NO IMAGE

トルコ事実上利上げ実施もトルコリラ下落!政策金利発表

トルコリラ円スワップ生活-お金とライフプラン

トルコ、アメリカ共に利上げ!も共に通貨安!仲良し!

 
本日20時、トルコ中央銀行が政策金利を発表しました!

同じく本日朝の04時にアメリカの連邦公開市場委員会(FOMC)から発表された、政策金利も書いていくよ!
 

松井証券FXスポンサードリンク

トルコ中央銀行金融政策決定会合

トルコ中央銀行 政策金利

前回実績8.0%、市場予想同8.0%に対し、実績8.0%!
 
トルコ中央銀行 翌日物貸出金利

前回実績9.25%、市場予想同9.25%に対し、実績9.25%!

 
トルコ中央銀行 翌日物借入金利

前回実績7.25%、市場予想同7.25%に対し、実績7.25!

 
トルコ中央銀行 後期流動性貸出金利

前回実績12.25%、市場予想同13.25%に対し、実績12.75%!
 
トルコの政策金利。

政策金利自体は据え置き予想も、事実上の政策金利として機能している後期流動性貸出金利は、1%の利上げが予想されていました。

しかし昨日、前年同月比で二桁の伸びを見せ、G20諸国の中で最高の経済成長となったトルコ07-09月期四半期国内総生産(GDP)の結果に気を良くしたのか、エルドアン大統領が突如会見で

「短期的な金利引き上げには反対」

「為替レートが正常なバランスを戻ることを信じている」

と気炎を上げました。

………。

エルドアン首相時代は、トルコ経済の近代化を推進しトルコ経済を立て直した、応援したくなるような凄い人だったんだけどなー。

エルドアン大統領時代はなー…。
 
ということが前日にあり、再びプレッシャーをかけられたトルコ中央銀行

結果は良く言えば、良くも悪くもなく

悪く言えば、中途半端な利上げとなってしまいました。

市場はこれを許してくれるのでしょうか…後半に続く…。
 

後期流動性貸出金利、とは

トルコはもともと8.00%の1週間物レポ金利(いわゆる政策金利に相当)を間に挟み、9.25%の翌日物貸出金利(いわゆる上限金利に相当)7.25%の翌日物借入金利(いわゆる下限金利に相当)「3つの政策金利」がありました。

対外的で一般的な1週間物レポ金利を標準として、上は翌日物貸出金利までで、下は翌日物借入金利までの範囲でお金を貸し出していたのです。

図にすると、

9.25%:翌日物貸出金利(いわゆる上限金利に相当)

8.00%:1週間物レポ金利(いわゆる政策金利に相当)

7.25%:翌日物借入金利(いわゆる下限金利に相当)

な感じです。
 
でもインフレ率の上昇がきつく、実際には翌日物貸出金利でお金を貸し出していました。

このとき(2016年くらい)までは、翌日物貸出金利が事実上の政策金利でした。

しかし、この翌日物貸出金利でもインフレ率の止まらず…、かと言ってエルドアン大統領は利下げしろと要求して(圧力をかけて)きます。

困ったトルコ中央銀行は「第4の政策金利」を出してきました。

それが後期流動性貸出金利です。
 
後期流動性貸出金利(=後期流動性ウィンドウ)とは、本来金融機関の資金ショートを防ぐ最終手段として用意された、後期流動性供給ファシリティー金利のことで、その為金利が高くなっています。

つまり公式発表している9.25%の翌日物貸出金利(上限金利)では市場へは供給せず(貸し出さず)、12.75%と、さらに金利の高い後期流動性貸出金利で貸し出しているのです。

つまり、図でいうと、

12.75%:後期流動性貸出金利(事実上の政策金利)

*9.25%:翌日物貸出金利(既に意味はない)

*8.00%:1週間物レポ金利(対外的な政策金利)

*7.25%:翌日物借入金利(既に意味はない)

となっています。

要はエルドアン大統領の利下げ要求をかわしつつも、実際は高い金利を設定して市場をコントロールしている訳です。

表向きの政策金利は8.0%

しかし事実上の政策金利は12.75%

旧時代的な金融政策ですが、トルコ中央銀行の苦労がしのばれます…(涙

 

引用元: トルコ中央銀行、事実上の利上げを緊急実施!

