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トルコ、タックスヘイブンのブラックリスト入り回避でトルコリラ上昇

トルコリラ円リスク管理

って上の図、回避失敗して衝突しているじゃないか!

 
トルコリラは、1ドル=4.0トルコリラ、1トルコリラ=28円の節目を何とか耐えています。

むしろ落ち着いてきたような雰囲気まであります。

(いや、ここで落ち着かずにもっと上昇して欲しいけど(笑)

そんなトルコリラ保有者に朗報!

トルコが欧州連合(EU)のタックスヘイブンへのブラックリスト入りを回避したことを好感して、トルコリラが上昇しています!
 

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トルコ、タックスヘイブンのブラックリスト入り回避

欧州連合(EU)が挙げるタックスヘイブン(租税回避地)リストに指定される恐れのあったトルコは、リスト入りを免れそうだ。

トルコは24日付でEUに書簡を送り、問題解決への決意を示した。

EUの作業部会が27日更新した文書によると、トルコは「指摘された全ての問題に対処する」決意を表明した。

ブルームバーグ・ニュースが同文書を閲覧した。

同作業部会で協議した文書によれば、有害な税制を適用している国として指定する基準にはないと、提供された情報に基づき専門家が判断した

「税問題で非協力的な国や地域」の特定を進めている同作業部会は今月21日、透明性への対処や個別の優遇税制措置廃止に対するトルコ政府の取り組みは現時点で「十分でない」と結論づけていた

 

引用元:ブルームバーグ

 
27日から28日にかけてのトルコリラ上昇は、このトルコが欧州連合(EU)のタックスヘイブンへのブラックリスト入りを回避したことを好感したことも要因のようです。

最近は日本のニュースでも話題のタックスヘイブン

日本語に訳すると「租税回避地」となります。

理由は色々ありますが、税金を低く抑えたり、何年間か無税にして外国の資本を呼び込み、企業を誘致し、雇用促進&失業対策、外貨獲得を目指します。

モナコ(公国)やサンマリノ(共和国)、シンガポールなども国ぐるみでタックスヘイブン政策を行っています。

そして我らのトルコ

…普通にやってますね

タックスヘイブン政策…と言われればそうかもしれませんが、税制優遇をして、さらに国有地を無償で貸し出したりして、外国の工業を誘致しています。

日本の自動車部品大手のミツバがトルコで新会社を設立したり、ペプシコーラで有名な米国の食品飲料の大手ペプシコもトルコの税制優遇を利用してトルコに工場を建てています。

(ペプシの工場なんて現地ではトルコの大臣が出席するくらい大歓迎!雇用促進&輸出増に役立っています)

日本の田舎(過疎っぽい地域)の工業団地とかも普通にやっていますけど、タックスヘイブンの程度の問題なのでしょうか。

(日本海側の田舎の工業団地は切実で、税制優遇どころか補助金出しまくってますよ(笑)

でも、何故やっているかと言うと、観光業はあるものの、(トルコは置いておいて)タックスヘイブン政策をしないと産業が無く、国(地域)が成り立たないから

シンガポールなんかは産業は(ほとんど)無く、貿易と金融で成り立っている国(と言う印象)ですよ。

そこに住んでいる人にとっては、タックスヘイブンでもしないと、そこにいる意味がないので、必要な政策だと思いますけどね。
 

タックスヘイブンの問題点

ただまあ、外国企業にしたら日本語訳通り「租税回避地」とも言えなくもない。

本来本国に収めるべき税収を納めず、タックスヘイブン政策を利用して第3国に少額を納める(もしくはそもそも納めない)

本国にしてみればたまったものではないでしょう。

さらには企業や富豪の所得隠しやマネーロンダリング(資金洗浄)の可能性があるということ。

テロとかの裏資金にもつながりかねないので、先進国は対策を行っている訳です。

と、いう訳で、大なり小なりみんなやってはいるけれども、イメージ的には良くないタックスヘイブン。

トルコがそのブラックリスト入りしてしまうと、また欧州連合(EU)から色々言われかねないですからね。

とりあえず良かったです(笑

(税制の透明化、情報提供可能かどうかなどの項目もありますが、経済協力開発機構(OECD)に認められればタックスヘイブン、認められなければ税制優遇かな)
 

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タックスヘイブンのブラックリスト入り回避でトルコリラ

タックスヘイブンのブラックリスト入り回避で、トルコリラがどうなったかと言うと…。
 
ドル/トルコリラ
昨日夜は明確に1ドル=3.9トルコリラを割り込み、朝方も3.9トルコリラ前後で揉み合っていましたが、夕方欧州時間となってからは1ドル=3.92トルコリラくらいまで、ドル高トルコリラ安が進んでいます。

3.9トルコリラくらいで踏ん張って、木曜日に行われるというトルコ中央銀行によるトルコリラ安対処措置金融安定報告の発表を待ちたいです。
 
ドル/円
1ドル=111円10銭から30銭という極めて狭い範囲でのレンジ相場となっています。

「北朝鮮が大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射準備をしている」という一部報道により、ドルの上値は重いです。

新たな材料待ちですかね。
 
トルコリラ/円
朝方は1トルコリラ=28円40銭から45銭くらいで頑張っていましたが、現在は28円35銭くらいでしょうか。

ドル円相場は変わらないものの、ドルトルコリラが少しドル高トルコリラ安に進んでいるので、こちらも少しトルコリラ安円高が進んでいます。

分かりやすく図でいうと、円>ドル=トルコリラですね。

管理人、指値でトルコリラ買い注文入れたので、トルコリラにはぜひ頑張って欲しいです(笑
 
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トルコの政策金利は(2018年7月2日)現在17.75%

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まあトルコリラ取り扱っているFX会社って少ないのですけどね(笑
 

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