投資のトライ-下げ相場・急落

株価暴落でリスク回避進む



米中貿易戦争の長期化。

イタリア予算・債務問題。

サウジアラビア記者殺害問題。

さらに世界同時安による、リスク回避のドル安円高が進んでいます。

と言ってもこの1週間の値幅は1円50銭程度

やはりアメリカ経済・アメリカ長期金利の先高感は強い!

為替差益を狙っても良し、長期保有でスワップポイントを狙っても良しでアメリカドルもすっかり高金利通貨の仲間入りですよ♪

今後もさらに日米金利差に伴うドル高円安が続きそうです。

先週のまとめ

週前半は、中国の税制改革草案を好感した中国株高をはじめとする、アジア株高から円売り(円安)が進みました。

しかし週中盤以降、米中貿易戦争の長期化に伴なう中国経済の鈍化、およびアメリカ企業の業績悪化懸念からアジア株価・アメリカ株価は下落。

欧州株価もイタリア予算・債務問題、イギリスの欧州連合離脱問題(ブレグジット)の再燃から下落。

世界的な同時株安から、リスク回避のドル売り円買い(ドル安円高)が進みました。

結局、週の終値もおよそ1ドル=111円89銭と、先週の終値112円54銭から、65銭程度のドル安円高となり、この週の取引を終えています。

地区連銀経済報告(ベージュブック)

24日(日本時間27時)に公表された、アメリカ地区連銀経済報告(通称:ベージュブック)では、多くの地区で緩やかな景気拡大が確認されたと記載されました。

しかし同時に、トランプ政権が進める通商政策により、輸入関税分へのコスト上昇から、アメリカ経済へ悪影響を与える懸念が示され、株安を誘う結果となりました。

7-9月期アメリカ国内総生産(GDP)

注目のアメリカ7-9月期国内総生産(GDP、速報値)では、前期(4-6月期)の前期比年率+4.2%には及ばなかったものの、市場予想の同+3.3%を上回る、同+3.5%となったことから、リスク回避姿勢は一時的に後退。

ドル買い円売り(ドル高円安)が進みました。

リスク回避姿勢進む

しかし、その後発表された10月のミシガン大学消費者信頼感指数(確報値)が、速報値の99.0から98.6に下方修正されたこと。

アマゾン(amazon)やアルファベット(googl)の売上高に陰りが見え始めたことから大きく下落。

アメリカの企業業績への懸念が高まり、IT企業を中心に終日大幅下落の展開となったことから、欧州株価へも波及。

世界的な同時株安からリスク回避姿勢が進み、ドル売り円買い(ドル安円高)が優勢となりました。

結局111円88銭-89銭でこの週の取引を終えています。

ドル円の推移

先週のドル円推移は、111円37銭-38銭から112円88銭-89銭でした。

ちなみに先々週のは、111円62銭-63銭から112円72銭-73銭です。

さらにその前の週は、111円82銭-83銭から113円93銭-94銭です。

参考までにその前は、113円51銭-52銭から114円54銭-55銭です。

ひとつおまけに前週、112円28銭-29銭から113円70銭-71銭です。

もうひとつおまけで、111円66銭-67銭から112円86銭-87銭です。





今週の予想

アメリカ長期金利の高止まり、日米金利差拡大を意識したドル買い(ドル高)は続くものの、上記世界的な株安や、各種リスク要因まらドルの上値は重く、つまりはレンジ相場となる見通しです。


今週の重要な米国・日本のイベントは、

10月29日の米国:9月個人消費支出(PCE)

