トルコリラとメキシコペソのFXブログ-万歳達成

トルコリラ安懸念よりトルコリラ高期待!為替見通し2018年9月第5週

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トルコリラ安懸念よりもトルコリラ高期待の方が勝っています♪

 
09月の第4週はおよそ1トルコリラ=18円76銭でこの週の取引を終了。

先々週(9月の第4週)終値の1トルコリラ=17円83銭より、93銭のトルコリラ高円安で取引を終了しています。

ドル円は1ドル=113円69銭と先々週の終値である112円53銭から1円16銭程度のドル高円安で推移しています。
 
まとめ

  • ブランソン牧師解放報道でトルコリラ急上昇
  • トルコ金融危機後退でトルコリラは19円台回復
  • エルドアン大統領、中央銀行の独立性に言及で市場に安堵感

 

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先週のまとめ

トルコの政治経済

トルコ9月景況感

08月実績96.4、市場予想95.0に対し、実績89.6!
 
トルコ9月景気動向指数[季調済]

08月実績96.3に対し、実績90.4!
 
トルコ9月設備稼働率

08月実績77.8%、市場予想77.4%に対し、実績76.2%!
 
トルコ9月経済信頼感

前回9月実績83.9、市場予想80.6に対し、実績71.0!
 
トルコ8月貿易収支

前回7月実績-59.8億ドル、市場予想-25.0億ドルに対し、実績-24.2億ドル!
 
トルコ8月観光客数

前回7月実績前年比+11.7%に対し、実績同+15.6%!
 

ますはトルコの経済指標。

トルコ9月設備稼働率は残念だったものの、それを補って余りある貿易収支の大幅改善!

トルコ経済(トルコリラ高)の足を引っ張る四大リスク、高いインフレ率、経常収支の大赤字、治安・地政学リスク、政治・外交リスクのひとつが大きく改善されている様は、今後のトルコリラ高にプラスに働きます!

観光客数も前年比で伸びており、この結果トルコリラも19円台を回復!

 

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良い方向に向かっています♪

まぁこれから冬に向けて、夏季バカンスシーズンが終わり、農業も農閑期に入り、エネルギー輸入量も増えていくので、また赤字額は増えていくと思われますが…、今を喜ぶとしましょう(笑!
 
先週は経済指標は良い結果となりましたが(貿易収支と設備稼働率以外の経済指標の重要性は低い)、トルコの政治・外交リスクも後退しています♪

昨今のアメリカとの対立の直接の原因となったブランソン牧師開放問題。

そのブランソン牧師が解放されるとの一報がトルコリラ高要因となりました!

一報を流したのアメリカの新聞ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)。

さらにその後、ポンペオ・アメリカ国務長官が「アメリカ人牧師アンドリュー・ブランソン氏は今月(9月)解放されるだろう」と発言したことから信憑性が増し、牧師開放期待からトルコリラ高が進みました。

 

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さらに上記に加え、今度はエルドアン大統領が「ブランソン牧師の処遇を決めるのは政治家ではなくトルコの裁判所」との見解を明らかし、態度を軟化しています。

 

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起訴当時ブランソン牧師を担当していた検察官も既に異動しており、牧師開放の手順は整っています。

ブランソン牧師の次回の裁判は10月12日。

WSJに語ったトルコの関係者によると、次回の裁判でブランソン牧師の解放について「十分に予想される結果だ」と話しているようですし、トルコリラの未来は明るい?
 

昨今トルコリラ安、トルコ経済の先行き不安から、エルドアン大統領の支持率も落ちています。

エルドアン大統領も、一銭の得にもならないブランソン牧師を監禁拘束するより、とっとと国外追放と言う名の解放をした方が良いのではないでしょうか?

トランプ大統領はもとより、トルコに倒れて貰っては困る欧州連合(EU)の国々のトップ、トルコ債権を多く持つEUの各銀行、トルコリラ高⇒物価が安くなるトルコ国民、そして日本のトルコリラ保有者も皆それを願っています♪
 

トルコリラの推移

週の高値は19円02銭くらい。

週の安値は17円84銭くらいでしょうか。
 

週の最安値は、週初めの24日。

週の最高値は、週終わりの28日と、綺麗な右肩上がるのチャートとなりました。

素晴らしい展開!心躍るチャート!(笑

1トルコリラ=19円台を回復するなど、トルコリラは底堅く推移しています。

 

