トルコリラ上昇

世界銀行はトルコの2017年経済成長を+3.0%と予測

世界銀行は「世界経済の予測」報告書の2017年1月版を公開した。

報告書では、トルコが2017年3.0パーセント、2018年は3.5パーセント、2019年には3.7パーセントの経済成長を果たすと予測された。

世界銀行は、トルコが困難に満ちていたトルコ経済2016年は2.5パーセント拡大したと伝えた。

世界銀行は、報告書で2017年と2018年に関する世界の経済成長は低くなるだろうと予測した。

報告書では、昨年は2.3パーセント成長すると予測されていた世界経済は、2017年にはもう少し加速して2.7パーセント成長すると予測された。

報告書によると、世界銀行は世界経済の成長が2018年と2019年は2.9パーセントに上昇すると予測している。

先進国の筆頭に来るアメリカは、今年は2.2パーセント、2018年は2.1パーセント、2019年は1.9パーセント成長すると予測されている。

世界銀行はブレグジット(イギリスのEU離脱)に直面したユーロ圏は2017年は1.5パーセント、2018~2019年は1.4パーセント成長すると予測している。

おおー、なかなか良い数値ではないでしょうか。

2016年の経済成長率2.5%は、2013年~2015年の平均成長率3.73%に比べると鈍化しましたが、個人的には当初の見込みよりも思ったほど減少しなかったという印象です。

2016年はクーデーター未遂事件やイスタンブール中心部での爆発テロカイセリでの自爆テロなど大きなテロが相次ぎましたからね。

それが2017年は3.0%成長、2018年は3.5%成長までになるとは…(しみじみ。

世界銀行の報告書ではトルコの景気回復が追い風となって地域全体の経済成長率を押し上げるという文言が入っているくらいです。

しかしこのニュースにはオチがあって、トルコ・ラジオ・テレビ協会(TRT)は言っていませんが、この見通しは政治的不透明感の解消が前提となっています。

ああー、そうですか、これはハードルが高い前提条件ですね。

先日、2016年トルコの自動車生産、販売、輸出が過去最高を記録したと書きましたが、輸出先はほぼ欧州連合(EU)です。

欧州連合(EU)への輸出は、トルコの人件費の安さと欧州連合(EU)トルコ関税同盟によるところが大きいです。

そのEUとはエルドアン大統領の強権姿勢により、ぎくしゃくしたままです。

トルコ経済的にはロシアや中東よりもEUと仲良くするべきなのですが…。

トルコリラ安を止める方法にも書きましたが、エルドアン大統領!お願いします!


トルコの靴業界は絶好調

トルコの靴の輸出は2016末までに5.4パーセント増加し、7億800万ドル(約812億円)に達した。

2016年のトルコの欧州諸国への靴の輸出は前年比で34.6パーセント増加した。

世界のブランドに製造を行っているトルコの靴業界は、2023年に25億ドル(約2867億円)分の輸出を目標としている。

昨年の靴の輸出では、11.5パーセントでイラク、6.2パーセントでドイツ、5.2パーセントでサウジアラビアが上位3か国となった。

企業の業界稼働率は75パーセントに上昇した。

為替レートの上昇は、靴業界にとっては好都合となった。

外国為替レートの上昇により、製品をより一層手頃な値段で販売することができる。

(中略)

ロシアへの輸出も、両国関係の正常化により、今年大きく増加すると見られている。

上の記事でも2016年トルコの自動車生産、販売、輸出が過去最高を記録したと書きましたが、靴も絶好調のようです。

まあ好調な製品・業界が記事になり、不調な業界は記事にされないでしょうから、自然と良い記事ばかりになってしまうのは仕方がないかもしれません。

それでも無いよりかは、いくらかマシですけどね。

確かに輸出に関してはトルコリラ安が有利です。

重工業製品のように品質がモノをいう商品でなければ(トルコ製の靴の品質が低いという意味ではない)、人件費が一番の障害となりますから、人件費の安いトルコはさらに有利となります。

ちなみの輸出先は、やはり欧州連合(EU)が一番多く、見出しにも「トルコ製の靴を最もよく利用したのは欧州人」と書いてあります。

この記事のオチもエルドアン大統領!お願いします!となります。

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