トルコリラ円スワップ生活-アメリカ合衆国

アメリカに喧嘩を売りアメリカドルに翻弄されるトルコとトルコリラ



01月の第3週はおよそ1トルコリラ=29円08銭でこの週の取引を終了。

先週(1月の第2週)終値の1トルコリラ=29円60銭より、52銭のトルコリラ安円高で終了しています。

先週のトルコリラ為替見通し2018年1月第2週で、「まあ、政治的リスクが台頭しない限りは今週も底堅いますけどね♪」と書いた矢先に、政治リスク外交リスクが問題に…。

こういう予想は当たって欲しくないなー…。

先週のまとめ

トルコの政治経済

トルコ10月失業率

09月実績10.6%、市場予想10.4%に対し、実績10.3%!


トルコ中央銀行 政策金利

前回実績8.0%、市場予想同8.0%に対し、実績8.0%!


トルコ中央銀行 翌日物貸出金利

前回実績9.25%、市場予想同9.25%に対し、実績9.25%!


トルコ中央銀行 翌日物借入金利

前回実績7.25%、市場予想同7.25%に対し、実績7.25!


トルコ中央銀行 後期流動性貸出金利

前回実績12.75%、市場予想同12.75%に対し、実績12.75%!


トルコ12月住宅販売

11月実績前年比-7.5%に対し、実績同-6.8%!


先週のトルコ経済指標の注目は、なんと言っても政策金利(=後期流動性貸出金利)の発表。

しかし市場関係者も、我々素人から見ても、そしてやっぱり結果も金融政策の現状維持、すなわち据え置きでした。

そのため、いまいち盛り上がりませんでしたが、仕方がないですね。

現状、エルドアン大統領の利上げ圧力を跳ね返してまで利上げする必要があるか?と言われればないですからね。

まして、3月にはアメリカが利上げしそうな勢いです。

その時こそ利上げしないと、アメリカ・トルコ間の長期金利差縮小から、ドル買いトルコリラ売り(ドル高トルコリラ安)が進んでしまうのですからね。

その時に利上げは取っておくのでしょう。

アメリカ・トルコ間の金利差が縮小してもトルコリラを買ってくれるほど、例えばトルコ経済が力強くて今後も成長が見込めそうなど、トルコリラに魅力があれば別ですけど、現状アメリカ経済も絶好調なので、それを言うのは酷です(笑

当面は金利を高く保ち、高金利をうたい文句にするしかないですね(笑

まあ、トルコ経済は好調そのものなので悲観してはいないです。

今のところ中東(シリア)を巡る地政学リスクが少しきな臭いですが、トルコ国内でも治安を揺るがすような大きなテロ事件は発生していませんし、治安回復が進んでいると見られていることは、トルコ経済やトルコリラにとっても支援材料となるでしょう。

トルコリラの推移

週の高値は29円50銭くらい。

週の安値は28円88銭くらいでしょうか。

トルコ経済は好調なものの、シリアとトルコとアメリカの間の緊張が高まっています。

アメリカがシリア国内にクルド人自治区設立?という話が持ち上がり、トルコが猛反発したり。

逆にトルコ軍がシリア国内のアフリーン地域に潜伏する分離主義テロ組織PKKとPYD(トルコ政府発表、ともにクルド人部隊)を攻撃するため、越境攻撃を開始しました。

当然シリアは反発…するも反撃する力はなく、アメリカは攻撃中止要請をしています。

ああ、政治リスク外交リスク地政学リスクが…(涙

はい、当然トルコリラは売られて(トルコリラ安になって)います。

(その割には、言うほどトルコリラ安にはなっていないと思いますけどね)

米国と日本の政治経済

一方の米国ドル(と日本円)。

先週のドル円は、米国経済は好調で2018年も早ければ3月での追加利上げを含めて年3回の利上げが行われる可能性は高いものの、米国の暫定予算の期限切れによる連邦政府機関の一時閉鎖への警戒感から、リスク回避的なドル売り円買い(ドル安円高)が進みました。

