トルコリラ上げる?下がる?

トルコはポジティブ世界はネガティブ(涙)トルコリラ為替見通し2018年10月第3週

トルコリラ上げる?下がる?

好材料のトルコvs悪材料の世界

 
10月の第3週はおよそ1トルコリラ=19円89銭でこの週の取引を終了。

先々週(10月の第2週)終値の1トルコリラ=19円02銭より、87銭のトルコリラ高円安で取引を終了しています。

ドル円は1ドル=112円54銭と先々週の終値である112円22銭から32銭程度のドル高円安で推移しています。

先週のトルコリラは頑張りましたよ(笑

ええ、トルコリラ損切りを後悔するくらいに…(涙
 
まとめ

  • 祝!トルコリラ20円台復帰!
  • 今週のトルコリラはポジティブ材料多し(笑
  • それに引き換え世界はネガティブ材料多し(涙
  • 結果トルコリラは20円割れで週を終える
  • しかし悪いのは世界のリスク要因でトルコは悪くない!

 

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先週のまとめ

トルコの政治経済

トルコ7月失業率

6月実績10.2%、市場予想10.7%に対し、実績10.8%!
 
トルコ8月鉱工業生産

7月実績前月比+3.5%、市場予想同-2.4%に対し、実績同-1.1%!

前年比では7月実績+5.6%、市場予想+1.0%に対し、実績同+1.7%!
 
トルコ8月小売売上高

7月実績前月比+1.3%、市場予想同+0.4%に対し、実績同+.04%!

前年比では7月実績+2.8%、市場予想+2.4%に対し、実績同+1.3%!
 
トルコ9月住宅価格指数

8月実績前月比+0.65%に対し、実績同+0.20%!

前年比では8月実績+10.48%に対し、実績同+9.86%!
 
トルコ9月住宅販売

8月実績前月比-12.5%に対し、実績同-9.2%!
 
ますはトルコの経済指標。

うーん…全体的には良くないですね。

7月はただでさえトルコリラ安が進行していたのが、8月のトルコショックでさらに急落。

トルコリラ安は輸入物価高騰へと直結し、もともとのエネルギー高と結びつき、インフレ高を促しています。

結果、金利は急騰しており、商品の需要やそれを購入するための消費意欲を抑制しています。

企業・販売者や消費やも苦しい経済活動を強いられています。
 
経済的トルコリラ安の解決には時間がかかりますが、政治的・外交的トルコリラ安の解決は直ぐできます。

その政治的・外交的トルコリラ安解決の手段となるブランソン牧師開放で上昇すると思われていましたが、結果は「噂で買って事実で売る」状態で20円の壁に跳ね返されていました。

なにかあともう一押し、もう一押しのポジティブ材料があれば…と思っていたところに、
 

  • アメリカ・ポンペオ国務長官がトルコへの経済制裁解除について示唆
  • トルコが国際資本市場に復帰し、ドル建て債は大人気に!

という二つのポジティブ要因が重なり、トルコリラはとうとうトルコリラは20円台復帰!
 

 
トルコリラ/円のチャートも…
 


 
と、一時的ではなく、しっかりと20円台に載せ、さらにキープしています♪

あとは、ブランソン牧師開放の見返りであるアメリカからのトルコへの制裁解除を待つばかりと思っていたのですが…。

下記、米国と日本の政治経済にも書かれている通り、アメリカの株安(=アメリカ長期金利は高止まり)は置いておいて、
 

  • イタリア予算案・債務超過問題からの先行き不透明感からリスク回避
  • アメリカとサウジアラビアとの関係悪化を懸念してリスク回避

と、リスク回避のドル高円高から、せっかく良い状態で進んでいたトルコリラでしたが、相対的にトルコリラ安となってしまいました(涙

しかしこれはトルコリラが悪いのではないので、そこまで心配はいらないと思います(笑
 

トルコリラの推移

週の高値は20円31銭くらい。

週の安値は18円95銭くらいでしょうか。
 
週の最安値が、週初め月曜日の15日。

週の最高値が、週終わり前木曜日の18日と、右肩上がりの良いチャートとなりました♪

世界的なリスク回避姿勢の影響で、終値こそ1トルコリラ=20円台を維持できませんでしたが、20円台も一時的ではなく2日に渡って維持していました。

トルコリラに関してはネガティブ材料よりもポジティブ材料の方が多いのが現状です♪

今週のトルコリラにも期待したいです!
 

