1ドル=3.65トルコリラに迫る
ドルトルコリラ最安値更新
01月06日から米国市場において日本時間07日未明、我らがトルコリラは一段安の展開となり、ドルトルコリラはまた過去最安値を更新しました。
ドルトルコリラは1ドル=3.65トルコリラまでせまる勢いの3.648トルコリラまで下落。
(先週終値は1ドル=およそ3.64トルコリラ)
トルコリラ円も先立つこと06日未明にかけて1トルコリラ=32円を割って31円台に突入しています。
(先週終値は1トルコリラ=およそ32.07円)
トルコリラ円の最安値は11月09日の米国大統領選挙にてトランプ候補勝利時の1トルコリラ=30.65円ですが、少し不安ですね。
管理人も購入金額32.60銭を下回って赤字に転落してしまいました。
ドル高トルコリラ安の理由
米国ドルは一時トランプ相場の調整入り(ドル安)場面も見られましたが、12月の雇用統計内容は、
非農業部門雇用者数は前月比+15.6万人と市場予想の+17.5万人を下回ったものの、過去2ヶ月分の実績は上方修正。
さらには平均時給が前年比+2.9%と市場予想の+2.8%を上回り、2009年以来の大幅な伸びを示したことから、早期追加利上げ観測が再燃し、ドル買い(ドル高)が進みました。
引用元:ドル円為替見通し予想
と、市場に評価されドルが買われる(ドル高)展開に。
一方トルコリラ安は、12月消費者物価指数、同コア指数の予想以上の悪化による経済不安リスク。
トルコ非常事態宣言3ヶ月延長による政治不安リスクによるものと思われます。
トルコリラ安はどこまで
トルコリラ安
トルコリラの弱含みに対する対応策としては
- 治安回復、テロの撲滅
- エルドアン大統領の強権姿勢からの転換
- さらなる利上げ(政策金利8.25%など)
ですが、1番2番はすぐどうこうなるものでは無いでしょう。
まずはなにより治安回復、身の安全を確保できる状態でなければ、正常な経済活動なんて出来ません。
個人消費も企業投資も進まず、観光客は減り、海外からのお金も入ってきません。
では、3番の利上げが一番手っ取り早い方法なのですが、これもエルドアン大統領が逆に利下げを要求している状態です。
八方手詰まり状態です。
ドル高
一方こちらは絶好調。
米国株価は連日最高値更新の真っ最中で、ニューヨークダウ平均は20,000ドルの大台まで一時0.37ドル!
ナスダック総合指数、S&P500も揃って史上最高値を更新しました。
さらには平均時給も2009年以来の大幅な伸びとなる前年比+2.9%と市場予想の+2.8%を上回りました。
トランプ次期米国大統領によるドル高牽制発言などがなければ、トランプノミクス(トランプ次期米大統領による大型減税・大規模インフラ投資などの経済政策)への期待などもあり、ますますドル高が進んでいきそうな雰囲気です。
トルコリラ円最悪時を予想
ロスカットに備えるために、最悪の事態を想定してみましょう。
1ドル=3.8トルコリラ、4.0トルコリラに達するかもしれません。
その時、円高の1ドル=115円、円安の1ドル=120円として…、
(ドル高トルコリラ安はともかく、円も弱く大幅な円高は現状想定しにくい)
1ドル=3.8トルコリラ=120円の場合
120円÷3.8トルコリラ
1トルコリラ=31.58円
よし、大丈夫。
1ドル=3.8トルコリラ=115円の場合
115円÷3.8トルコリラ
1トルコリラ=30.26円
うん、大丈夫。
1ドル=4.0トルコリラ=120円の場合
120円÷4.0トルコリラ
1トルコリラ=30.00円
まだ、大丈夫…。
1ドル=4.0トルコリラ=115円の場合
115円÷4.0トルコリラ
1トルコリラ=28.75円
管理人は当面のトルコリラ安円高は行っても1トルコリラ=28円と考えていますが、さすがにさすがに焦ってきます。
1ドル=4.0トルコリラ=110円の場合
今すぐは考えにくいけど、最悪は考えとかなくてはね。
110円÷4.0トルコリラ
1トルコリラ=27.50円
ここまでくると追加の入金が必要になってくるレベルです。
なっては欲しくはないですね。
ただ、新たな材料がなければ、1トルコリラ=30円を割ることはそう無いと思いますが、こればっかりは予想できません。
管理人はもちろんロスカット(強制決済)されないようにリスク管理は、きちんと考えています。
大切なお金ですからね。
皆さんも資金管理、リスク管理はしっかりとお願いします。
トルコの政策金利は現在14.00%(2019年12月10日)。
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