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メキシコペソの金利の動向は?推移や投資のポイント

トルコリラとメキシコペソのFXブログ-金利の変化・動向
 

長らくゼロ金利・マイナス金利を続ける日本をはじめ、先進国では世界的に低金利が進んでいます。

そのなかで7.50%を超える高金利国メキシコは、投資家からも高い関心が寄せられている国です。

投資に関心のある方のなかには、メキシコの通貨ペソへの投資をお考えという方もいるのではないでしょうか。
 

メキシコでは2018年には新大統領が誕生し、経済をはじめ国の政策にも大きな変化が起こっています。

同国の情勢や今後の見通しについて知っておけば、投資する際にも役立つでしょう。

そこでこの記事では、メキシコペソの金利動向や推移についてご紹介します。
 

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メキシコペソの金利の推移状況

過去5年間のメキシコの政策金利(中央銀行が一般銀行に貸し出す際の金利)は以下のように推移しています。

注意※:
直近の政策金利変更時は詳しく書いていますけど、間は抜けているところもあります。

政策金利の推移はグラフの方が分かりやすいかも。
 

年月政策金利
2014年06月3.00%
2015年12月3.25%
2016年11月5.25%
2017年04月6.50%
2017年06月7.00%
2018年12月8.25%
2019年08月8.00%
2019年09月7.75%
2019年11月7.50%

 


 

政策金利は景気が良くなれば高く、景気が悪化すれば低く設定される傾向にあるのが一般的です。

メキシコの金利は2014年に3.00%と過去最低を記録しましたが、その後段階的に引き上げられ、2018年以降は8.25%まで上昇。

2019年11月現在でも2014年時の2.5倍の7.50%となっています。
 

その背景にはアメリカの情勢があったと言えるでしょう。

2015年にアメリカの利上げにあわせてメキシコも0.25%の利上げを行いました。

この時期通貨ペソは安くなっていたため、インフレ抑制のための利上げが始まります。

同年にはアメリカ共和党でドナルド・トランプ氏が大統領候補として指名され、2年後には当選しました。
 

トランプ大統領はメキシコ国境の壁建設をはじめとする強硬な移民政策や、メキシコを含むNAFTA(北米自由貿易協定)を批判する政策をとり、メキシコペソはさらに下落します。

高まるインフレリスクの懸念を背景に、その後メキシコの政策金利もどんどん上昇していくことになりました。

2018年には8.25%に到達し、翌2019年も半ばまで、そのまま推移しています。
 

メキシコペソ円の為替レートの平均は?

過去5年間のメキシコペソ/円のレートは以下のようになっています。
 

高値安値平均
2014年8.72円7.44円7.96円
2015年8.20円6.76円7.59円
2016年7.00円4.87円5.84円
2017年6.43円5.16円5.93円
2018年6.16円5.26円5.73円

 

2019年1月~8月までの月別のメキシコペソ/円のレートは以下のようになっています。
 

高値安値平均
1月5.81円5.34円5.69円
2月5.82円5.67円5.77円
3月5.91円5.65円5.70円
4月5.97円5.70円5.88円
5月5.91円5.48円5.52円
6月5.70円5.43円5.61円
7月5.76円5.62円5.68円
8月5.70円5.19円5.29円

 

メキシコペソは2014年には8円台をつけていましたが、翌2015年にアメリカでトランプ大統領が誕生すると、2016年には年平均5円台にまで大きく下がりました。

その後は小幅な変動はあるものの、長期的には下落傾向が続いている状況です。

2019年は年初~4月にかけてやや上昇しましたが、その後はまた下落に転じ、11月時点では年初を下回る価格をつけています。
 

メキシコは日本とほぼ同じ約1億3,000万人の人口をほこり、中南米ではブラジルに次ぐ大国です。

しかし経済的にはアメリカへの依存度が非常に高い構造をしており、2015年の日本の経産省の調査では、輸出に占めるアメリカへの依存度は84.7%にも達しています。

(ちなみにブラジルは12.6%)。

詳しくは下記『経済産業省「通商白書2017」』をご覧ください。

 

経済産業省のホームページ。通商白書2017…

 

また最近は中国との輸出入が増えたとは言え、それでも2017年のデータで、

輸出:アメリカ73.0%、次いでカナダ5.2%

輸入:アメリカ51.0%、次いで中国15.0%

となっています。
 

そのためアメリカでトランプ大統領が誕生し、NAFTA見直しや国境壁建設といったメキシコに対し強硬な政策をとったことにより、一気にペソが下落していった(史上最安値を更新した)様が、為替からもみてとれるでしょう。

 

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メキシコペソの金利は高い?

ゼロ金利・マイナス金利を長年続けている日本をはじめ、先進国では低金利政策をとる中央銀行が多くなっています。

2019年11月時点では、日本が-0.10%、アメリカが1.75%、EUが0.00%です。

中国はやや高く4.35%となっています。
 

国名政策金利
メキシコ7.50%
中国4.35%
アメリカ1.75%
カナダ1.75%
欧州0.00%
日本-0.10%

 

上の表からもメキシコの政策金利7.75%はかなり高いと言えるでしょう。

気になる格付けもムーディーズがA3、S&PがBBB+、フィッチがBBBと新興国のなかでは最高水準(いずれも2019年11月時点)となっています。
 

メキシコペソの今後の見通しは?