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米国と日本の政治経済

一方の米国ドル(と日本円)。

週前半は世界的な株安や、アメリカとサウジアラビアとの関係悪化を懸念したリスク回避のドル売り円買い(ドル安円高)が進みました。

しかし週後半には中国の為替操作国認定を見送ったことなどからリスク回避姿勢は後退。

結局、週の終値もおよそ1ドル=112円54銭と、先週の終値112円22銭から、32銭程度のドル高円安となり、この週の取引を終えています。
 

リスク回避姿勢進む

アメリカ・ニューシン財務長官は日本との貿易協議の中で、韓国やメキシコとも結んだ為替条項を求めていく意向を示したことから、日本株価は暴落。

欧州の主要国株価も、イタリア予算案・債務超過問題からの先行き不透明感から下落していきました。

またアメリカ株も、長期金利の高止まりや、サウジアラビアへ批判的な記者殺害に関し制裁を加える意向を示すなど関係悪化を嫌気して下落。

世界的な同時株安からリスク回避姿勢が進み、ドル売り円買い(ドル安円高)が優勢となりました。
 

連邦公開市場委員会議事要旨

しかし先月9月25日-26日開催分のアメリカ連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨にて「中立水準を上回るまで利上げを実施する」ことを支持するメンバーが多かったことが判明。

アメリカ長期金利はさらに上昇するとの思惑から、ドル買い円売り(ドル高円安)が進みました。
 

中国の為替操作国認定を見送り

また懸念されていた中国を為替操作国に認定することをアメリカが見送ったこともリスク回避姿勢を後退させ、ドル買い(ドル高)材料の要因となりました。
 

米中首脳会談

さらに一時は開催先送りとも言われていた、11月末の米中首脳会談(アルゼンチンでのG20(20カ国・地域)首脳会議の際に行う予定)が実際に実現する見通しが立ったことも好感され、再びリスクオン(リスクをとってでもリターンを得る)姿勢が強まり、ドル買い円売り(ドル高円安)が進みました。

結局112円21銭-22銭でこの週の取引を終えました。

 

引用元:ドル円為替見通し10月第3週

 
上記通り、世界的な株安や、アメリカとサウジアラビアとの関係悪化を懸念したリスク回避のドル売り円買い(ドル安円高)が進んでします。

ドル安と言っても円に対してのドル安で、アメリカの長期金利高もあり、実際はドル高円高となっています。

(他国通貨が売られて(安くなって)います)

そのため、リスク回避・リスク回避と言われている割には、ドル円は底堅く推移しており、ドルの値はほとんど下がっていません。
 
逆に12月利上げも確定的で金利先高観によるドル買い(ドル高)や、米中首脳会談が実現する見通しが立ったことによるリスク回避姿勢の後退から、ますますドルが買われている(ドル高になっている)状態です。

まあ、アメリカ経済は世界で一人勝ち状態ですからね。

ドル安になるっていうのが、普通に考えれば難しいはずです(汗
 
ドルは、リスク回避姿勢で少し下がるも交代後は再び上昇で、ドル高展開

しかもアメリカ長期金利は高止まり状態で、引き続きドル高基調は継続中と見ます。

は、上記通り一時リスク回避姿勢で円高になりましたが、後退後は再び円安が進んでいます。

中長期的にも円安でしょうね(笑

トルコリラは、ブランソン牧師開放によえいアメリカとの関係改善が進むとの思惑からトルコリラ高となっています。
 
週の展開としては、ドル高↑円安↓トルコリラ高↑ですかね。

トルコリラは底堅く上昇中ですが、それでも現状を図で表すと円>ドル>>トルコリラでしょうか。

ただ、トルコリラは日々日々回復中です♪
 

トルコリラ用

 

今週もトルコリラ円ランキングは要チェック!

 

今週の予想

トルコ経済指標

トルコリラに関しては、

10月25日:トルコ中央銀行 政策金利発表

10月25日:10月 設備稼働率
 
が予定されています。

注目は一にも二にも25日のトルコ中央銀行 政策金利発表でしょう。

市場予想は据え置きの24.0%

サトウカズオも据え置きの24%と見ています。

エルドアン大統領ではないですが、トルコ経済は鈍化傾向で金利上昇はトルコ経済に悪影響を与えます。

誰が見ても高インフレなのは確かですが、現状トルコリラはブランソン牧師開放から、アメリカとの関係改善を見込んで上昇傾向が続いています。

このような状況下、最後のカードとも言える利上げは行わないでしょう。

前回のようなサプライズはさすがにないと思います。
 
あとは…、サウジアラビア政府を批判してきたジャマル・カショギ記者がサウジアラビア政府の関係者に殺害された事件について、23日に行われるとされるエルドアン大統領による「事件の詳細・真実の発表」でしょうか。

事前にトランプ大統領と電話会談した、とも伝えられています。

アメリカ有利(トルコにも有利)な発表をするのではないかな、と思っています。

結果、ますますアメリカとの関係改善が進んでトルコリラ高に…なったら良いな(笑
 

米国と日本の政治経済

一方の米国ドル(と日本円)、
 

今週のドル円は、アメリカ連邦準備制度理事会(FRB)による12月利上げは確実視されており日米金利差拡大や、好調なアメリカ経済・堅調な労働市場を反映したドル買い(ドル高)は続くものの、上記各種リスク要因や日米(主にアメリカ株価)の株価の不安定さから、ドルの上値は重い展開、つまりはレンジ相場となる見通しです。
 
今週の重要な米国・日本のイベントは、

10月24日の米国:地区連銀経済報告(ベージュブック)

