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トルコリラ製造業PMIの悪化から再び下落!5月米国雇用統計も

トルコリラ円スワップFXブログ-心配・悩み

製造業PMI大幅悪化!
原因はトルコリラ安だって…(涙

 
トルコ経済に迷惑をかけるトルコリラ安。

トルコの輸入と輸出とでは、輸入の方が輸出の1.5倍も大きいので、トルコリラ高の方がトルコ経済にプラスに働きます。

それで何故トルコリラ安の財政政策を行うのか?
 
政策金利の16.5%適用は本日6月1日から。

5月までの経済指標はしばらく厳しい数値になることを覚悟しておかなければいけませんね…(涙
 

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トルコ5月製造業PMI

トルコの製造業部門の購買担当者指数は46.4ポイント
 
トルコの製造業部門の購買担当者指数(PMI)は、5月の新規受注の減速により46.4ポイントとなった。

IHS Markitと協力して実施されたイスタンブール工業省PMI製造指数報告書は、先月から2.5ポイント低下し、製造業の厳しい状況を示している。

「調査の結果は一般的に需要の低迷と市場の変動に連動している」

同報告書によれば、「不利な」為替レート(トルコリラ安)は、トルコの製造業部門におけるインフレ圧力を上昇させた。

それは、メーカーが5月に購入活動と雇用を緩和したことを示しています。

トルコの製造業部門のPMIは、セクターの健全性を追跡するうえで重要な指標であり、50ポイントを下回る値は景気経済の収縮を示し、50ポイントを上回る値は拡大を示している。

 

引用元:Anadolu Agency

 
トルコ05月製造業PMI

前回04月実績48.9、市場予想51.7に対し、実績46.4!
 
02月実績55.6、03月実績51.8、04月実績48.9、そして今回05月実績46.4…。

ものの見事に右肩下がり一直線となっています。

01月実績が統計を計り出してからの過去最高値!

02月実績も過去2番目の高水準!だったのですが、05月実績の46.4と言う数値はここ1年で…、いやここ5年で…、いやいやここ10年で一番悪い数値となっています。

どうしてこうなった…(涙
 
理由は急激な通貨安(トルコリラ安)

トルコリラ安により、材料費は高騰するは、機械を動かすエネルギー価格は上昇するはで、コストが大幅に上昇しています。

………。

5月の消費者物価指数も期待出来そうにありません…(涙
 
上記通りPMIは50を下回ってしまいました。

PMIという指標は景気判断の方法として数値が50を上回ると改善50を下回ると悪化と判断されます。

つまり景気は悪化に向かっていると判断されます。

これがずっと続くようだとおおごとですので、来月には50を回復し、一時的な出来事だったと思いたいですね。
 

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米国5月雇用統計

米国雇用5月は22.3万人増!失業率は18年ぶり低水準!
 
アメリカ労働省が1日発表した5月の雇用統計(速報値、季節調整済み)は、景気動向を敏感に映す非農業部門の雇用者数が前月比で22万3千人増となった。

増加幅はダウ・ジョーンズまとめの市場予測(19万人程度)を上回った。

失業率は3.8%で前月から0.1ポイント低下し、2000年4月以来18年1カ月ぶりの低水準となった。

平均時給は26.92ドルで前年同月比2.7%増となった。
 
雇用者の増加幅は、低迷した前月(15万9千人増)から大きく回復した。

4月の増加幅は5千人下方修正されたが、3月の増加幅は2万人上方修正の15万5千人となった。

この結果、直近3カ月は月平均17万9千人増となり、好調の目安とされる20万人を下回った。

3月、4月は寒冷だったため天候に影響される業種の雇用が低迷したが、5月には回復した。

5月は、小売業、ヘルスケア、建設などの伸びが目立った。

 

引用元:日本経済新聞

 
アメリカ5月 非農業部門雇用者数変化

4月実績前月比+15.9万人、市場予想同+19.0万人に対し、5月実績同+22.3万人!
 
アメリカ5月 失業率

4月実績3.9%、市場予想3.9%に対し、5月実績3.8%!
 
アメリカ5月 平均時給

4月実績前月比+0.1%、市場予想同+0.2%に対し、5月実績同0.3%!
 
はい、6月の利上げ決定!

阻むものなし!文句なし!

もともとFF(フェデラル・ファンド、Federal Funds)金利先物市場から計算される利上げ確率もほぼ100%でしたが、むしろこれで利上げされなかった方がネガティブサプライズという状況です。

強い、強すぎるアメリカ経済!

完全雇用状態のアメリカ労働市場において、前月比+15万人以上なら十人分な数値なところを+22.3万人!

しかも一番の注目の平均時給の伸びが凄い!

失業率も予想外に低下し、まさに満額回答!
 
6月の利上げが確定的になったことで、アメリカ・トルコ間の長期金利差縮小からくる、ドル買いトルコリラ安(ドル高トルコリラ安)が心配されますが…。

もう織り込み済みなので、それほど心配は必要ないでしょう(笑
 

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トルコ5月製造業PMIでトルコリラ

トルコ5月製造業PMIで、トルコリラがどうなったかと言うと…。
 
ドル/トルコリラ
現在、1ドル=4.58トルコリラくらいでしょうか。

トルコ5月の製造業PMIの大幅下落を受けてトルコリラは売られ(トルコリラ安となり)、一時1ドル=4.635トルコリラまでドル高トルコリラ安が進みました。

アメリカ雇用統計の好調な数値を受け、より一層のドル高トルコリラ安が進むかと思われましたが…。

何故か雇用統計後は落ち着いてきて1ドル=4.58トルコリラくらいまでドル安トルコリラ高が進んでいます。

不思議だ…?

でもまだ1ドル4.5トルコリラ以上。

なんとか4.5トルコリラは下回って欲しいものです。
 
ドル/円
1ドル=109円68銭あたりでしょうか。

ドル強い!

上記通り強いアメリカの労働市場からドル買いが進んでいます。

サトウカズオはドル円も取引しているので、1ドル=110円台を回復して、少しでもトルコリラ/円の含み損を解消して欲しいものです(笑
 
トルコリラ/円
1トルコリラ=23円90銭くらいでしょうか。

一時23.53円まで下落したものの、その後は持ち直しています。

と言ってもまだ23円台。

せめて24円台を回復して、週を終えて欲しいですね。
 


 
現状図で表すと、ままだまドル>>円>>トルコリラですかね。

トルコリラ頑張れ!
 
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トルコの政策金利は(2018年06月1日)現在16.5%

事実上の政策金利である後期流動性貸出金利は13.50%となっています。

高金利通貨として人気のオーストラリアドルやニュージーランドドル、そして南アフリカランド。

最近人気を高めつつあるメキシコペソなどの他の高金利通貨に比べてもスワップポイントが高く、大きな見返りが期待できる魅力が人気となっています。

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まあトルコリラ取り扱っているFX会社って少ないのですけどね(笑
 

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