トルコリラとメキシコペソのFXブログ-物価・インフレ率

インフレ上昇も利上げ観測高まりリラ上昇!2021.1消費者物価指数

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トルコのインフレ率はさらに上昇!

しかし利上げ観測高まりリラ上昇♪

 
トルコ経済は回復しています。

1日に発表されたトルコ1月の製造業購買担当者景気指数(PMI)も、

前回:50.8
実績:54.4

と大きく回復を強く印象付ける内容でした。
 

しかしトルコ経済の回復とともにインフレ率も上昇しています。

インフレ率が上昇するということは通貨(トルコリラ)の価値が減少する(通貨安になる)ということです。

通貨安となれば輸入物価が上がる訳で、ますますインフレ率が…と負のスパイラル状態のトルコ。
 

そんな中、先日トルコのイベント&経済指標の中で個人的に二番目に重要な消費者物価指数(≒インフレ率)が発表されました。

(一番重要と思っているのは政策金利(トルコ中央銀行の声明含む)発表)
 

トルコ経済・トルコリラに直結する重要指標だけに、否が応でも注目が集まります。

そのトルコ2021年1月消費者物価指数は如何に!

そして気になる次回政策金利は早くも2月18日発表!
 

※:注意
この読まれている記事は最新の情報(現在のトルコ消費者物価指数≒インフレ率の記事)ではありません。

最新のトルコ消費者物価指数≒インフレ率情報を知りたい場合は、下の記事を参照ください。
 

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トルコ1月消費者物価指数

トルコ1月消費者物価指数

12月実績前月比+1.25%、市場予想同+1.40%に対し、1月実績同+1.68%!

より重要な前年比は12月実績+14.60%、市場予想同+14.70%に対し、1月実績同+14.97%!
 

トルコ1月消費者物価コア指数

12月実績前年比+14.30%、市場予想同+14.60%に対し、1月実績同+15.50%!
 

大注目のトルコ2021年1月消費者物価指数(≒インフレ率)。

結果は、前回・市場予想を上回る散々たる内容に…。

先月・先々月とインフレが収まるどころか、ますます酷くなっています。

消費者物価指数(CPI)も15%近くまで上昇し、消費者物価コア指数(CPIコア:価格変動の激しいエネルギー価格や食品価格を取り除いたもの)は15.50%と15%を超えてしまいました。
 

2020年11月に政策金利を利上げし15.00%へ。

そして12月も政策金利を利上げし17.00%に。

2021年1月はエルドアン大統領の利下げ圧力がある中、政策金利を17.00%に据え置きしたのですが、まだインフレ抑制の効果が出ていないようです。
 


 
ただTwitterに書いた通りトルコリラは、トルコ中央銀行がエルドアン大統領の利下げ圧力を退け、追加利上げに動くとの観測が強まり、逆に上昇しています♪

いやー分からないものですね(;^_^A
 

アーバル中央銀行総裁も、インフレ率の目標達成が見込まれる2023年まで金融引き締め政策を維持すると強調。

また「必要であれば追加利上げを行う」

「利下げについて言及するのは時期尚早だ」

との方針を改めて示しました。
 

さらにこのインフレ率上昇を受け、トルコのエルバン財務相も、

「インフレ目標からかけ離れている」

「価格の安定を抜きに持続的な成長はあり得ない」

と、援護射撃発言!

トルコリラ…期待して良いのか!?
 

トルコ中央銀行インフレ見通し

ちなみにトルコ中央銀行は1月28日、インフレ見通しを発表しています。

それによると…、

2021年末:+9.40%
2022年末:+7.00%
2023年末:+5.00%

と、2023年にはトルコ中央銀行の目標である5.00%まで低下すると予想しています。
 

正直、トルコのインフレ率が2021年内中に1桁台に低下する可能性は低いとの声は多く聞かれています。

逆にトルコ中央銀行による引き締めスタンスは、少なくとも2021年末まで維持されるだろうとの声も聞かれています。
 

アーバル総裁の方針も明確で、上記通り「インフレ率の目標達成が見込まれる2023年まで金融引き締め政策を維持する」と強調しており、利下げを繰り返した結果、インフレ率の上昇とトルコリラの下落を招いた前任のウイサル氏とは対照的に、市場の評価も高いようです(^^♪

エルドアン大統領が変なこと言い出さなければ&変なことをしなければ、トルコリラもしばらくは堅調・安泰なのではないかと(;^_^A

(しかし大統領が原因ってどんな心配のなんだ…)

 

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実質金利は十分プラス

実質金利とは、名目金利から物価上昇率を差し引いた金利のことを指します。

簡単に言えば、主に政策金利から消費者物価指数・前年比を引いた数値のことですね。
 

今回の消費者物価指数発表でトルコの実質金利は、

17.00%-14.97%=+2.03%となりました。

実質金利はプラスです(笑
 

さて2021年1月のインフレ率は+14.97%となりました。

1月28日に発表された最新のトルコ中央銀行インフレレポートによると2021年末インフレ率予想は+9.4%に据え置きとなっています。

トルコ中央銀行の強い姿勢が見られますし、そう願いたいですが、2021円末に1桁台に収まっているかは疑問です。
 

ただ、インフレ率を抑えるために利上げすると、このコロナ禍で苦しく見通しの暗いトルコ経済がさらに先行き不透明になってしまいます。

かと言ってトルコ経済を救うために利下げすると、今度はさらにインフレ率が上昇し、結果トルコ経済も悪化してしまいます。

トルコ中央銀行と財務省は難しいかじ取りを迫られそうです。
 

消費者物価指数とは

商品や受けるサービスには価格があり、その時々によって高くなったり安くなったりしています。

これら商品の価格を消費者物価と言い、その平均的な動きを測定したものを「消費者物価指数」と言います。

消費者物価コア指数とは、その中から季候の変動などの影響を受けやすい生鮮食品とエネルギー価格を除いたもの、のことを言います。

 

