トレイダーズ証券の井口喜雄部長にメキシコペソの今後の為替見通しを聞いたよ♪
当ブログで1・2を争う人気通貨であるメキシコペソ。
サトウカズオもメキシコペソを700万通貨以上保有しています。
うん、やり過ぎました(涙
さすがに持ち過ぎです、怖い、反省しています。
10銭上下に動いただけで、含み益含み損が大きく動きます。
もうメキシコペソの行方が気になって仕方がない。
メキシコペソの今後の為替見通しはどうなっているのだろう…。
メキシコペソは上がるの下がるの?
これはやはり専門家に話を聞いてみなければ!
当ブログ(「みんなのFX」・「LIGHT FX」合計)で人気No.1のFX会社であるトレイダーズ証券。
そのサービス提供・運営会社であるトレイダーズ証券の井口喜雄市場部長にメキシコペソ円の今後の為替見通しを聞いてきました!
※注意
取材・インタビューは3月6日にさせていただきました。
現在のOPECプラスの交渉決裂からの原油安、及びコロナショックなどの相場急落について、一部話が合わないところもあります。
ご了承ください。
メキシコペソまとめ
忙しいあなたに、もうまとめますね(笑
- メキシコ経済は低迷
- アメリカ経済もちょっと停滞
- ⇒どちらも年内追加利下げ観測が高まっている
- トルコリラや南アメリカと比べると一つ抜けている通貨
- USMCA(米国・メキシコ・カナダ協定)はポジティブなニュース
- アメリカ大統領選挙でトランプ大統領が国境の壁問題を再燃させるかも
いつもありがとうございます。
当ブログでも人気の高いトルコリラやメキシコペソの今後の為替見通しについてお聞かせいただければと思います。
以後はトレイダーズ証券の井口喜雄市場部長とのやり取りとなります。
よくyoutubeや雑誌で見る人だ―!
よろしくお願いします♪
以後、口語体の文章になりますので、会話していると思って読んでくださいね♪
トレイダーズ証券の井口喜雄市場部長
トレイダーズ証券市場部所属の認定テクニカルアナリスト。
1998年よりディーリング業務に携わり、2009年からみんなのFXに在籍。
ドル円や欧州通貨を主戦場にディーリング業務を行なっています。
ファンダメンタルズから見た為替分析に精通しているほか、テクニカルを利用した短期予測にも定評があります。
公式Twitterはフォロー必須!
引用元:トレイダーズ証券
メキシコペソ今後の為替見通し
スワップポイントも高いですし、安定感もあります♪
※重ねて注意
取材・インタビューは3月6日にさせていただきました。
現在のOPECプラスの交渉決裂からの原油安、及びコロナショックなどの相場急落について、一部話が合わないところもあります。
ご了承ください。
アメリカ大統領選挙が与える影響
メキシコペソは高金利通貨の中でいうと、トルコリラや南アメリカランドと比べると一つ抜けている存在ですね。
メキシコ経済に不安が無い訳ではありませんが、安定感とか、他の高金利通貨とは一線を画すような存在なのかなとは見ています。
今後の大きなイベントとしてはアメリカの大統領選挙があります。
今は新型コロナウイルスの話題一色ですけど、沈静化してくると、ここから半年くらいはアメリカ大統領選挙一色のマーケットになってくるかと思います。
大統領選自体どうなるかは正直分かりませんが、おそらくトランプ大統領が勝つでしょう。
対立候補として民主党はバイデン元副大統領となろうかと思います。
すんなりトランプ大統領となれば良いのですが、接戦になってくると、トランプ大統領は再びメキシコとの国境の壁の話題を持ち出してくるかもしれません。
国境の壁問題って、結構分かりやすいのです。
メキシコとの国境沿いに壁を作って不法移民を防ぐという話題は、選挙にとっては非常に分かりやすい。
トランプ大統領は分かりやすい政策を好むので、「メキシコの壁」を選挙公約として掲げてきたりすると、メキシコペソが売られる要因ともなります。
そういうアピールをしてくる可能性は十分にあるのかなと思っています。
でももし、バイデンさんに詰められてくるようなことがあったら、何かを蹴落としてでも当選しようとして、なんでもやってくると思うんですよね。
でもトランプ大統領ならやりかねない…。
USMCA(新NAFTA)
USMCA(米国・メキシコ・カナダ協定、新NAFTA)は、かなりポジティブなニュースです。
メキシコに続き、アメリカ議会も批准しました。
あと残るはカナダのみです。
この協定により一番得するのはメキシコだと思います。
その次がカナダですかね。
今はコロナ対策などで時間かかるかもしれませんが、夏くらいまでに発効できれば良いかなと思っています。
メキシコは利下げサイクルに突入
ただ気になるのは、メキシコが利下げサイクルに突入していることです。
現在メキシコの政策金利は7.00%まで下がっていますが、メキシコ銀行の声明ではまた下目線の声明を出しています。
一応、中央値だと6.50%くらいに落ち着くのかなと思っています。
このあたりがメキシコの懸念材料として出てきます。
メキシコ中銀、政策金利を7.00%に利下げメキシコペソは逆に上昇(笑 メキシコ中央銀行は日本時間の14日午前4時、市場予想通り政策金利を0.25%利下げし、7.00%としました。メキシコ経済、GDP成長[…]