10月26日の米国:7-9月期国内総生産(GDP)速報値

などが予定されています。
 
今週の注目はアメリカ7-9月期国内総生産(GDP)速報値

市場予想は前期比年率+3.3%。

前回4-6月期の+4.2%からの鈍化予想も3%台の成長と高い成長を維持する見通しです。

正直前回の+4.2%が高すぎたので鈍化したように見えていますが十分な数値であり、多少下回っても12月の追加利上げには影響を及ぼさないでしょう。
 

連邦公開市場委員会議事要旨

上記にも書きましたが、先週17日に公表されたアメリカ連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨では、中立的な金利水準、つまり景気に対して刺激も抑制もしない中立的な水準に向けて利上げ姿勢を継続していくことを示唆しました。

12月の追加利上げも確実視されており、26日の7-9月期国内総生産(GDP)が市場予想を上回ればもちろん、多少下回っても市場予想と近ければ、金利上昇を見込んだドル買い(ドル高)が進む見込みです。
 

トランプ大統領の口先介入

アメリカ株価の大幅下落により、上昇していたアメリカ長期金利(10年債利回り)も低下しましたが、それでも長期金利は追加利上げもあり、今後も上昇していくと見られています。

そのため関連性が強いとされた株価とのドルの関係は薄れ、株安でもドル買い円売り(ドル高円安)が進む可能性も高いです。

しかしこの金利上昇をトランプ大統領は快く思っておらず、むしろ嫌悪しており、直近でもアメリカ連邦準備制度理事会(FRB)が進めている利上げ姿勢について「大きな過ち」「ばかげている」と非難しており、今後も口先介入は続きそうです。

11月の中間選挙に向けて、アメリカの金利高・ドル高に対して、さらに非難・牽制発言をする可能性があり、ドル売り(ドル安)の要因となるかもしれません。
 

サウジアラビア問題

また、サウジアラビア政府を批判してきたジャマル・カショギ記者がサウジアラビア政府の関係者に殺害された事件で、トランプ大統領はサウジアラビアに対する制裁を示唆しました。

アメリカにとってサウジアラビアは対イランを念頭に重要な同盟国であり、武器売却でも重要なお客様です。

両国の関係悪化を懸念してリスク回避の円買い(円高)が進む可能性があります。

 

引用元:ドル円為替見通し10月第3週

 
アメリカ経済は本当に絶好調です。

7-9月期国内総生産(GDP)速報値が市場予想通りなら(多少悪くても)、12月の追加利上げは揺るぎないでしょう。

そうするとアメリカ連邦準備制度理事会(FRB)が進めている中立的な金利水準までの追加利上げ姿勢も正当化され、ますますアメリカ長期金利は上昇!

日本の長期金利は現状維持状態ですから、=日米金利差拡大を意識したドル買い(ドル高)はさらに続くでしょうね。
 
株安が少し心配ですが、ニューヨークダウ平均も上昇に転じていますし、さすがにここからさらに暴落することはあまり考えられません。

そう考えるとドルも底堅く推移することでしょう♪

ただ上記通り、リスク回避要因は引き続き存在しています。

そのため今週のドル円予想は、上昇して114円00銭

逆に現状ドルが大きく崩れることは想定しにくく下落しても111円00銭と、今週もレンジ相場と予想します。

(1ドル円為替見通しブログの1管理人の予想ね)
 

トルコリラ円の為替相場見通し

トルコリラ円の為替相場見通しは、

18円50銭から21円00銭程度と予想します。

先週は、18円00銭から20円50銭程度のレンジ相場と予想していました。

上値も下値も50銭切り上げます♪

しかし正直トルコ経済ではなくて、エルドアン大統領やトランプ大統領の発言やtweet、政治的決断で上下するので、予想もへったくれもないですね(涙
 

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トルコリラ資産推移

管理人はトルコリラが利益になる(儲かる)と分かってから調子に乗っていました。

と言うことで最近恒例のトルコリラ保有枚数チェック。

先週末までのトルコリラ保有枚数は、
 


 
損切りしたので0枚です。

一応12円くらいまでは耐えられたのですが…、もしかして損切り早まったかな?

ブログは継続していきたいので、何らかの形でかかわっていきたいとは思います。

管理人は、1年-2年でトルコリラ運用を止めようとは思っていないので、10年くらい先にトルコリラ高円安になっていれば良いのですが、そうは言ってもこの状況下は先が見えないですね。
 
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トルコの政策金利は(2018年10月22日)現在24.0%

高金利通貨として人気のオーストラリアドルニュージーランドドル、そして南アフリカランド

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まあトルコリラ取り扱っているFX会社って少ないのですけどね(笑
 
トルコリラは値動きが激しくてリスクがあって怖い…と言う方。

それならばメキシコペソは如何でしょうか?

メキシコの政策金利は(2018年10月22日)現在7.75%

なによりメキシコはトルコや南アフリカよりも安定していることが大きな魅力ですね♪

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