週の終値もおよそ1ドル=110円77銭と、先週の終値111円06銭から、29銭程度のドル安円高となり、この週の取引を終えています。

ユーロ高ドル安の進行

ドイツ経済に引っ張られる形で好調な欧州経済を背景に、欧州中央銀行(ECB)が今年の第二四半期(06月)までには金融緩和策の段階的な縮小に着手するとの見方から、ユーロ買いドル売り(ユーロ高ドル安)が進みました。

この影響でドル円相場でもドル売り(ドル安)が進んだ結果、円買い(円高)が進みました。

また、好調な米国経済に引っ張られる形で(数字上は)堅調に推移している日本経済により、日本銀行が年内にも現行の異次元金融緩和政策を見直すのではないか、との思惑が浮上していることもドル売り円買い(ドル安円高)材料となってしまいました。

米国政府機関は閉鎖へ

マルバニー行政管理予算局(OMB)局長が「政府機関閉鎖の確率は50%」「OMCは政府の一部機関閉鎖に備えている」と述べたことから、政府機関閉鎖への警戒感が一段と広がり、ドルは一時110円50銭-51銭まで下落しました。

しかしトランプ大統領とシューマー民主党上院議員との会談で進展が見られた、との一部報道により、連邦政府機関閉鎖が回避されるのではないかとの期待からドル売りは一服。

結局110円76銭-77銭でこの週の取引を終えました。

(しかし結局米国上院は期限延長案を否決し、連邦政府機関は閉鎖へ)



上記理由により、ドル安が進んでいます。

トルコ軍がシリア国内へのテロ組織PKKとPYD(トルコ政府発表、ともにクルド人部隊)を攻撃するため、越境攻撃を開始した割に、トルコリラ安が進んでいない原因がこれですね。

まあ、ユーロ高⇒ドル安、結果円高、になるので、どれだけドル/トルコリラが踏ん張れるかでしょう。


上記通りトルコリラは、政治・外交。地政学リスク上昇でトルコリラ安

アメリカドルも、経済は好調も、政治リスクでドル安

日本円も、経済は好調、株価も好調、異次元金融緩和の見直し論議の台頭で円高となっています。

図式でいうと円>ドル>トルコリラという組み合わせでしょうか。


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今週の予想

トルコ経済指標

トルコリラに関しては、

01月23日 16:00 01月 消費者信頼感指数

01月18日 20:30 01月 景況感

01月18日 20:30 01月 設備稼働率


が予定されています。

注目は、01月 設備稼働率でしょうか。

政治・外交・地政学リスクと、様々なマイナス要因がありますが、せめてトルコ経済は好調を維持して欲しい!

米国と日本の政治経済

一方の米国ドル(と日本円)、

今週のドル円は、米国連邦政府機関の閉鎖などのドル安要素があるものの、好調な米国経済やトランプ政権による経済政策への期待を背景にドル買い円売り(ドル高円安)が予想されます。


今週の重要な日本・米国の経済指標・イベントは、

01月22日-23日の日本銀行金融政策決定会合

01月25日の12月 新築住宅販売件数

01月26日の10-12月期実質国内総生産(GDP)

などが予定されています。


注目と言えば珍しく日本側、日本銀行金融政策決定会合でしょうか。

その後の黒田日本銀行総裁による定例会見を含めて、仮にテーパリング(量的金融緩和の縮小)や上場投資信託(ETF)の購入額の縮小などの出口戦略が語られると、ドル円の攻防の分水嶺と言える1ドル=110円を下抜ける可能性が高まります。

逆に、テーパリングへの言及が無く、現状の異次元金融緩和政策の維持が語られた場合には、世界的な株高展開や米国長期金利の上昇、北朝鮮を巡る地政学リスクの後退により、ドル高円安が進むことが予想されます。

(管理人は後者を予想しています(笑)

ドイツの大連立政権樹立?

