トルコリラとメキシコペソのFXブログ_強い意志・回復

高金利通貨はトルコリラのみ上昇!為替見通し2018年10月第4週

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トルコリラ凄い!底堅い!力強い!

他の新興国通貨が下落する中トルコリラのみ上昇中♪

 
10月の第4週はおよそ1トルコリラ=20円00銭でこの週の取引を終了。

先々週(10月の第3週)終値の1トルコリラ=19円89銭より、11銭のトルコリラ高円安で取引を終了しています。

ドル円は1ドル=111円89銭と先々週の終値である112円54銭から65銭程度のドル安円高で推移しています。

先週のトルコリラは頑張りましたよ(笑

ええ、トルコリラ損切りを後悔するくらいに…(涙
 

まとめ

 

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先週のまとめ

トルコの政治経済

トルコ10月消費者信頼感

前回9月実績59.3、市場予想55.1に対し、実績57.3
 
トルコ中央銀行 1週間物レポ金利(=政策金利)

前回実績24.00%、市場予想24.00%に対し、実績24.00%!
 
トルコ中央銀行 翌日物貸出金利

前回実績25.50%、市場予想25.50%に対し、実績25.50%!
 
トルコ中央銀行 翌日物借入金利

前回実績22.50%、市場予想22.50%に対し、実績22.50%!
 
トルコ10月景況感

09月実績89.6、市場予想87.5に対し、実績87.6!
 
トルコ10月景気動向指数[季調済]

09月実績90.4に対し、実績91.1!
 
トルコ10月設備稼働率

09月実績76.2%、市場予想76.9%に対し、>実績75.4%!
 

ますはトルコの経済指標。

何と言ってもトルコ中央銀行が政策金利を24%と据え置いたことでしょう。

市場予想は据え置きも、直前にまたまたエルドアン大統領が利下げ要求を国内の銀行に行ったと言う報道が出るなど、「まさか利下げは無いよね…」的な雰囲気もありましたので、据え置きは残念も、妥当な判断であり、エルドアン大統領の要求を撥ねつけたという点では意義のある決定だったと思います。
 

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トルコリラ円スワップ生活-気付き驚き
 

しかも、トルコ中央銀行はインフレ見通しが大幅に改善されるまで金融引き締め政策を継続との力強い声明文も出したことから、1トルコリラ=19円90銭台と、再び20円台を窺うところまで上昇しました。
 

トルコリラ安が一時期よりかは改善してきたことにより(まだ不安定な状況ではありますが)、次はインフレ率となります。

11月5日の消費者物価指数(≒インフレ率)にて、どのような数値が発表されるのかに注目が集まります。

アルバイラク財務相は、インフレのピークは過ぎ去ったと言っています。

そうであって欲しいもですが…。
 

政治・外交外的要因については、サウジアラビアの著名記者ジャマル・カショギ氏がトルコで殺害された事件が、トルコに追い風となっています。

アメリカとの関係修復、サウジアラビアからの経済支援、カタールへの制裁解除への働きかけなど、エルドアン大統領の外交力(密約・下交渉)の見せ場となっています。

殺害の真実を暴くのも大切ですが、大統領と言う国の指導者にとっては国益の方がより重要です。

是非この事件を交渉手段として、より良い条件を引き寄せて欲しいものです(笑
 

トルコリラの推移

週の高値は20円10銭くらい。

週の安値は19円49銭くらいでしょうか。
 

週の最安値が、火曜日の23日。

週の最高値が、土曜日の27日と、右肩上がりの良いチャートとなりました♪

世界的なリスク回避姿勢の中、南アフリカランドやメキシコペソなど他の高金利通貨が軒並み下落している中、トルコリラだけが上昇しています!
 

どうしたんだトルコリラ!

そんな力強いトルコリラを見るのは1年ぶりくらいだぞ!

トルコリラに関してはネガティブ材料よりもポジティブ材料の方が多いのが現状です♪

今週のトルコリラにも期待したいです!

(…損切していなかったら今頃この借金も無かったろうなー(遠い目)

 

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米国と日本の政治経済

一方の米国ドル(と日本円)。
 

週前半は、中国の税制改革草案を好感した中国株高をはじめとする、アジア株高から円売り(円安)が進みました。

しかし週中盤以降、米中貿易戦争の長期化に伴なう中国経済の鈍化、およびアメリカ企業の業績悪化懸念からアジア株価・アメリカ株価は下落。

欧州株価もイタリア予算・債務問題、イギリスの欧州連合離脱問題(ブレグジット)の再燃から下落。

世界的な同時株安から、リスク回避のドル売り円買い(ドル安円高)が進みました。

結局、週の終値もおよそ1ドル=111円89銭と、先週の終値112円54銭から、65銭程度のドル安円高となり、この週の取引を終えています。
 

地区連銀経済報告(ベージュブック)