メキシコのインフレ率
現状メキシコのインフレ率は、3.24%くらいなので、実質金利は3%後半くらいですかね。
※注意
メキシコ1月のインフレ率は3.24%でしたが、インタビュー後、メキシコ2月のインフレ率が発表されました。
メキシコ2月のインフレ率は3.70%。
そのため実質金利は、政策金利7.00%-インフレ率3.70%=3.30%となります。
市場は今年、あと2回くらい下げることを見込んでいます。
そのため政策金利は6.50%くらいまでに収まってくれれば…と思います。
とはいえ、中長期で投資するのであれば非常に安定してます。
先程のUSMCA(新NAFTA)の三国間合意も間近ですし、5円台前半は買いゾーンだと思っています。
※注意
新型コロナウイルスのせいで現在1メキシコペソ=5.0円を下回っています。
掲載が遅くなり申し訳ありません。
ちょうど去年の8月からずっと上昇基調が続いており、今のコロナショックでガツンと5.0円台前半まで下がってきましたが、この辺でしっかりと拾って(買って)いくのがメキシコペソの戦略としては良いかな、と思います。
現にメキシコペソが5.5円を下回ってきて、物凄い買いが入ってます。
やはりメキシコペソ投資家は、ここを狙っていたんだな、というのが分かる買い分布になっています。
経済は景気後退(リセッション)中
しかも失業率は上がっています。
左派大統領が最低賃金をどんどん上げたせいで、失業率は上がる、インフレも上がる、とトルコと違って外交は良いけど経済は駄目な状況となっています。
この辺はどうお考えでしょうか?…
メキシコ10-12月期四半期GDP確定値・前期比
前回:+0.0%
予想:-0.1%
実績:-0.1%同GDP・前年同期比
前回:-0.3%
予想:-0.4%
実績:-0.5%リセッション(景気後退)入りとかじゃなくてリセッション真っただ中です
アメリカ好調で何故にこうなのか…
新NAFTA(USMCA)に期待したい pic.twitter.com/KUj715qGfC— サトウカズオ🇹🇷スワップ投資FX自動売買 (@tryjpyFX) February 25, 2020
確かに今は下降局面にはあります。
しかしメキシコの投資に関しては、しっかり安い価格を拾って(買って)いくという投資方法を守れていれば、そこまで崩れる通貨ペアではないのかなと思います。
メキシコペソは売りより買いで
メキシコペソを売るという選択肢は僕(井口部長)の中では無いと思っています。
それは何故かと言うと、機関投資家とか短期でスパッと利益を上げなければいけない人たちならまだしも、やはり一般の投資家の方はそうするべきでなはいと思います。
下がるから売る、というのはありますけど、それはしっかり短期で取引できる人だけがやれば良い手法で合って、一般の投資家の方が資金を形成していく上では、基本に忠実に安値で買ってしっかり長期で保有する。
そして高値で売る、という方が体にも精神的にも良いです。
資金管理をしっかりと行い、安値で買って利回りを取っていく。
そういうビジョンを持って運用していただければ、全然買って良い通貨ペアだと思います。
井口喜雄・サトウカズオ対談
今回はトレイダーズ証券の井口喜雄市場部長に、メキシコペソの今後の為替見通しについてインタビューさせていただいました。
井口部長、ありがとうございます。
サトウカズオもメキシコペソは将来性もあり、ポテンシャルの高い有望通貨だと思っています。
そのためトルコリラ損切り後も、メキシコペソはコツコツと積み立てながら買い増ししています。
(700万通貨保有はやり過ぎだと思っていますが(苦笑)
メキシコのインフレは落ち着いてきました。
しかし経済はちょっと低迷しています。
その結果、年内追加利下げが濃厚でしょう。
しかしメキシコペソが大きく崩れることは無いと思います。
やはり隣国が経済最強国家アメリカ。
そして人口が増えることは、消費の拡大・経済成長に寄与します。
そのためメキシコペソも、ポテンシャルの高い有望通貨と言えますね♪
FX全般に言えることですが、お金は失うのは簡単ですが、得るのは難しいものです。
大切な自分のお金です。
ロスカットにならないよう、資金管理をしっかりと行いましょう。
(1為替見通しブログの1管理人の予想の感想です)
メキシコペソ/円取り扱いFX会社を選定する際にとても重要な最新のメキシコペソのスワップポイント比較ランキングを載せておきます。
毎週更新していますので是非、参考にしてみてください。
メキシコの政策金利は現在6.50%(2020年3月24日現在)。
なによりメキシコはトルコや南アフリカよりも安定していることが大きな魅力です♪
さあサトウカズオと共にメキシコペソのスワップポイントを複利で積立投資していこう!
アインシュタインの名言「数学における最も偉大な発見は複利である」 メキシコペソAは仲間を呼んだ!メキシコペソBが現れた!メキシコペソCも現れた!DもEもFも現れた!みんな仲間になりたそうにしてい[…]
目指せ!メキシコペソでスワップ生活 スワップポイント運用はリスクが低く、少ない資金で始められることから人気となっています。最近特に注目されているのがメキシコペソのスワップ運用ですが、本当に利益が出るのか気になっ[…]