トルコリラとメキシコペソのFXブログ-物価・インフレ率

トルコ2018年1月消費者物価指数と生産者物価指数、インフレ率は劇的に改善!

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トルコのインフレ率は劇的に改善!もトルコリラ安に…

 
トルコの消費者物価指数、及び生産者物価指数はずっと酷い状態が続いていました。

トルコ2017年08月消費者物価指数と生産者物価指数インフレ率がヤバい!

トルコ2017年09月消費者物価指数と生産者物価指数が…酷い

トルコ2017年10月消費者物価指数と生産者物価指数、インフレ率加速!

トルコ2017年11月消費者物価指数と生産者物価指数、インフレ加速も…

もうタイトル名からして、中身見なくても分かるレベルです(笑

しかしようやく、先月光が見えてきました♪
 

でもこれって11月消費者物価指数があまりにも酷くてヤバかったので、多少良く見えるだけで、トルコ2017年10月消費者物価指数と生産者物価指数の数値に戻っただけなんですよね…。

インフレ率加速!って書いているくらいですから…。

だからこそ…だからこそ…、このインフレ率減少の流れを大切にしたい!
 

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トルコ1月消費者物価指数

トルコ01月消費者物価指数

12月実績前月比+0.69%、市場予想同+1.23%に対し、実績同+1.02%!

前年比に至っては12月実績+11.92%、市場予想+10.59%に対し、実績+10.35%!
 

トルコ01月消費者物価コア指数

12月実績前年比+12.30%、市場予想同+12.23%に対し、実績同+12.18%!
 

素晴らしい!どうしたんだトルコ経済!

一番重要な前年比で1.5%以上も下げているぞ!

こ、これは来月の2018年2月消費者物価指数では、念願のインフレ率一桁が見れるかも♪

(まあ、2017年07月は9.79%と一桁だったんだよねー)

と、期待させて裏切るのがいつものトルコなのでフラグは建てずに解説していきましょう!
 

トルコ統計局の声明によると、2018年1月のトルコの月間インフレ率は+1.02%と前月より上昇も、年間インフレ率は+10.35%に低下した。

年間インフレ率は、前月である2017年12月は11.92%、1年前の2017年1月では9.22%だった。

消費者物価指数(CPI)は、12ヶ月移動平均ベースでは11.23%の増加となっている。

年間で最も高い上昇は輸送費の16.02%となり、エネルギー価格の上昇が原因となっている。

平均値段は407品目で、295品目の平均価格は上昇し、93品目の平均価格は低下、19品目の価格は変わらず、となった。

カテゴリー別では家具の13.49%、衣料品の12.63%、宿泊・ホテルの11.42%、雑貨の11.38%となっている。
 

1月の数字は、過去6ヶ月間で最も低い水準となった。

昨年、最も高い消費者物価上昇率は11月の12.98%であり、2005年以来の最高水準に達した。

2017年の最も低い年間インフレ率は1月に9.22%であったが、徐々に上昇していった。

トルコ中央銀行は先月、トルコの2018年の年末インフレ見通しを厳しい金融政策立場下で7.0%から7.9%に引き上げたと発表した。

トルコ中央銀行は、インフレ率が2018年末まで6.5%から9.3%の間で変動し、中期的には約5%で安定すると予想している。
 

インフレ率は、昨年9月に導入された中期政策の中で指摘されているように、将来の高い成長率を達成することを目的として、インフレ抑制金融政策と財政規律を維持することにより、2020年末までに5%成長に止める様にしている。

トルコのは第1四半期に5.3%、第2四半期には5.4%と拡大しており、第3四半期にはトルコはG20諸国で最も急成長を遂げ、経済は2桁(11.1%)の成長率を記録している。
 

素晴らしい!…が!今年中にインフレ率が7%を下回り、6.5%もあり得るとしていることに驚愕!そして困惑…。

年末のインフレ見通しを7.0%から7.9%に引き上げて、現実を見るようになったと思ったら、まだまだ夢見ている個所があるなあ…。

(まあ、達成したら掌くるっくるですけどね(笑)
 

少し前の話ですがS&Pはトルコのインフレ見通しを来年には7.9%に低下すると予想しています。

トルコ中央銀行も2018年末のインフレ目標を7.9%(7.0%から下降修正)としています。

なんて夢物語、現実を見ているのか?と思っていましたが…、もしかしたら実現するかも!?

本当ですか?信じて良いのですよね?信じてトルコリラ買ってますよ!

消費者物価指数とは

商品や受けるサービスには価格があり、その時々によって高くなったり安くなったりしています。

これら商品の価格を消費者物価と言い、その平均的な動きを測定したものを「消費者物価指数」と言います。

消費者物価コア指数とは、その中から食品とエネルギーを除いたもの、のことを言います。

 

引用元:消費者物価指数とは

 

トルコ1月生産者物価指数

トルコ01月生産者物価指数

12月実績前月比+1.37%、実績同+0.99%!

前年比でも12月実績+15.47%、実績+12.14%!
 

お!こちらも喜んで良い数値が出ました!

大幅に下がっています!

戦争でもないのに前年同月比で3%も違うトルコ経済って一体!って書こうとしましたが、よく考えたら2017年1月はテロが相次いでいましたね…。

トルコ国内などで治安を揺るがすような大きなテロ事件が発生しなければ、治安回復が進み、トルコ経済やトルコリラにとっても支援材料となるでしょう。

安心して経済活動(モノの生産や消費が)できるというものです。

生産者物価指数が下がっているということで、来月の消費者物価指数も期待できそうです♪

生産者物価指数とは

消費者物価指数との違いは文字の通り、消費者側から見た数値(買う側・受け取る側⇒消費者物価指数)か、生産者側から見た数値(提供する側・販売する側⇒生産者物価指数)かの違いです。

(生産者が出荷した時、サービスを提供する時の値段は生産者物価指数となります)

そして、生産者物価指数もインフレの指標となる経済指標です。

 

引用元:生産者物価指数とは

 

消費者物価指数と生産者物価指数でトルコリラ

トルコ01月の消費者物価指数と生産者物価指数で、トルコリラがどうなったかと言うと…。

ドル/トルコリラ

現在、1ドル=3.78トルコリラくらいでしょうか。

経済指標発表を受け、多少ドル安トルコリラ高が進んだものの…、その後のアメリカの企業収益が悪化するとして金利上昇を嫌った米国株価の大幅安が世界中に波及し、世界同時株安に発展

リスク回避の新興国通貨売り(トルコリラ安)が起こっています。

アメリカの企業業績は好調なので、今まで一本調子で上昇してきた株価のただの調整面と思うのですけどもねー。

ドル/円

1ドル=108円10銭くらいでしょうか。

せっかく1ドル=110円台を回復したと思ったら、こちらも世界同時株安から日経平均株価も一時1600円を超える大幅安

なんとか持ち直したものの、それでも下落幅は1000円を超える、前日比-1071円で本日の取引を終了。

リスク回避のドル売り円買い(ドル安円高)が進んでいます。

トルコリラ/円

1トルコリラ=28円72銭くらいでしょうか。

上記通り世界同時株安で、またまた28円台に…。

サトウカズオは悲しい…。

現状、図で表すと、円>ドル>トルコリラですかね。
 

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