フラッシュクラッシュがトルコリラを襲う!
8月26日早朝、フラッシュクラッシュによりトルコリラは1円40銭から1円50銭もの大幅下落(涙
しかしさすがはトルコリラ!
夜には全戻しで何ともないぜ♪
トルコ8月景況感
トルコ8月景況感
7月実績98.3、市場予想97.0に対し、8月実績102.5!
まずは本日発表のトルコ8月の景況感。
前回実績・市場予想ともに上回る結果に!
▶️トルコ・8月景況感
07月実績:*98.3
市場予想:*97.0
08月実績:102.5❗️おおー予想以上の良い数値です😊
経済の安定・回復(インフレ率低下)
外交の安定(トルコとアメリカの対立緩和)が原因ではないかと
あとは最大の輸出先である欧州経済が回復してくれたら😅 pic.twitter.com/tXyb5eNK1i
— サトウカズオ🇹🇷スワップ投資FX自動売買 (@tryjpyFX) August 26, 2019
理由は上記通り、
●経済の安定・回復
(インフレ率も低下傾向です♪)
●外交の安定
(アメリカからのロシア製ミサイル防衛システムS-400導入に伴う制裁もほぼ無し)
●通貨の安定
(トルコリラも最近は安定しています♪)
が原因ではないかと。
あとは最大の輸出先であるドイツ・イタリア・イギリスなどの欧州経済が回復してくれること。
中東の地政学リスクの低下(シリア問題)が収束してくれるとなお良いのですけど…。
まあ、他国はどうしようもないですが、せめてトルコ国内はなんとか良い方向に進んで欲しいですね。
景況感とは
一般消費者や企業が、現在の景気の状態と過去(以前)の景気の状態とを比較して、良くなっている、もしくは悪くなっている、変わっていない(停滞している)など、どのように感じているか、という景気の状態に対する印象のこと。
日本で言うところの、日銀短観(全国企業短期経済観測調査)と言えば聞いたことがるかもしれませんね。
トルコ8月景気動向指数
トルコ8月景気動向指数[季調済]
7月実績96.6に対し、8月実績102.1!
景気動向指数も、前月実績を上回っています!
波はありますが、全般的には右肩上がりを継続中です♪
景気動向指数は前月と比べ、ずっと上がり続けるようであれば、それは景気の拡大期と言えます。
逆にずっと下がり続けるようであれば、それは景気の後退期と言えます。
景気動向指数は総合的な景気状況の判断指標ですが、残念ながらトルコ的には、相場に影響を与えるような重要経済指標ではありません(苦笑
下の設備稼働率の方が、よほど重要です。
しかしそうは言っても良いに越したことはありません。
逆に言えば良くても悪くてもトルコリラに影響を与えない経済指標と言うことに…(涙
正直トルコは現状、経済成長よりもインフレ率の抑制。
次に経常収支の黒字化の維持(多少の赤字はOK!)。
そしてトルコリラ安対策をしっかりと行っていけば、経済も回復していくことでしょう。
あとはアメリカや欧州連合(EU)と喧嘩せずにいれば、取り敢えずトルコリラ安は防げると思います♪
景気動向指数とは
生産、雇用など様々な経済活動での重要かつ景気に敏感に反応する指標の動きを統合することによって、 景気の現状把握及び将来予測に資するために作成された指標のことを言います。
トルコ8月設備稼働率
トルコ8月設備稼働率
7月実績76.2%、市場予想76.0%に対し、8月実績76.6%!
