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アメリカがトルコに最後通牒?2019年5月設備稼働率

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アメリカ:「トルコはロシアとの取引を6月第1週の終わりまでにキャンセルしなければならない!」

 
トルコ経済は最悪期を脱したかに見えます。

経済指標も徐々に上向いてきています。

イスタンブール市長選再選挙も決まった以上、仕方がありません。

アメリカの制裁さえなければトルコリラは切り抜けられる!

そうアメリカの制裁さえなければ…
 

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トルコ5月景況感

トルコ5月景況感

4月実績105.5、市場予想104.0に対し、5月実績98.9!
 

まずはトルコ5月の景況感。

右肩上がりで回復傾向だったのですが…、5月で大きくダウン。
 


 
原因は上記通り、トルコ統一地方選挙が終わったにもかかわらず、一向に経済政策が進まないこと。

同じく野党が勝利したイスタンブール市長選においてエルドアン大統領率いる国政与党・公正発展党(AKP)が再選挙を申し入れ、再選挙が決定したなどの政治的混乱

 

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ロシア製ミサイル防衛システムS-400のトルコ導入問題を巡るトルコとアメリカの対立

(アメリカが期限を設けて最後通牒←これについては後述します)
 

中東の地政学リスクの上昇

・アメリカとイランの対立
(イランによるホルムズ海峡の封鎖のリスク)

・サウジアラビアのパイプラインへの無人ドローン攻撃など
 

せっかく良い流れだったのですが、国内的には1番。

対外的・トルコリラ的には2番目が問題でしょうか。

民間も自分のために頑張らばければいけませんが、政府が足を引っ張っていますよね(涙

なんとか良い方向に進んで欲しいのですが…。
 

景況感とは

一般消費者や企業が、現在の景気の状態と過去(以前)の景気の状態とを比較して、良くなっている、もしくは悪くなっている、変わっていない(停滞している)など、どのように感じているか、という景気の状態に対する印象のこと。

日本で言うところの、日銀短観(全国企業短期経済観測調査)と言えば聞いたことがるかもしれませんね。

 

トルコ5月景気動向指数

トルコ5月景気動向指数[季調済]

4月実績100.0に対し、5月実績94.7!
 

景気動向指数も、前月実績よりも下回っていますね(涙

こちらも先月までは右肩上がりの良い流れだったのですが…。

この数値が前月と比べ、ずっと上がり続けるようであれば、それは景気の拡大期と言えます。

逆にずっと下がり続けるようであれば、それは景気の後退期と言えます。
 

景気動向指数は総合的な景気状況の判断指標ですが、残念ながらトルコ的には、相場に影響を与えるような重要経済指標ではありません(苦笑

下の設備稼働率の方が、よほど重要です。

しかしそうは言っても良いに越したことはありません。

まあ今回は悪かったので、逆にトルコリラに影響を与えない経済指標と言うことに関しては助けられましたが(笑
 

正直トルコは現状、経済成長よりもインフレ率の抑制。

次に経常収支の黒字化の維持(多少の赤字はOK!)。

そしてトルコリラ安対策をしっかりと行っていけば、経済も回復していくことでしょう。

あとはアメリカや欧州連合(EU)と喧嘩せずにいれば、取り敢えずトルコリラ安は防げると思います♪
 

景気動向指数とは

生産、雇用など様々な経済活動での重要かつ景気に敏感に反応する指標の動きを統合することによって、 景気の現状把握及び将来予測に資するために作成された指標のことを言います。

 

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トルコ5月設備稼働率

トルコ5月設備稼働率

4月実績75.0%、市場予想74.9%に対し、5月実績76.3%!
 

設備稼働率は国内総生産(GDP)にも関わってくる重要経済指標です。

お!良いですね。

多少の凸凹はありますが、右肩上がりに転じています。
 


 
今までは、通貨安(トルコリラ安によるエネルギー価格などの輸入物価の上昇⇒全般的な物価の上昇)。

それにインフレ率の高止まりが原因で設備稼働率は下降していました。

これまではトルコの内需の力強さで多少はカバーしていたのですが…、トルコ経済の落ち込みもあり、その内需も減少してきていました。
 

しかし、少しづづですが設備稼働率は右肩上がりに回復しています!

通貨安(トルコリラ安)は相変わらず。

インフレ率の高止まりも相変わらず。

それでも回復していると言うことは、内需も少しづづ回復していると言うことでしょう!

(だって最大の輸出先のユーロ圏は経済減速が明らかですし…)
 

あとは…政治です、外交です(涙

逆にトルコリラの場合、トルコ経済よりも、トルコの政治・外交リスクの方がトルコリラに強い影響を与えます。

エルドアン大統領!是非、ロシア・イランとではなく、アメリカ・欧州連合(EU)と仲良くして欲しいものです。
 

設備稼働率とは

各種設備(組み立てラインなど)の操業状況を指数にしたもののことを言います。

トルコ国内で、生産できる量(生産能力)のうち実際に生産された量の割合を示します。

日本では(経済が成熟しているため)他の重要経済指標に隠れがちですが、中堅工業国にとってはとても重要な経済指標です。

つまりこの数値により、トルコの景気経済の良し悪しが分かるのです!

 

トルコリラ用

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アメリカがトルコに最後通牒?