メキシコでは2018年に大統領選挙が行われ、左派政党のロペス・オブラドール大統領が誕生しました。

大統領は就任後、首都メキシコシティに予定されていた新空港の建設を中止し、さらに汚職の調査を名目に同年9月に予定されていた石油鉱区(石油を採掘する地域)の入札も中止します。

外貨の流入が期待された大型公共事業が相次いで中止されたことに加え、最低賃金の大幅引き上げといった思いきった経済政策も実施しました。
 

このため、今後のメキシコ経済に関しては低成長を予測する声が多くなっています。

メキシコ中央銀行も、2019年の成長率の見通しを同年5月に引き下げているくらいです。
 

ただし同中央銀行はロペス・オブラドール大統領が景気の下支え策として公共事業を再開させたことから「今年2019年後半からは経済が回復していく」との上方修正をしました。

また時に「メキシコのトランプ」と呼ばれることもある同大統領は、本家のトランプ大統領誕生以来冷え込んでいた対米関係の修復に着手しています。

NAFTAに代わる新しい北米貿易協定である「USMCA」に合意し、2020年の発効が見込まれています。

アメリカとの関係が修復されれば、メキシコ経済の復調やペソの価値上昇も期待できるでしょう。

 

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メキシコペソの金利を考えた投資のポイント

通貨への投資では為替レートの差益だけでなく、購入する通貨を発行する国同士の金利差による利益「スワップポイント」も発生します。

為替レートだけでなくスワップポイントによる利益も考慮することは、通貨へ投資する際のリスクヘッジにもつながります。

そのほか分散購入やレバレッジといった、FX取引の注意点についてもみていきましょう。
 

売買のタイミングを間違えない

メキシコの政策金利は長年上昇傾向にありますが、経済はロペスオブラドール新大統領の公共事業中止や最低賃金アップといった政策により混乱を見せており、2019年の成長見通しも当初より低くなっています。

しばらく国内経済は混乱状態が続くかもしれません。

しかし今後、隣国であり最大の貿易相手国であるアメリカとの関係修復とUSMCAの発効が予定通り行われれば、復調軌道に乗る見込みは高いと言えるでしょう。
 

あらゆる投資に通用することですが、基本的に安く買って高く売らなければ利益を上げることはできません。

FX取引についても見通しが不安定なタイミングで購入して、順調になってから売却することで為替差益を得られる可能性があります。

現在の混乱状態がいつまで続くかは分かりませんが、長期的にはメキシコ経済は成長要因となる材料がそろいつつある状態といえるでしょう。
 

分散して購入する

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これも投資全般に言えることですが、リスク低減のひとつの手法としてドル・コスト平均法というものがあります。

ひとつの対象にだけ資金をつぎ込むのではなく、いくつかに分けて投資するというものです。
 

A・B・Cという3つの対象に投資したとしましょう。

仮にAの価値が下落したとしても、BやCで利益を出せていれば損害は少なくて済みます。

もしAにのみ全資金を投資していてAの価値が下落すれば、損害も甚大なものになってしまいます。
 

通貨を購入する場合も、期間を分けて購入することでリスクを軽減できます。

たとえば、ある通貨を半年ごとに3回に分けて購入したしましょう。

通貨の価値は、1回目は5.5円、2回目は6.0円、3回目は5.0円だったとします。

それぞれ同じ量の資金を投入していたとすれば、平均して5.5円の投資です。
 

もし2回目にすべての資金を投入していれば6.0円で購入することになってしまいます。

分散して購入したほうが、高値掴みのリスクは下げられると言えるでしょう。

 

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レバレッジは低めにする

レバレッジとは直訳すれば「てこ(の原理)」の意味で、FXでは少額の投資額を元手に大きな資金を用意して投資することをさします。
 

1ペソ=5.70円のときに100ペソ買おうと思えば、日本円570円が必要です。

しかし100円を元手に570円を借りることができれば、投資額100円で100ペソ購入することができます。

こうした投資手法を「レバレッジをきかせる」と呼ぶのです。
 

少ない投資額で大きな運用ができるのがレバレッジの魅力ですが、この魅力はそのままリスクの高さでもあると言えます。

特に長期保有の場合は大きな為替変動の影響を受ける可能性も高まるため、レバレッジは低くして自己資本の比率を高くしておいた方が良いでしょう。

高金利のメキシコペソは、レバレッジを低めにしてもスワップポイントによる高いリターンを期待できます。
 

スワップポイントが高いFX会社を選ぶ

通貨の取引ではその通貨を発行する国の金利の差額による利益が発生します。

金利約7.50%のメキシコと、マイナス金利の日本では約7.60%の金利差があり、この差額による利益が「スワップポイント」と呼ばれるものです。

政策金利の高いペソは、スワップポイントを狙うには有利な通貨と言えます。
 

スワップポイントは金利の変動だけでなく、その通貨を保持している日数に応じて変化していきます。

また、同じ通貨でもFXをあつかう会社によっても大きな差があるので注意が必要です。

為替レート下落のリスクにも対応できるため、できるだけスワップポイントが高い会社を優先的に選んだ方がお得です。
 

まとめ

2018年のロペスオブラドール大統領の誕生以来、メキシコ経済はやや混乱状態にあると言えます。

しかしアメリカ・トランプ大統領大統領の誕生により冷え切っていたアメリカとメキシコの関係には良化の兆しが見られ、NAFTAに代わる新しい貿易協定が生まれようとしていることは同国経済にとって好材料でしょう。
 

もともとメキシコは投資対象として魅力的な高金利国です。

最近では経済復調の要因も揃いつつあるため、今後の見通しは明るいと言えます。

ご紹介したような投資全般における基礎をおさえた手堅い投資をしていけば、収益につながる可能性も高まるでしょう。
 
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メキシコペソ/円取り扱いFX会社を選定する際にとても重要な最新のメキシコペソのスワップポイント比較ランキングを載せておきます。

毎週更新していますので是非、参考にしてみてください。
 

メキシコの政策金利は現在7.50%(2019年11月28日現在)。

なによりメキシコはトルコや南アフリカよりも安定していることが大きな魅力です♪

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