24日(日本時間27時)に公表された、アメリカ地区連銀経済報告(通称:ベージュブック)では、多くの地区で緩やかな景気拡大が確認されたと記載されました。

しかし同時に、トランプ政権が進める通商政策により、輸入関税分へのコスト上昇から、アメリカ経済へ悪影響を与える懸念が示され、株安を誘う結果となりました。
 

7-9月期アメリカ国内総生産(GDP)

注目のアメリカ7-9月期国内総生産(GDP、速報値)では、前期(4-6月期)の前期比年率+4.2%には及ばなかったものの、市場予想の同+3.3%を上回る、同+3.5%となったことから、リスク回避姿勢は一時的に後退。

ドル買い円売り(ドル高円安)が進みました。
 

リスク回避姿勢進む

しかし、その後発表された10月のミシガン大学消費者信頼感指数(確報値)が、速報値の99.0から98.6に下方修正されたこと。

アマゾン(amazon)やアルファベット(googl)の売上高に陰りが見え始めたことから大きく下落。

アメリカの企業業績への懸念が高まり、IT企業を中心に終日大幅下落の展開となったことから、欧州株価へも波及。

世界的な同時株安からリスク回避姿勢が進み、ドル売り円買い(ドル安円高)が優勢となりました。

結局111円88銭-89銭でこの週の取引を終えています。

 

引用元:ドル円為替見通し10月第4週

 
上記通り、世界的な株安や、アメリカ経済の鈍化懸念から、リスク回避のドル売り円買い(ドル安円高)が進んでします。

ドル安と言っても円に対してのドル安で、アメリカの長期金利高もあり、実際はドル高円高となっています。

そのため他国通貨、南アフリカランドやメキシコペソはもとより、ユーロやポンドも売られて(安くなって)います。

そのため、リスク回避・リスク回避と言われている割には、ドル円は底堅く推移しており、ドルの値はほとんど下がっていません。
 

今までの相関性を考えると、ここまで世界的に株安が進むとドル円も崩れる(実際今年3月の時はドル円も105円を下回った)のですが、現状1ドル=112円をを割ったところでは、しっかりとドル買いが起こっています。

米中貿易戦争の長期化から、アメリカ経済の鈍化懸念って言っていますけど、アメリカ政府も連邦準備制度理事会(FRB)も否定しています。

現に上記通り7-9月期国内総生産(GDP、速報値)は、市場予想を上回る強さです。

年末に向けて株価も戻り、リスク回避姿勢も後退していくと思います。

(お金があれば株買いたい!)
 

ドルは、リスク回避姿勢で少し下がるも世界的に見れば十分ドル高展開

しかもアメリカ長期金利は高止まり状態で、引き続きドル高基調は継続中と見ます。

円は、上記通り一時リスク回避姿勢で円高が進んでいます。

しかし中長期的には円安でしょうね(笑

トルコリラは、ブランソン牧師開放やサウジ記者殺害事件を利用したアメリカとの関係改善が進んでいるむとの思惑からトルコリラ高となっています。
 

週の展開としては、ドル高↑円高↑トルコリラ高↑ですかね。

(ユーロ、ポンド、他の新興国通貨が売られています)
 

トルコリラは底堅く上昇中ですが、それでも現状を図で表すと円>ドル>>トルコリラでしょうか。

ただ、トルコリラは日々日々回復中です♪

 

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今週の予想

トルコ経済指標

トルコリラに関しては、

10月31日:09月 貿易収支

10月31日:09月 観光客数

などが予定されています。
 

注目は09月 貿易収支でしょう。

前回08月は過去5年で最小の-24.2億USD。

これが久々の経常収支黒字化へと繋がりました。

市場予想は-19.0億USD!

市場予想通りだと09月経常収支も黒字化が見込め、トルコリラ高につながるというものです♪

期待大!
 

あとは…エルドアン大統領、外交で頑張っており、トルコリラ安は政治・外交的失敗のせい!と言うのを払拭する働きをしています。

トルコにロシア、そしてドイツにフランスと言う、凄い組み合わせですよ!