 

[FXGMO]

 

↑スワップポイント高くておすすめしていたらタイアップしてくれたよ♪

 

アメリカ連邦公開市場委員会(FOMC)

アメリカ連邦公開市場委員会(FOMC)

前回実績1.00%-1.25%、市場予想1.25%-1.50%に対し、実績1.25%-1.50%!
 
アメリカ連邦準備制度理事会(FRB)は、連邦公開市場委員会(FOMC)にで、市場の予想通り政策金利を25bpの引き上げを決定しました。

上の見方は、つまり

1.50%:上限金利

1.25%:下限金利

となっています。

うん、すっきりしていて見やすいし、分かりやすいですね(笑

またその後のFOMC声明や、イエレンFRB議長の定例記者会見では、来年も年3回の利上げを予想しているとのこと。

市場ではアメリカ経済の好調さから、もっと強気でタカ派的な声明や会見になると見られていましたが、思ったよりもハト派的な内容でしたね。

ただ今後も緩やかな利上げを想定るているとのことで、株価は上昇!

ニューヨークダウ平均やS&P500は、またまた史上最高値を更新しています。

これはドル円相場も…。
 

FX取引ならヒロセ通商へ

 

1,000通貨単位手数料無料!高スペックなヒロセ通商LION FX!管理人も利用中♪

 

政策金利発表でトルコリラ

アメリカやトルコの政策金利発表で、トルコリラがどうなったかと言うと…。
 
ドル/トルコリラ
現在1ドル=3.86トルコリラくらいでしょうか。

上記通り、もっと強気でタカ派的なFOMC声明や、イエレンFRB議長の会見と思われていましたが、インフレ率の鈍化傾向に気を使ったのか、来年の利上げペースは据え置きと弱気でハト派的な内容となったことから、ドル売り(ドル安、結果トルコリラ高)が進みました。

(まあ、来年3回の追加利上げは強気と思いますが、市場はもっと強気だった)

一時1ドル=3.81トルコリラくらいまで、ドル安トルコリラ高が進んでいます。

しかしその後のトルコ中央銀行の利上げは、利上げ幅が市場予想の半分だったことから、失望のトルコリラ売り(トルコリラ安)が進みました。

市場は(管理人も)大幅な利上げを予想(&要求)していたのですが、結果は残念なことに…。
 
ドル/円
1ドル=112円65銭-70銭くらいでしょうか。

上記通り、追加利上げは市場予想通りなものの、その後の弱気なFOMC声明によりドル売り円買い(ドル安円高)が進んでいます。

その後も、

21:00 イングランド銀行、政策金利発表

21:45 欧州中央銀行、政策金利

と、イベント目白押しでしたが、こちらはどちらも政策金利の据え置きだったため、そこまで大きく値は動いていないです。
 
トルコリラ/円
1トルコリラ=29円05銭-01銭くらいでしょうか。
 


 
うーん、やはり失望のトルコリラ売り(トルコリラ安)が響いています。

ただ、そうは言っても事実上の利上げ(利上げはしていること)には変わりないので、徐々に持ち直していくと思うのですが…。

現状、図で表すと、円>ドル>トルコリラですかね。

でも、現時点では、どの通貨も弱い状況です。
 
トルコリラ円取り扱いFX会社を選定する際にとても重要な最新のトルコリラ円スワップポイント比較ランキングを作成していますのでを見てくださいね♪
 

 
トルコの政策金利は(2018年7月2日)現在17.75%

高金利通貨として人気のオーストラリアドルニュージーランドドル、そして南アフリカランド

最近人気を高めつつあるメキシコペソなどの他の高金利通貨に比べてもスワップポイントが高く、大きな見返りが期待できる魅力が人気となっています。

昨年からトルコリラ円で高スワップポイントを維持し続けている管理人おすすめのFXプライムbyGMO(←スワップポイント高くておすすめしていたらタイアップしてくれたよ♪)。

スタート時のみの客寄せパンダとはもう言わせない!本当に1日100円のスワップポイントを維持しているトレイダーズ証券【みんなのFX】

1通貨から購入が可能!トルコリラ複利運用積立投資に最適なSBI FXトレードがおすすめです。

まあトルコリラ取り扱っているFX会社って少ないのですけどね(笑
 

セントラル短資FX
トレイダーズ証券【LIGHT FX】
NO IMAGE
最新情報をチェックしてあげる(^^♪