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米国と日本の政治経済

一方の米国ドル(と日本円)。
 

先週のドル円は、米中貿易戦争の長期化への懸念が現実味を帯びてきましたが、好調なアメリカ経済はまだまだ続くとの認識が拡がり、リスク回避姿勢も後退。

結局、週の終値もおよそ1ドル=113円69銭と、先週の終値112円53銭から、1円16銭程度のドル高円安となり、この週の取引を終えています。

アメリカ連邦公開市場委員会

アメリカ連邦公開市場委員会(FOMC、9月25-26日開催)の会合では、市場予想通り政策金利が0.25%利上げされ2.25%となることが決定されました。

しかし、FOMC声明文に「金融政策は緩和的」との文言が削除されたことから、市場関係者の間で追加利上げが終わる時期はそう遠くないとの思惑が浮上し、ドル売り(ドル安)が進みました。

日米首脳会談

ただ、同26日に行われた日米首脳会談で物品貿易協定(TAG)の交渉を開始することで合意したことで、日米首脳会談で最大の焦点とされたアメリカの日本車・日本製部品に対する追加関税が当面回避されることになり、リスクオン(リスクを取ってでもリターンを得る)姿勢が広まり、円売り(円安)が進みました。

日米金利差拡大の思惑も再び浮上したことも、ドル買い円売り(ドル高円安)への支援材料となりました。

個人消費支出

28日に発表されたアメリカ8月の個人消費支出(PCE)は前月比+0.3%と市場予想値と一致。

さらにアメリカ金融当局が注視するPCE価格指数も前年同月比+2.2%と、FRBの目標値である2%を上回りました。

注目された8月の賃金・給与も前月比+0.5%と大きな伸びを見せたことから、ドル買い(ドル高)が進みました。

ニューヨークダウ平均やナスダックも底堅く推移したことも支援材料となり、結果ドル円でも円高が進み、結局113円68銭-69銭でこの週の取引を終えました。

 

引用元:ドル円為替見通し9月第5週

 
上記通り、注目のアメリカ連邦公開市場委員会(FOMC、9月25-26日開催)の会合では、市場予想通り政策金利であるフェデラルファンド・レート(FF金利)を、0.25%利上げして引き上げ2.00-2.25%としました。

一時「金融政策は緩和的」との文言をFOMC声明から削除されたことから、追加利上げが終わる時期はそう遠くないとの思惑が浮上し、ドル売り(ドル安)が進みましたが、パウエルFRB議長がFOMC後の定例会見で「緩和的の文言削除は政策変更ではなく、我々の予想に一致しているとの自信を表している」との見解を示したことから、再びドル買い(ドル高)が進みました。

さらに今後の経済成長見通しも6月のFOMC時点から上方修正!

利上げペースも今年12月にもう1回(年合計4回)

2019年も年3回を想定しており、日米金利差拡大の思惑からドル買い円売り(ドル高円安)が進んでいます。

と言うことで今週もドル高基調継続と予想します。

(ついでに株高展開継続もお願いします♪)
 
ドルは、米中貿易戦争長期化の様相を呈してくるも、ダメージは主に中国側でアメリカ側は軽微との思惑から逆にドル高展開

引き続きドル高基調は継続中です。

は、リスクオン(リスクを取ってでもリターンを得る)姿勢の円売りから円安

トルコリラは、ブランソン牧師開放への期待からトルコリラ高となっています。
 

週の展開としては、ドル高↑円安↓トルコリラ高↑ですかね。

トルコリラは底堅く上昇中ですが、それでも現状を図で表すとド円>ドル>>トルコリラでしょうか。

ただ、トルコリラの弱さは和らいできています♪

 

トルコリラ用

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今週の予想

トルコ経済指標

トルコリラに関しては、

10月01日:9月 製造業PMI

10月03日:9月 消費者物価指数

10月03日:9月 生産者物価指数
 

が予定されています。

注目は消費者物価指数(≒インフレ率)でしょうか。

市場予想は、前年比+19.5%から+21.10%くらい。

前月(8月)実績が+17.90%だったので、正直ひどい有様です。

20%を超えるようだと市場予想内とは言えトルコリラ安要因となるでしょう。

何とか20%は下回って欲しいですが、その後の裁判で実際にブランソン牧師を開放されればトルコリラ高は確実でしょうから、期待先行からあまり下がらないかもしれません。
 

米国と日本の政治経済

一方の米国ドル(と日本円)、
 

今週のドル円は、10月5日発表のアメリカ雇用統計も堅調な結果になると見込まれており、引き続きアメリカ連邦準備制度理事会(FRB)による追加利上げ姿勢の継続方針を後押しする内容になるとの思惑から、日米金利差拡大を意識したドル買い円売り(ドル高円安)が進むと予想します。

