-6月期GDP改定値。
30日の個人消費支出発表でしょうか。
トルコリラ/円
1トルコリラ=18円16銭くらいでしょうか。
引き続き上値が重い展開が続いています。
26日のフラッシュクラッシュ以降、1トルコリラ=18円00銭-30銭の間を行ったり来たりとどちらに転ぶか分からない展開が続いています。
これは…経済指標ではなく、政治的な発言・出来事によって動きそうですね。
トルコ国外の出来事(トランプ大統領がらみ…)はしょうがないですが、トルコ国内でトルコリラ安を招くことはしないで欲しいですね。
聞いていますか?エルドアン大統領!
現状図で表すと、現状はドル>円>トルコリラですかね。
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トルコの政策金利は現在19.75%(2019年8月29日)。
高金利通貨として人気のオーストラリアドルやニュージーランドドル、そして南アフリカランド。
最近人気を高めつつあるメキシコペソなどの他の高金利通貨に比べてもスワップポイントが高く、大きな見返りが期待できる魅力が人気となっています。
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まあトルコリラ取り扱っているFX会社って少ないのですけどね(笑
トルコリラは値動きが激しくてリスクがあって怖い…と言う方。
それならばメキシコペソは如何でしょうか?
メキシコの政策金利は現在8.00%(2019年8月29日現在)。
なによりメキシコはトルコや南アフリカよりも安定していることが大きな魅力です♪
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