トルコ1月生産者物価指数

トルコ1月生産者物価指数

12月実績前月比+2.36%、市場予想+1.40%に対し、1月実績+2.66%!

より重要な前年比は12月実績+25.15%、市場予想+24.60%に対し、1月実績+26.16%!
 

生産者物価指数も…これまた酷い(涙

前月実績、並びに市場予想を大きく上回っています。

これでは製造して市場に出回る2カ月後~3カ月後の消費者物価指数(インフレ率)が心配です。

こちらも消費者物価指数と同じように、今までのトルコリラ安から原材料の輸入物価が上昇していることが問題です。
 

トルコの経済構造は、輸出を1とすると輸入は1.5となります。

つまりトルコリラ高の方がトルコ経済にプラスに働くのです。

当然トルコリラ安だとトルコ経済にマイナスに働きます。

(トルコリラ高だと安く品物を輸入できるためトルコ経済にもインフレにも優しい♪)

 

さらに日本と同様、資源の無いトルコでは、原油・天然ガスなども輸入に頼っています。

その原油・天然ガスの価格も一時期より上昇していることもインフレ上昇に拍車をかけています。
 


 
色々言いましたが生産者物価指数は消費者物価指数(≒インフレ率)の先行指数です。

何故なら、この1月生産者物価指数は、2カ月後~3カ月後の消費者物価指数に影響を与えるからです。

(1月に作られた商品は、3月もしくは4月あたりに消費者に届き、購入されていくため)

このままだと2021年3月・4月の消費者物価指数(≒インフレ率)も厳しそうです(;_;)
 

生産者物価指数とは

消費者物価指数との違いは文字の通り、消費者側から見た数値(買う側・受け取る側⇒消費者物価指数)か、生産者側から見た数値(提供する側・販売する側⇒生産者物価指数)かの違いです。

(生産者が出荷した時、サービスを提供する時の値段は生産者物価指数となります)

そして、生産者物価指数もインフレの指標となる経済指標です。

 

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消費者物価指数でトルコリラ

トルコ1月の消費者物価指数・生産者物価指数でトルコリラがどうなったかと言うと…。

ドル/トルコリラ

現在、1ドル=7.1609トルコリラくらいでしょうか。
 

毎週末には必ずトルコリラ/円に加え、ドル/トルコリラもチェックしているのですが…。

いやー結構下がって(トルコリラ高になって)きましたね(^^♪
 

上記通り消費者物価指数(≒インフレ率)上昇も、トルコ中央銀行のインフレ抑制姿勢が市場に好感され、悪い指標結果の割には思っていたよりも全然トルコリラは売られてなく、逆にトルコリラは買われています。

懸念されるエルドアン政権の外交も、1月末には東地中海での領海問題などを巡り隣国ギリシャと5年ぶりに協議するなど、今までの強硬路線から協調路線へ変更した向きも見られます。

良かった良かった♪

もしかして今年のトルコリラは期待して良いのかな(苦笑

ドル/円

1ドル=105円10銭くらいでしょうか。
 

アメリカ1月ADP雇用統計
前回:-7.8万人(-12.3万人から上方修正)
予想:+4.9万人
実績:+17.4万人

アメリカ1月ISM非製造業景況指数
前回:57.7(57.2から上方修正)
予想:56.8
実績:58.7

と、予想外に大きく上昇。

アメリカ経済強い!
 

昨今のリスクオンのドル安円安に一役買っています!

でももっとリスクオンになっても良いんだよ(^^♪

トルコリラ/円

1トルコリラ=14円65銭くらいでしょうか。
 

上記通りトルコ1月の消費者物価指数は悪い内容となってしまいましたが、トルコリラは中央銀行の引き締め姿勢・利上げ観測の高まりによって、逆に上昇しています。

今まではインフレ率上昇⇒トルコリラ安、と言うに結果が多かったですが、エルドアン大統領の利下げ圧力にも関わらず、中央銀行とアーバル総裁への信頼からか、それほどネガティブ材料に反応しなくなってきています(^^♪
 

直近はポジティブ材料が多く、ネガティブ材料と言えば原油高かな?と思うくらいですが、あとはトルコに優しかったトランプ政権から、トルコに厳しい対応を取ることが予想されるバイデン政権で制裁のこととかがどうなるか、でしょうね。

引き続き外交面では要注意です。

頑張れトルコリラ!
 

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この記事を見られているってことはトルコリラに興味があるってことですよね?

気になるなら悩むよりも時間を味方に、早く始めることが重要だと思います♪

 

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