(市場予想値をよほど下回らない限りはドル高基調継続と見ます)
 

今週の重要な米国・日本のイベントは、

10月01日の米国:ISM製造業景況指数

10月05日の米国:雇用統計

などが予定されています。
 

今週の注目は何と言っても5日の9月アメリカ雇用統計です。

市場予想は、

失業率:3.8%
(前回8月実績前回3.9%)

非農業部門雇用者数:前月比+18.8万人
(同+20.1万人)

平均時給:前年比+3.0%

となっています。
 

平均時給の予想値が高いな、という印象ですが、市場予想と一致、もしくは上回れば当然のこと、よほど大きく下回らない限りは12月追加利上げを阻む利用にはなり得ず、ドル高基調は継続となるでしょう。

アメリカ雇用統計

米中貿易戦争ですが中国側はアメリカとの長期化に備えているとの報道もあり、簡単には収束しそうにない状態です。

経済冷戦の様相を呈してきており、警戒感からのリスク回避姿勢の円買い(円高)は当面続くでしょう。

しかしアメリカの追加利上げは2018円はあと1回(年合計4回)、2019年も3回が予定されており、雇用統計やインフレ関連指標が市場予想を大きく下回らない限りは、日米金利差拡大への思惑から底堅く推移しそうです。

強気のアメリカ通商政策

アメリカ・トランプ政権は貿易収支の改善を目的に各国に対し、強気な通商政策を推し進めています。

そのため上記通り、リスク回避のドル売り円買い(ドル安円高)が進む可能性があります。

日米物品貿易協定(自由貿易協定ではなく、あくまで物品貿易協定)や、カナダとのNAFTA(北米自由貿易協定)再交渉次第では、トランプ政権の強硬姿勢を嫌気したドル売り(ドル売り)が進む可能性もあります。

 

引用元:ドル円為替見通し9月第5週

 
注目は何と言ってもアメリカ雇用統計

その雇用統計も市場予想では上記通り堅調な結果になると見込まれており、日米金利差拡大を意識したドル買い円売り(ドル高円安)が進みそうです。

カナダとのNAFTA(北米自由貿易協定)再交渉もギリギリの期限で合意に達したそうですし、リスクオン姿勢のドル高円安基調継続ですね。
 

ただ…、最近のドル高円安に対しトランプ大統領が苦言を呈さないか心配です。

現在すでに前回のドル高牽制発言の水準を上回っています

むしろ言ってきそうな雰囲気です(笑

しかし言ってきても現状のアメリカ経済の強さを考えれば、一時的なドル安円高にしかならないでしょう。

そのため今週のドル円予想は、上昇して115円00銭

逆に好調なアメリカ経済からドルが大きく崩れることは想定しにくく下落しても112円00銭と、今週もレンジ相場と予想します。

(1ドル円為替見通しブログの1管理人の予想ね)
 

トルコリラ円の為替相場見通し

トルコリラ円の為替相場見通しは、

18円00銭から20円50銭程度と予想します。

先週は、17円00銭から19円50銭程度のレンジ相場と予想していました。

1トルコリラ=20円台は回復して欲しい!

しかし正直トルコ経済ではなくて、エルドアン大統領やトランプ大統領の発言やtweet、政治的決断で上下するので、予想もへったくれもないですね(涙

 

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トルコリラ資産推移

管理人はトルコリラが利益になる(儲かる)と分かってから調子に乗っていました。

と言うことで最近恒例のトルコリラ保有枚数チェック。

先週末までのトルコリラ保有枚数は、
 


 
損切りしたので0枚です。

一応12円くらいまでは耐えられたのですが…、もしかして損切り早まったかな?

ブログは継続していきたいので、何らかの形でかかわっていきたいとは思います。

管理人は、1年-2年でトルコリラ運用を止めようとは思っていないので、10年くらい先にトルコリラ高円安になっていれば良いのですが、そうは言ってもこの状況下は先が見えないですね。
 

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トルコの政策金利は現在15.00%(2020年12月4日)。

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最近人気を高めつつあるメキシコペソなどの他の高金利通貨に比べてもスワップポイントが高く、大きな見返りが期待できる魅力が人気となっています。

 
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