今週もユーロの行方がドル円相場に多大な影響を与えそうです。

ドイツのメルケル首相は、自身も所属し第一党であるキリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)と、第2党である社会民主党(SPD)との大連立による政権発足を目指していますが、大連立政権が無事成立すればユーロ高ドル安、結果円高。

失敗すれば、ユーロ安ドル高、結果円安が進む可能性が高いと言えます。

日本銀行金融政策決定会合

今月22日-23日に渡り日銀金融政策決定会合が開催されます。

市場では金融緩和策の現状維持が予想されています。

市場予想通りとなった場合には、ドル買い円売り(ドル高円安)が進む見込みです。

トランプ大統領の一般教書演説

トランプ大統領は一般教書演説(1月最後の火曜日が慣例)に向けて、大統領選挙時の公約である1兆ドル規模のインフラ整備計画を発表するとの一部報道があります。

もし実現するならば、米国株価はさらに上昇し、米国長期金利の上昇要因にもつながり、ドル高要因となる可能性が高いです。




ドルが売られるドル安と、円が買われる円高が、同時進行しています。

この流れを断ち切るためにも、22日-23日に開催される日本銀行金融政策決定会合後の定例記者会見で黒田日銀総裁に「当面現状の金融緩和政策を維持する」とはっきり言って欲しいですね。

そもそも春闘を前に、ここで上げたら色々なところから抗議が出てくるってもんですよ(笑

日本経済は好調もインフレ率はさっぱりなので、現時点で出口戦略を語るのは時期尚早でしょう。

(個人的には黒田日銀総裁に否定されて終わりのような気がしますけどね)

トルコリラ円の為替相場見通し

トルコリラ円の為替相場見通しは、

28円50銭から30円50銭程度のレンジ相場

と予想します。

先週は、28円50銭から30円50銭程度のレンジ相場と予想していました。


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トルコリラの感想

管理人はトルコリラが利益になる(儲かる)と分かってから調子に乗っています。

と言うことで最近恒例のトルコリラ保有枚数チェック。

先週末までのトルコリラ保有枚数は、




68万通貨=マネーパートナーズnano(ドル円口座)

32万通貨=ヒロセ通商(トルコリラ円口座)

32.5万通貨=インヴァスト証券[トライオートFX](ドル円口座)

トルコリラ安円高が進んだ結果、トルコリラ保有枚数も合計132.5万通貨となっています。

(ヒロセ通商は長期保有戦略、マネパとトライオートFXは自動売買ですね)

トルコリラ安が進み、保有ポジションも自動で増えて(買い増して)います。

今週だけで10万枚も(笑

なんとか29円台は死守して欲しいものですね(願望

日本のくりっく365では今が一番トルコリラ保有数が高まっている(皆、買い増ししている)とのことですし、日本人はトルコリラ大好きですよね(笑


スワップ利益は、1日10,000通貨当たりおよそ平均で86.71円

今週も1週間が過ぎ、1日あたりのスワップポイント86.71円X7日X320,000通貨=19,423円。

無事スワップポイント分利益19,423円獲得できました。

ヒロセ通商さん、ありがとうございます♪


管理人はトルコリラを32円60銭で320,000通貨購入しています。

今トルコリラ円のレートは、29円08銭くらいです。

(29.08円-32.60円)X320,000通貨=-112.64万円。

為替差損は112.64万円となっています。

しかし現状スワップポイントを含めた収支は大幅プラスとなっています。

トルコリラのスワップポイントの力は偉大なり!

まあ管理人は、1年-2年でトルコリラ運用を止めようとは思っていないので、10年くらい先にトルコリラ高円安になっていれば良いのですが、そうは言ってもプラスは嬉しいものです♪

贅沢は言いません、もっと1トルコリラ=31円台くらいには回復して欲しいものです。


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トルコの政策金利は(2018年01月20日)現在8.0%

事実上の政策金利である後期流動性貸出金利は12.75%となっています。

高金利通貨として人気のオーストラリアドルやニュージーランドドル、そして南アフリカランド。

最近人気を高めつつあるメキシコペソなどの他の高金利通貨に比べてもスワップポイントが高く、大きな見返りが期待できる魅力が人気となっています。

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まあトルコリラ取り扱っているFX会社って少ないのですけどね(笑


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