トルコリラとメキシコペソのFXブログ_トルコ・カッパドキア

トルコ経済は低迷もトルコリラは底堅い!2019年2月設備稼働率

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トルコの景気経済は低迷へ…

しかしトルコリラは底堅い!

 
欧州経済・中国経済は酷い有様ですが、トルコ経済も笑ってはいられません。

経済指標も悪く、経済の鈍化傾向どころか、マイナス指標も出てきています。

それでも1トルコリラ=20円台後半で底堅く推移しているのは、実はすごい事なのではないでしょうか(笑
 

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トルコ2月景況感

トルコ2月景況感

1月実績93.0、市場予想92.0に対し、実績97.2!
 

まずはトルコ1月の景況感。

え!?!前月よりも市場予想よりも”かなり”上回っている!

10月の87.6を底に徐々に右肩上がりになっていますね(笑

しかし不思議だ。

みなさん、トルコ経済のどこにそんなに期待しているのだろう…。

まあ、そうは言っても景気判断の分かれ目である100を下回っている状況ですが…。

失業率は悪化、小売販売も大きく減少
 

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鉱工業生産も酷い有様です。
 

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それでもトルコリラが安定してきたからか、インフレ率が最悪期を脱してきたからか、トルコの皆さんは良い方向に向かっていると思っている、と言うことでしょう。

来月の数値にも期待したいです♪

景況感とは

一般消費者や企業が、現在の景気の状態と過去(以前)の景気の状態とを比較して、良くなっている、もしくは悪くなっている、変わっていない(停滞している)など、どのように感じているか、という景気の状態に対する印象のこと。

日本で言うところの、日銀短観(全国企業短期経済観測調査)と言えば聞いたことがるかもしれませんね。

 

トルコ2月景気動向指数

トルコ2月景気動向指数[季調済]

1月実績95.4に対し、実績96.9!
 

景気動向指数も、前月実績よりも上回っています!

これは…本当に今後のトルコの景気・経済には期待して良いのか?(笑

この数値が前月と比べ、ずっと下がり続けるようであれば、それは景気の後退期と言えます。

逆にずっと上がり続けるようであれば、それは景気の拡大期と言えます。
 

景気動向指数は総合的な景気状況の判断指標ですが、残念ながらトルコ的には、相場に影響を与えるような重要経済指標ではありません(苦笑

下の設備稼働率の方が、よほど重要です。

しかしそうは言っても良いに越したことはありません。

(トルコリラよ、もっとポジティブに反応しても良いのだぞ!)
 

まぁ経済成長よりも、インフレ率の抑制。

次に経常収支の黒字化の維持(多少の赤字はOK!)。

そしてトルコリラ安対策をしっかりと行っていけば、経済も回復していくことでしょう。

アメリカや欧州連合(EU)と喧嘩せずにいれば、取り敢えずトルコリラ安は防げると思います♪

景気動向指数とは

生産、雇用など様々な経済活動での重要かつ景気に敏感に反応する指標の動きを統合することによって、 景気の現状把握及び将来予測に資するために作成された指標のことを言います。

 

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トルコ2月設備稼働率

トルコリラ円は2月半ばから20円後半での値動きが続いている。

世界的な株式相場の底堅さで、リスク選好の円売り(円安)に傾く場面もあるが、トルコリラの上値の伸びは鈍い。

冴えないトルコ経済指標がトルコリラの頭を重くしている
 

14日発表の12月経常収支は5カ月ぶりの赤字となった。

また同時に発表された12月鉱工業生産は前年比で9.8%減と4カ月連続のマイナス、2009年6月以来の低水準に沈んだ。

その後に発表された11月失業率は予想より悪化し、1月住宅販売も前年比で大きくマイナストルコ経済の回復にはまだまだ時間がかかりそうだ。
 

22日東京時間の16時にはトルコ2月の設備稼働率が発表される。

前回1月(74.4%)は、11、12月と続いた3年半以上ぶりの低い水準74.1%からわずかながらに持ち直した。

2月の数値で、久しぶりに経済指標で明るいニュースとなるか注目したい。

悪化するようであれば下値リスクが高まってしまう。

 

引用元:FXi24

 
トルコ2月設備稼働率

1月実績74.4%、市場予想74.5%に対し、実績74.0%!
 


