トルコ国旗-トルコリラ-

トルコ中央銀行介入

トルコ中央銀行介入実施

トルコ中央銀行はこの日、短期市場における金融調節を通じて金利を高めに誘導し、リラ売り圧力は多少和らいだ

HSBCアセット・マネジメントのストラテジスト、イブラヒム・アクソイ氏は「中銀は流動性手段を使って、政策金利を動かさずに市場金利を引き上げようとしている」と指摘した。

リラは11日に付けた最安値の1ドル=3.9417リラから、3.7897リラまで持ち直した

ただ、これはトランプ次期米国大統領の記者会見に対する失望感を受けたドル安の流れに助けられた面もあった

TDセキュリティーズの新興市場戦略責任者クリスチャン・マッジオ氏は「全般的な市場環境と中銀の引き締め的な金融調節のおかげで、リラは当面一息つけるかもしれない。だが構造的、長期的な要素は何もない。中銀が大幅な利上げを決断するまでリラが極端に弱くなりやすい展開は続くだろう」と述べた。

トルコ中央銀行は対米国ドルにて史上最安値を更新したことを受け、介入を実施しました。

結果は…中央銀行のトルコリラ安に対する意気込みを示したものの、あまり効果がなく逆に投機筋に狩られる場面も見られました。

(日本の為替介入(実弾投入)と他国の介入は規模が違いますので、日本の為替介入を想像していては駄目です)

(50兆を超えるドル買い円売り介入を実施した谷垣日銀砲はそれは素晴らしく見ていて気持ちが良いものでした)

しかし天はトルコリラを見捨てなかったのか、トルコリラ安がそういうタイミングだったのか、トランプ次期米国大統領の記者会見で景気経済対策、財政対策が語られなかったことに対する失望のドル売り(ドル安)により、ドルは全面安に展開に

為替相場はトルコリラも例にもれずドル安トルコリラ高となり、いったんは落ち着きました。

現在は1ドル=3.723トルコリラくらいでしょうか。

一時1トルコリラ=28.91円まで進んでいたトルコリラ安円高も1トルコリラ=30.78円くらいまで戻しています。

トルコリラ高への道

対策としては、治安リスク・地政学リスクの回復

エルドアン大統領の強権姿勢からの転換

なのでしょうけど、これは短期中期的には難しいでしょう。

そうすると上にもある通り、中央銀行による政策金利の引き上げなのですが…。

これまた金利が高くなると、企業や実業家からの投資が減ります。

トルコの国民生活にも支障が出るためエルドアン大統領は逆に利下げを求めているくらいです。

24日のトルコの政策金利発表に注目したいです。


銃や爆弾を持つ者とドルを持つ者は同じ

エルドアン大統領は、現在の市場の動きはトルコに対する攻撃であると話した。

エルドアン大統領は「銃や爆弾を持つテロリストと、ドルやユーロや利子を持つテロリストの間には、目的の面から全く違いはない。目的はトルコを膝まずかせ、トルコを手に入れ、トルコを目標から遠ざけることである。書類操作で為替が引き上げられていることは明白である。我が国民は7月15日の翌日に始められた第1波の攻撃を阻止した。この続きをお願いしたい。」と述べた。

さすがはエルドアン大統領、言い方が絶妙です。

投機筋はテロリストと言っています。

そして投機筋からトルコリラを守るため、国民は引き続きトルコリラに両替しようキャンペーンを徹底し、団結し、戦えと言っています。

さらには利下げ要求までしていた中央銀行に適切な対応(どんな対応?)を求めました。

中央銀行も今までは利下げしろと圧力を掛けられていたのに、トルコリラ安をどうにかしろと言われ、難しい対応を迫られていますね。

上記通り市中金利を高めにするなどで対応するにも限度があります。

なかなか打つ手が見つからない状況です。

とりあえずエルドアン大統領には治安の回復を最優先して頂きたいです。

治安が回復するだけでトルコ経済も回復します。

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