次にトルコ8月の設備稼働率。
設備稼働率は国内総生産(GDP)にも関わってくる重要経済指標です。
結果は…、前月実績・市場予想を上回る結果に♪
▶️ トルコ・8月設備稼働率
07月実績:76.2%
市場予想:76.0%
08月実績:76.6%前月実績・市場予想を上回り、過去1年間でも2番目に良い結果に😊
インフレ抑制を取るか、経済成長を取るか難しいかじ取りが求められますが、新興国・高金利通貨国とはそういうものだ
経済は最悪期を脱しているぞ👍 pic.twitter.com/Lm0VibKpNP
— サトウカズオ🇹🇷スワップ投資FX自動売買 (@tryjpyFX) August 26, 2019
インフレも落ち着き、それに伴い金利も落ち着いて(低下して)きています。
最大の貿易先であるドイツなどの欧州各国の景気は低迷なので、トルコ国内の内需が復活上昇してきたと言うことなのでしょう。
人口は正義ですね(笑
ただ上記通り、最大の輸出先であるドイツ(そしてイギリス、イタリア、UAE、イラク、アメリカ、フランス、スぺイン、ベルギーの順)などの欧州各国の景気は低迷中です。
中東はそもそも割合が少なく、ロシアは2%もありません。
さらなる設備稼働率の上昇には欧州経済の景気回復・経済成長が不可欠ですが…しばらくは見込み薄です。
内需に期待したいですね。
その内需。
トルコ国内のインフレ率は徐々に低下してきています。
そして経常収支・貿易収支は改善傾向、経常収支は観光収入もあり黒字化されてきています。
トルコは最悪期を脱し、トルコリラも一時期よりかは、かなり安定しています。
そうトルコ経済は底を打って回復中なのです!
(欧州経済よりかは、先に回復するでしょう)
あとは…政治・外交でしょうね(涙
こればっかりは分かりません…。
これ以上、問題を起こさぬようエルドアン大統領には国内融和を。
そしてロシア・イランとではなく、アメリカ・欧州連合(EU)と仲良くして欲しいものです。
設備稼働率とは
各種設備(組み立てラインなど)の操業状況を指数にしたもののことを言います。
トルコ国内で、生産できる量(生産能力)のうち実際に生産された量の割合を示します。
日本では(経済が成熟しているため)他の重要経済指標に隠れがちですが、中堅工業国にとってはとても重要な経済指標です。
つまりこの数値により、トルコの景気経済の良し悪しが分かるのです!
フラッシュクラッシュでトルコリラ急落!
トルコ円でフラッシュクラッシュが起きましたね。
16.60円を一瞬割るレベルまで急落した後、18円台の水準まで戻しています。
先週に「どこまで下を攻めるかが焦点」と書きましたが、ここまでは想定していなかったです。
新規の買戻しが入ってどこまで戻すかがカギとなりそうですが、18.50付近の先週金曜ニューヨーク時間に入った所まで戻せれば御の字と見ています。
引用元:FXプライムbyGMO
本日26日早朝、トルコリラは対円でおよそ10%も急落!
1月3日のアップルショック時に次いで今年2度目フラッシュクラッシュが起こりました。
先週終値の1トルコリラ=18.228円から、一時16円82銭(※)まで急落しています。
(※FX会社によっては16円40銭を割るところもあり)
今回のトルコリラ安の原因は米中貿易戦争の激化・長期化懸念。
リスク回避の新興国通貨売り円買い(トルコリラ安円高)が流動性の低い週明けの日本時間の早朝に起こりました。
今朝の下窓開きスタートも、フラッシュクラッシュと言えるのでしょうか❓
ドル円はそうでもないですが、#トルコリラ などは確かに1.4~1.5円くらい下げています
しかしさすがはトルコリラ、何ともないぜ❗️
すぐさま先週終値を回復しています😊欲を言えば18円台半ばまで回復して欲しかったですが… pic.twitter.com/SZVPKzhO7g
— サトウカズオ🇹🇷スワップ投資FX自動売買 (@tryjpyFX) August 26, 2019
確かに先週金曜日、中国がアメリカからの輸入品750億ドル相当に報復関税を発動すると発表した件について、トランプ大統領はTwitterで物凄い勢いで怒っていたので、どんな凄い制裁が行われるかと思っていました。
しかし実際は5%の上乗せ報復関税程度で、市場はもっと凄い措置を予想してリスク回避していたはずですので、巻き戻しのドル買い円売り(ドル高円安)もあり得るかと思っていたのですが…見事に外れました(苦笑
それでも16円80銭程度(※)。
(※FX会社によっては16円40銭を割るところもあり)
昨年8月のトルコショック時の15円50銭くらいは下回らずに、ここ最近1年間のレンジ相場である1トルコリラ=16円~22円内で収まっています。
しかも夜には全戻し!