 
設備稼働率は国内総生産(GDP)にも関わってくる重要経済指標です。

…まずいですね、これはトルコ経済の鈍化傾向と言う話ではなく、本格的に景気後退(リセッション)の話が出てきても、おかしくはない内容です。

多少の凸凹はありますが、総じて右肩下がりです。
 

今まで「通貨安(トルコリラ安によるエネルギー価格などの輸入物価の上昇⇒全般的な物価の上昇)とインフレ率の高止まりによって設備稼働率も落ちてきています」と言っていました。

しかしトルコの内需の力強さで多少はカバーしていたのですが…、その内需も減少してきています。
 

また上記通り貿易収支の5カ月ぶりに赤字に転落してしまいました。

インフレ率も20%台で高止まりしたままです。

トルコリラが20円台後半で底堅く推移しているのが救いでしょう。
 

しかしトルコリラの場合、トルコ経済…と言うよりかは、トルコの政治・外交リスクの方がトルコリラに強い影響を与えます。

トルコの政治・外交リスクが収まれば(アメリカ・欧州連合(EU)と喧嘩しなければ)、自然とトルコリラ高に向かって行くはずです。

トルコリラ高となれば、巡り巡ってトルコ経済も上向いてくるでしょう。

(トルコ経済は日本とは逆で輸出:1に対し、輸入:1.5の割合のため、トルコリラ高の方が経済は上向くため)
 

下記にトルコにとってプラスに働く良いニュースもあることですし、エルドアン大統領には是非、ロシア・イランとではなく、アメリカ・欧州連合(EU)と仲良くして欲しいものです。

設備稼働率とは

各種設備(組み立てラインなど)の操業状況を指数にしたもののことを言います。

トルコ国内で、生産できる量(生産能力)のうち実際に生産された量の割合を示します。

日本では(経済が成熟しているため)他の重要経済指標に隠れがちですが、中堅工業国にとってはとても重要な経済指標です。

つまりこの数値により、トルコの景気経済の良し悪しが分かるのです!

 

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アメリカ、軍の全面撤退の方針を転換

アメリカ軍の全面撤退の方針を転換、シリア駐留継続へ
 

アメリカ・ホワイトハウスは21日、シリアからのアメリカ軍の撤退について、約200人は駐留を継続することを明らかにした。

トランプ大統領は選挙公約であるアメリカ兵の全面撤退を表明していたが、国内外からの反対で方針を転換した形だ。
 

サンダース報道官は同日の声明で「一定期間、約200人の小規模な平和維持の部隊がシリアにとどまる」と表明した。

ホワイトハウスは「一定期間」の目安を示しておらず、事実上、駐留継続が無期限になるとみられる。
 

現在、シリアにはアメリカ兵2,000人が駐留している。

トランプ大統領は昨年12月、過激派組織「イスラム国(ISIS)」への「勝利」を理由にアメリカ軍の全面撤退を表明。

16日にも「100%の(ISIS支配地制圧)勝利の後、我々は引き揚げる」と全面撤退方針を強調していた。
 

一方で、撤退に反対したマティス前国防長官が辞任するなど政権内で異論が出た。

アメリカ議会でも、超党派で性急な撤退に反対する声が相次いでいた。

 

引用元:朝日新聞

 
トルコリラとメキシコペソのFXブログ-紛争・内戦

トルコにとってはグットニュース?