10月31日の日本:日本銀行 政策金利発表

11月02日の米国:雇用統計

などが予定されています。


今週の注目は、なんと言ってもアメリカ雇用統計

市場予想はそれぞれ、

10月非農業部門雇用者数
09月実績:前月比+13.4万人
市場予想:同+18.9万人

10月失業率
09月実績:3.7%
市場予想:3.7%

10月平均時給
09月実績:前年比+2.8%
市場予想:同+3.1%

となっており、特に注目の高い平均時給は高い伸びが見込まれています。

市場予想通りならば、12月の追加利上げを正当化する内容となり、ドル買い(ドル高)が進むと予想されます。

アメリカ長期金利

アメリカの長期金利は株安を受けて不安定な動きをしているものの、3%台を維持しています。

ドル円についても、引き続きアメリカ長期金利・ニューヨークダウ平均などの各種湯用株価指数の動向を睨みながらの展開となりそうです。

アメリカ主要企業の決算内容も回りまわって、ドル円に影響を与えそうです。

米国株式は調整局面?

現状、アメリカ経済は好調・労働市場も堅調であり、連邦準備制度理事会(FRB)もこの12月、そして2019年以降も3回の追加利上げを実施する方針と見られています。

しかしアメリカ株式市場は大きく下落しており、調整入り局面に入ったとも見られています。

そのため投資家の心理は冷え込んでおり、このまま利上げを継続してもドル買い(ドル高)は思ったより進まない可能性があります。

アメリカ中間選挙

11月6日はアメリカ中間選挙の投票日となっています。

現状、大きく株安となっていることから(アメリカ人は年金代わりに株に投資している)、トランプ大統領はFRBによる利上げ批判を強める可能性があります。

FRBの独立性は広く知れ渡っているため如何に現職のトランプ大統領の批判と言えども影響は限定的ですが、投資家心理をさらに冷え込ませ、リスク回避のドル売り(ドル安)材料となる可能性はあります。

今週のレンジ予想

今週の予想レンジは、110円50銭から113円50銭までと予想します。

ちなみに先週は、111円00銭から114円00銭という予想でした。


FX(外国為替証拠金取引)の感想

先週は世界的な株安がさらに進み、ニューヨークダウ平均は24,700ドルを下回り、S&P 500ともども年初来の上昇分をすべて吐き出しています

日経平均株価も21,200円を下回り、年初来最安値に迫ろうとしています。

しかしドル円は111円89銭と、年初来最安値である104円64銭くらいからは随分とドル安円高を保っています。

現にアメリカ長期金利上昇日本は現状維持=日米金利差拡大を意識したドル買いが続いており、ドルの値が下がったところでは押し目買いが成されています。

今までの相関を考えれば、どちらかがおかしいのですが、ではどちらがおかしいかと言われれば…株価でしょうね。


(特にアメリカは)実経済ではなく、先行き懸念材料で売られていますので、年末に向けて株価は盛り返してくると思っています。

26日発表のアメリカ7-9月期GDPも上記通り市場予想を上回っており、アメリカ経済は好調です。

アメリカ株価も崩れてはおらず、下落・下降局面ではなく、あくまでも調整局面です。

とは言ってもサトウカズオが買っているナスダック総合指数連動ETFは、




と大変なことになっているので、私情が挟まれていることについては否定はしませんが、アナリストも同様な意見が多いので、多少安心しています♪

頼みますよ…。


最後に、今週30日-31日と日本銀行金融政策決定会合が開催されます。

市場予想は、政策金利は据え置き・金融政策の現状維持です。

むしろ変える必要がないですよね。

金融機関の体力が落ちてきている、低金利政策の影響が…と言っていますが、金融機関を救うのが日本銀行の役目ではない以上、インフレ見通しを達成するまでは現状維持を貫いて欲しいものです。


以上を踏まえ今週も、日米金利差拡大への思惑からのドル高円安

しかし、リスク回避姿勢からのドル安円高

あ、やっぱりレンジ相場だね(笑

(どこにでもある1ドル円為替見通しブログの1素人管理人の意見ですからね!)


今後のドル円相場は、

短期:108円~115円程度のレンジ相場

長期:105円~115円程度のレンジ相場

と予想します。

110円を挟み±5円程度でしょうか。

みなさまの資産運用投資の手助け(参考)になれば幸いです♪