トルコリラ円スワップ生活-エルドアン大統領

エルドアン大統領また利下げ発言!トルコ2018年5月住宅価格と住宅販売

トルコリラ円スワップ生活-エルドアン大統領

エルドアン大統領:利下げ以外の方法はない!

 
エルドアン大統領は大統領選挙戦にて支持者の前で吠えました。

「投資を呼び込むために利下げが必要!」

「利下げ以外の方法はない!」

もう黙っててくれないかな…。
 

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エルドアン大統領また利下げ発言

トルコ大統領:選挙に勝利なら金利を引き下げ
 
トルコのエルドアン大統領は、24日の選挙で自らへの投票を支持者らに求め、自分がさらに5年間大統領任期を務めることができれば金利を下げると訴えた。

金融政策に対する統制を強めるとの先の同大統領の発言は通貨リラを急落させた。

同大統領は19日遅くに南部アダナ県で財界人グループに、現在金利は25%前後に高止まりしているが投資を促進するために下げる必要があると語った。

半国営のアナトリア通信が報じた。

「私に権限を与えてくれれば、金利やその他の問題を解決してみせる。投資を強化するために金利を下げる措置を執る必要がある」と語ったという。

先月のブルームバーグとのインタビューでは、選挙後に金融政策決定でより大きな役割を果たす考えを示し、トルコリラは連日ドルに対して最安値を更新した。

イスタンブール時間20日午前9時5分(日本時間午後3時5分)現在は0.2%安の1ドル=4.7511リラ。

トルコリラは年初来では約20%も下落している。

 

引用元:Bloomberg

 
は~~(でっかいため息

昨日「エルドアン大統領には自らトルコリラ安を招く行為だけはして欲しくはない」とブログに書いたばかりですが、
 

 
当然日本の1トルコリラブログなんか見ているはずがなく、と言うか世界の格付け会社やアナリストの言うことに耳を傾けることなく、持論の「利下げしてインフレ率を下げる!」と言う謎理論を展開しています。

一応、金利引き下げ⇒投資促進⇒GDP上昇⇒貿易拡大⇒貿易赤字縮小⇒経常収支改善⇒インフレ改善?

みたいな論調です。

百歩譲って、金利を引き下げて、

⇒投資促進(この時点でインフレ上昇するでしょう)

⇒GDP上昇(まあ、そうでしょうね)

⇒貿易拡大(トルコの場合経済の構造上、輸出が増えればその分輸入も増えますよ)

⇒貿易赤字縮小(上記理由により貿易赤字は縮小しません。縮小させるには産業構造を変えないといけませんが時間がかかるでしょう)

⇒経常収支改善(貿易赤字縮小の理由と同じ)

⇒インフレ率改善(いや上がるよね)
 
だいたい、それが可能ならエルドアン大統領は現職の大統領なのですから、今現在のこんな状況になる前に、昨年末くらいから実行すれば良いのですよ。

そうしたら今頃トルコのインフレ率は7%くらいで、政策金利は8.0%か、少し下がって7.5%だったのでしょうね。

出来たらね…。

出来なかったから今現在、こんな状況になっているのでしょう?

自ら支持者を離れさせていますよね。

もう裸の王様ですよね。

昨日のエルドアン大統領は辛勝?惜敗?トルコ大統領選挙でトルコリラでは大人し目に書きましたが、もう開いた口が塞がらないやら、呆れるやら…。
 
トルコ国軍やテロリストを相手にする以上、多少強権的でも仕方がないと思っていました。

その甲斐あってか、国軍の政治介入は収まり、トルコ国内の治安も良くなってきています。

(現にテロの話題も少なくなってきました)

それに首相時代はトルコ経済を立て直した凄い人だったのですよ(遠い目

(過去形なのが悲しい)

トルコ中興の祖と言っても良いくらいです。

それがどうしてこうなった…。

重要なことだからもう一回言いますよ。

利下げしてインフレ率を下げる?

それが出来ないから今の状況になっているのでしょう?
 