トルコリラの下落の要因としては、報道されているようにロシアのS-400購入を推し進めている点です。

当然ですが、このS-400購入はアメリカ、そしてNATOに対して喧嘩を売っていることと同等です。

ここにきて、さすがにアメリカも痺れを切らして6/7までにS-400の件をどうするのかトルコに対して詰問しているとのことです。

遠回しな方法ですが、S-400の購入を断念しなければ、制裁しますよという最後のカードをアメリカはトルコに提示したことになります。
 

いくら介入をしようが、トルコリラ安対応策をしようが、アメリカに制裁されれば、全てが無駄になります。

というか、意味がなくなります。

トルコの報道機関のニュースによると、トルコ兵がロシアからS-400ミサイル操作の訓練を受けていることに関してアメリカが追加制裁を課すことを発表したと報道されています。

大規模なものではないでしょうが、S-400の購入となれば大規模制裁は間違いないでしょうし、リラは急落するものと思われます。

トルコはこの最後のチャンスに対して、どのような対応をとるのか、期限は6/7までになりそうです。

 

引用元:FXプライムbyGMO

トルコリラとメキシコペソのFXブログ-不安・困惑
 
アメリカはトルコに対し、ロシア製ミサイル防衛システムS-400の購入を6月7日までにキャンセルしろと言っています。

複数の消息筋がこれはアメリカ政府(国務省)の最後通牒だと言っています。

これは…まずいですよ(冷や汗
 

と言うのも、アメリカはこれまで何度もトルコにS-400の購入を断念させようとしていました。

その都度、トルコはS-400は購入済みで、導入(引き渡し後の配備)を待つばかりと言っています。

今回は事の重大性を察してかロシアも反応し、ペスコフ大統領報道官が「S-400に関する取引については、すでに完了している」としています。
 

エルドアン大統領はアメリカが大規模な制裁を科すと言っていることに関して軽く考えているのではないですかね。

それともイスタンブール市長選再選挙を前に強い大統領を演じる、弱みも見せられない、と言うことから、あえて強気に出ているかもしれません。
 

トルコは欧州への難民を防いでいる。

欧州側の北大西洋条約機構(NATO)加盟国は強く出れないだろう。

NATOを除名させるには加盟国全員の承認が必要だ。

全会一致は無理だろう…と。
 

しかし、トランプ大統領はトルコの…、そして欧州側の事情なんて、ほとんど気にしませんよ。

首脳会談の合間だろうが、国賓歓迎晩餐会の最中だろうが、ミサイル発射のGOサイン出すような人ですから。

トランプ大統領はビジネスマンですから強気の姿勢は「取引」のひとつとして良く使う手立てかもしれませんが、要求を飲まないのであれば、次の「取引」を優位に進めるため必ずやります。

しかも今回はロシアを仮想敵国としているNATO加盟国のトルコが、そのロシア製のミサイルを導入しようとしているのですから、アメリカに言い分があると思います。

トルコがロシアと喧嘩してもトルコリラはそう下がりはしませんが、アメリカと喧嘩すると2018年8月のトルコショックのように壊滅的打撃を受けます。

エルドアン大統領、ご決断を(祈り
 

上記はFXプライムbyGMOの会員限定、歴戦の外為ディーラーが独自の視点で相場を解説する、決して余所では読めない裏話から、マーケットよもやま話まで、そんなディーラー達のおしゃべり会コンテンツ「井戸端為替会議」から引用したものです。

上記通り会員限定です(…引用まずいかな?)。

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(うん、これで問題なし(笑)

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設備稼働率でトルコリラ

トルコ2019年5月設備稼働率と景況感でトルコリラがどうなったかと言うと…。

ドル/トルコリラ

現在、1ドル=6.0725トルコリラくらいでしょうか。

相変わらず1ドル=6.0トルコリラを超えていますが、一時期よりはトルコリラ高になっています。
 

トルコにとっては重要経済指標である設備稼働率ですが、市場はトルコの外交政策(対米関係の改善)、米中貿易協議の行くへ。

そして本日報道された、イギリス・メイ首相辞任のニュース(当然イギリスによるEU離脱の行くヘを含む)など、ネガティブな話題が多くなっています。

トルコリラにとっても上値が重い展開が続くでしょう。

ドル/円

1ドル=109円50銭くらいでしょうか。

リスク回避姿勢が台頭しています。
 

原因は、米中貿易戦争の激化・長期化懸念。

ユーロ圏・アメリカの予想を下回るPMI。
(⇒世界的な景気減速懸念の再燃)

結果、アジア・欧州株全面安、アメリカ株も大幅安。

原油価格は急落し、アメリカの長期金利も急速に低下しています。

そりゃードル売り円買い(ドル安円高)になるよ、と言うような条件が揃っています。

今週はこのままの状態で、取引を終えそうですね(涙

トルコリラ/円

1トルコリラ=18円00銭くらいでしょうか。

1トルコリラ=18円00銭の±5銭の幅で行ったり来たりしています。
 

エルドアン大統領もイスタンブール市長選再選挙(6月23日)までは、なんとしてもトルコリラ安を防ぐでしょう。

それが国政与党・公正発展党(AKP)が勝つ最低条件です。

選挙後はじっくりと経済対策を行ってトルコリラ高政策を推し進めて欲しいものです。
 

現状図で表すと、円>ドル>トルコリラでしょうか。

今週はこのまま、相場も動きそうもありませんね。

結果はそれとも今週末、大きな動きがあるのでしょうか?

結果はまたこのブログで(笑

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