ブランソン牧師開放から、欧州連合(EU)との関係修復まで、幅広い活躍をしています。
 


 
…どうしてそれが8月のトルコショックの時に出来なかったのか!?(涙
 

米国と日本の政治経済

一方の米国ドル(と日本円)、
 

アメリカ長期金利の高止まり、日米金利差拡大を意識したドル買い(ドル高)は続くものの、上記世界的な株安や、各種リスク要因まらドルの上値は重く、つまりはレンジ相場となる見通しです。
 

今週の重要な米国・日本のイベントは、

10月29日の米国:9月個人消費支出(PCE)

10月31日の日本:日本銀行 政策金利発表

11月02日の米国:雇用統計

などが予定されています。
 

今週の注目は、なんと言ってもアメリカ雇用統計。

市場予想はそれぞれ、

10月非農業部門雇用者数
09月実績:前月比+13.4万人
市場予想:同+18.9万人

10月失業率
09月実績:3.7%
市場予想:3.7%

10月平均時給
09月実績:前年比+2.8%
市場予想:同+3.1%

となっており、特に注目の高い平均時給は高い伸びが見込まれています。
 

市場予想通りならば、12月の追加利上げを正当化する内容となり、ドル買い(ドル高)が進むと予想されます。
 

アメリカ長期金利

アメリカの長期金利は株安を受けて不安定な動きをしているものの、3%台を維持しています。

ドル円についても、引き続きアメリカ長期金利・ニューヨークダウ平均などの各種湯用株価指数の動向を睨みながらの展開となりそうです。

アメリカ主要企業の決算内容も回りまわって、ドル円に影響を与えそうです。
 

米国株式は調整局面?

現状、アメリカ経済は好調・労働市場も堅調であり、連邦準備制度理事会(FRB)もこの12月、そして2019年以降も3回の追加利上げを実施する方針と見られています。

しかしアメリカ株式市場は大きく下落しており、調整入り局面に入ったとも見られています。

そのため投資家の心理は冷え込んでおり、このまま利上げを継続してもドル買い(ドル高)は思ったより進まない可能性があります。
 

アメリカ中間選挙

11月6日はアメリカ中間選挙の投票日となっています。

現状、大きく株安となっていることから(アメリカ人は年金代わりに株に投資している)、トランプ大統領はFRBによる利上げ批判を強める可能性があります。

FRBの独立性は広く知れ渡っているため如何に現職のトランプ大統領の批判と言えども影響は限定的ですが、投資家心理をさらに冷え込ませ、リスク回避のドル売り(ドル安)材料となる可能性はあります。

 

引用元:ドル円為替見通し10月第4週

 
アメリカ経済は本当に絶好調です。

7-9月期国内総生産(GDP)速報値も市場予想を上回る数値となり、12月の追加利上げは揺るぎないでしょう。

なのにニューヨークダウ平均は24,700ドルを下回り、S&P 500ともども年初来の上昇分をすべて吐き出している状況なんですよね。

随分とお手ごろ感が出てきています。

株買うなら今だと思うのですけどね(笑

 

[FXGMO]

高スワップ&約定力99%以上は伊達じゃない!

 

問題はこの株安がいつまで続くか、どこまで進むかですが…。

個人的にはアメリカ大手企業の決算発表が終了(ブラックアウト期間も終了)すると、自社株買いも始まるので、もうそろそろ反転上昇しても良い頃合いだと思っています。

アメリカ株が反転上昇すればリスク回避姿勢も後退。

つられる形で自然と世界にも株価上昇へと向かうでしょう。

そうなるとドル高円安トルコリラ高へ(笑

そのため今週のドル円予想は、上昇して113円50銭

逆に現状ドルが大きく崩れることは想定しにくく下落しても110円50銭と、今週もレンジ相場と予想します。

(1ドル円為替見通しブログの1管理人の予想ね)
 

トルコリラ円の為替相場見通し

トルコリラ円の為替相場見通しは、

18円50銭から21円00銭程度と予想します。

先週も、18円50銭から21円00銭程度のレンジ相場と予想していました。

今トルコリラ強いですよ!底堅いですよ♪

しかし正直トルコ経済ではなくて、エルドアン大統領やトランプ大統領の発言やtweet、政治的決断で上下するので、予想もへったくれもないですね(涙
 

トルコリラ資産推移

管理人はトルコリラが利益になる(儲かる)と分かってから調子に乗っていました。

と言うことで最近恒例のトルコリラ保有枚数チェック。

先週末までのトルコリラ保有枚数は、
 


 
損切りしたので0枚です。

一応12円くらいまでは耐えられたのですが…、もしかして損切り早まったかな?

ブログは継続していきたいので、何らかの形でかかわっていきたいとは思います。

管理人は、1年-2年でトルコリラ運用を止めようとは思っていないので、10年くらい先にトルコリラ高円安になっていれば良いのですが、そうは言ってもこの状況下は先が見えないですね。
 

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トルコの政策金利は現在12.00%(2020年1月14日)。

高金利通貨として人気のオーストラリアドルやニュージーランドドル、そして南アフリカランド

最近人気を高めつつあるメキシコペソなどの他の高金利通貨に比べてもスワップポイントが高く、大きな見返りが期待できる魅力が人気となっています。

 
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なによりメキシコはトルコや南アフリカよりも安定していることが大きな魅力です♪
 
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