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トルコ5月住宅価格と住宅販売

トルコ5月住宅価格

4月実績前月比+0.59%に対し、実績同+1.47%!

前年比では4月実績+9.48%に対し、実績同+10.06%!
 
トルコ5月住宅販売

4月実績前年比-9.9%に対し、実績同+2.7%!
 
うーん、住宅価格指数は前年比に比べて10%越えと、相変わらずインフレが酷いです。

2,000万円の家かー!よーっし頭金貯めるぞー!

と、家を買おうと思ってお金を貯めていたら、翌年家の価格が2,200万円に上昇していて買えな…って住宅販売は増えてる!

いやー、トルコ経済は本当に凄い。

人口がどんどん増えている分、特に内需が力強いです。

住宅産業はすそ野が幅広いので、トルコ経済の底堅さと言うか、力強さを計るにはもってこいの経済指標です。
 
ちょっといびつな状況ですが、本当に経済は順調なのですよ。

過剰投資などバランスが取れていないだけで。

まともな経済政策、金融政策が取れれば、日本の高度経済成長並みのポテンシャルはあると思うのですけどもねー。

さらに、欧州とアジアを結ぶ交通の要所、対ロシア最前線、という地理的条件を含めれば、欧米から投資をもっと引き出せると思うのです。

エルドアン大統領には後世、現在のトルコ中興の祖、と言う2つ名が贈られるか。

それともトルコ経済を混乱に陥れ、破壊させた、不名誉な2つ名が贈られるか。

サトウカズオの162.5万トルコリラの為にも、トルコ中興の祖、という2つ名でお願いします。

そもそもエルドアン大統領はトルコを良くしようとは思っている、と思っているのですが違うのですか?

あとはやり方が問題なのでしょうね…。
 

トルコリラ用

 

 

住宅価格と住宅販売でトルコリラ

トルコ2018年5月の住宅価格と住宅販売で、トルコリラがどうなったかと言うと…。
 
ドル/トルコリラ
現在、1ドル=4.74トルコリラくらいでしょうか。

あー…、昨日よりもドル高トルコリラ安が進んでいます。

トルコ2018年5月の住宅価格と住宅販売の指標は、それほど重要な経済指標ではないので、相場がそんなに動いていないのは分かるのですが、意外にもエルドアン大統領の「利下げ以外の方法はない!」という暴言の割にはトルコリラは売られて(トルコリラ安になって)いない、と言うのが正直な感想です。

でもね…、トルコ政府がトルコ中央銀行が、そしてトルコ国民がトルコリラ高を望んでいるのに、トルコの大統領がトルコリラ安を誘う発言をするってどうなのよ…、と毎度のことながら思いますね…(涙
 
ドル/円
1ドル=110円10銭あたりでしょうか。

米中貿易戦争激化への懸念によるリスク回避の円高

パウエル米国連邦準備制度理事会(FRB)議長の

「アメリカ経済は非常に好調」

「緩やかな利上げを続ける条件は依然として強固」

と、インフレ率上昇、金利引き上げが適切、との認識を示したことから、90銭程度の狭いレンジ内で上下しています。

本当にアメリカ経済は好調です。

それに比べて日本経済は…。

日米金利長期差は、広がる(ドル高円安に進む)方向でしょうね。
 
トルコリラ/円
1トルコリラ=23円20銭くらいでしょうか。

昨日よりも20銭程度のドル高トルコリラ安ですね。

上にも書きましたが、エルドアン大統領の暴言の割には下がっていない印象です。

嬉しくないですけどね…(涙

トルコリラ高の材料どっかに無いかなー…(遠い目
 
現状図で表すと、まだまだドル>円>トルコリラですかね。

まだまだトルコリラは弱いです…(涙
 
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トルコの政策金利は(2018年06月20日)現在17.75%

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まあトルコリラ取り扱っているFX会社って少ないのですけどね(笑
 
トルコリラは値動きが激しくてリスクがあって怖い…と言う方。

それならばメキシコペソは如何でしょうか?

メキシコの政策金利は(2018年06月20日)現在7.50%

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