さすがトルコリラだぜ、なんともないぜ!
トルコリラは昨年は酷かったですが、ここ1年はむしろ安定しています。
ただ…、トルコリラはスワップポイントの高さから買いポジションに偏りがちです。
しかもボラティリティーも高い通貨ですので、短期筋や投機筋に狙われやすい通貨とも言えます。
資金管理は厳密にね♪
上記はFXプライムbyGMOの会員限定、歴戦の外為ディーラーが独自の視点で相場を解説する、決して余所では読めない裏話から、マーケットよもやま話まで、そんなディーラー達のおしゃべり会コンテンツ「井戸端為替会議」から引用したものです。
上記通り会員限定です(…引用まずいかな?)。
読んだあなた会員になりましょう!
(うん、これで問題なし(笑)
いやー「井戸端為替会議」ためになる良いコンテンツです♪(よいしょっ!)
さあ皆さん、続きが見たいなら↓FXプライムbyGMOへ!↓
[FXGMO]
高スワップ&約定力99%以上は伊達じゃない!
設備稼働率でトルコリラ
8月の設備稼働率で、トルコリラがどうなったかと言うと…。
ドル/トルコリラ
現在、1ドル=5.8055トルコリラくらいでしょうか。
うーん…先週末の1ドル=5.76トルコリラより、ドル高トルコリラ安が進んでいますね。
ドル/トルコリラでみるとフラッシュクラッシュ前を戻しきれていません。
一時の1ドル=5.8325トルコリラよりかは、少し戻している程度でしょうか。
やはり米中貿易戦争の激化・長期化懸念が根底にあり、ドル高円高が進んでいることが原因でしょう。
ドル/円
1ドル=106円00銭くらいでしょうか。
ドル円もフラッシュクラッシュで先週末終値の1ドル=105円34銭から104円44銭まで90銭もドル安円高が進みました。
しかしその後は一時106円39銭まで戻していたのですが…、アメリカ10年債利回りの低下に伴い、上げ幅を縮小させています。
トルコリラ/円
1トルコリラ=18円23銭くらいでしょうか。
米中貿易戦争激化・長期化に伴うリスク回避姿勢もそうですが、先週起きた
- エルドアン政権、クルド系3市町を解任
- トルコ中銀、支払準備率と準備預金に支払う金利を変更
- ⇒民主主義とインフレに対する懸念増大
の国内事情も尾を引いていますね。
トルコ国外の出来事はしょうがないですが、トルコ国内でトルコリラ安を招くことはしないで欲しいですね。
聞いていますか?エルドアン大統領!
現状図で表すと、やっぱり円>ドル>トルコリラですかね。
トルコリラ円取り扱いFX会社を選定する際にとても重要な最新のトルコリラ円スワップポイント比較ランキングを作成していますのでを見てくださいね♪
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トルコの政策金利は現在19.75%(2019年8月30日)。
高金利通貨として人気のオーストラリアドルやニュージーランドドル、そして南アフリカランド。
最近人気を高めつつあるメキシコペソなどの他の高金利通貨に比べてもスワップポイントが高く、大きな見返りが期待できる魅力が人気となっています。
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まあトルコリラ取り扱っているFX会社って少ないのですけどね(笑
トルコリラは値動きが激しくてリスクがあって怖い…と言う方。
それならばメキシコペソは如何でしょうか?
メキシコの政策金利は現在8.00%(2019年8月30日現在)。
なによりメキシコはトルコや南アフリカよりも安定していることが大きな魅力です♪
メキシコペソ/円取り扱いFX会社を選定する際にとても重要な最新のメキシコペソのスワップポイント比較ランキングを載せておきます。
毎週更新していますので是非、参考にしてみてください。
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