 
個人的にはこのニュース、トルコにとってはポジティブ・グットニュースだと思っています。

アメリカ軍の全面撤退後、トルコ側は当初トルコとの国境沿いのシリア地域を「トルコ軍が治安維持を担当する」と言っていました。

しかし、主導権を握りたいロシアが許すはずもなく「それはシリア・アサド政権軍の担当だ」(そしてその後ろでロシア軍が支援する)と言っています。

先日のトルコ・ロシア・イランの3カ国首脳会談でも、シリア問題は物別れに終わっています。

(逆にエルドアン大統領はプーチン大統領に詰め寄られて帰ってきています)
 

そもそもシリア情勢においてトルコとアメリカは反政府軍を支援。

ロシアとイランはアサド政権軍を支援と、正反対です。

アメリカ軍がいてくれた方が、まだトルコ有利に事が運ぶでしょう。
 

トルコ・エルドアン大統領は、アメリカ・トランプ大統領と、トルコがシリアの北部にトルコ国境から20マイルの安全地帯を設けることで合意しました。

この安全地帯設置により、トルコ国内のクルド人組織(トルコ政府はテロ組織と認定)と、シリア国内のクルド人勢力(対ISISの武装勢力など)を引き離すことができます。

さらにこの安全地帯を利用して、トルコ国内に逃げてきたシリア難民の一部を帰還させ、移住させることもできます。

この安全地帯設置はトルコにとってメリットが大きいものなのです。
 

しかしロシア・プ-チン大統領は、この安全地帯設置に反対のようです。

シリア国内に公然とアサド政権の力の範囲が及ばないところが出来てしまうので、当然かもしれません。
 

アメリカ軍の残留宣言により、トルコとアメリカが協力し合って、この安全地帯が設置できれば、トルコにとってはメリットが大きい、ポジティブな結果になるのですが…如何に?

(それにしてもシリア・アサド大統領のいないところでシリアの運命を左右する問題が話し合われているのは、どうかと思いますが、まあ…アサド大統領も?な人なので仕方がないですね)

 

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設備稼働率でトルコリラ

トルコ2019年2月設備稼働率と景況感でトルコリラがどうなったかと言うと…。

ドル/トルコリラ

現在、1ドル=5.3210トルコリラくらいでしょうか。

うーん…、横横展開(笑
 

トルコにとっては重要経済指標である設備稼働率ですが、世界は米中貿易協議の行くヘに注目が集まっています。

結果は市場がクローズした後の23日に判明する模様で、為替相場もそれを確認するまでは動きにくい…と言うことでしょう。

合意期待からリスク通貨と言えるトルコリラも堅調ですが、内容が分かるまでは、逆に上値も重い展開でしょう。

ドル/円

1ドル=110円82銭くらいでしょうか。

こちらも横横展開です(笑

1ドル=110円90銭から60銭と、狭い範囲内で上下を繰り返しています。
 

本日はアメリカの重要な経済指標発表は予定されていません。

代わりに、

クラリダFRB副議長

クオールズFRB副議長

セントルイス地区連銀ブラード総裁

アトランタ地区連銀ボスティック総裁

フィラデルフィア地区連銀ハーカー総裁

ニューヨーク地区連銀ウィリアムズ総裁

の講演などが予定されており、その内容に注目が集まります。

トルコリラ/円

1トルコリラ=20円76銭くらいでしょうか。

やっぱり横横展開です(笑

1トルコリラ=20円80銭から70銭と、狭い範囲内で上下を繰り返しています。
 

FX自動売買は相場が動いてくれないと利益が出ません(儲かりません)。

しかし、スワップポイント投資は逆に相場が動いてくれない方が安心できるので、こういう相場展開の方が、安心かつ着実に利益を積み重ねていけますね♪
 

現状図で表すと、トルコリラ=円=ドルでしょうか。

今日はこのまま、相場も動きそうもありませんね。

結果はまた明日の週報告でまとめます(笑
 

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トルコの政策金利は現在10.75%(2020年2月21日)。

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トルコリラは値動きが激しくてリスクがあって怖い…と言う方。

それならばメキシコペソは如何でしょうか?

メキシコの政策金利は現在7.00%(2020年2月21日現在)。

なによりメキシコはトルコや南アフリカよりも安定していることが大きな魅力です♪
 
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