2021年2月22日-2月28日週
前週比12銭の中国人民元高円安
サトウカズオは考えました。
トルコリラはスワップポイントは高いが、その分リスクも大きい、為替の波が激しい通貨です。
長期投資・長期保有を考えれば、為替レートが変わらなければ(変動が少なければ)計算しやすいのに…。
そうだ中国人民元があるじゃないか!?
中国人民元の為替レートは「市場経済を基礎に通貨バスケットを参考に調整する”管理”変動相場制」を採用しています♪
2021年2月22日週の中国人民元
2月22日週の終値レートは、1中国人民元は16円44銭くらいです。
先週比12銭の人民元高円安ですね。
一方、1トルコリラは15円12銭くらいです。
単純計算で同じ日本円の金額で買える通貨枚数は1トルコリラ≒1中国人民元くらいとお考えください。
それでいて中国の政策金利は3.85%!
しかもアメリカとの貿易面から利上げ、元高観測も根強く、今注目の通貨です♪
中国の政策金利は+3.85%
日本の政策金利は-0.10%
“管理”変動相場制採用で、(他通貨に比べて圧倒的に)安定している中国人民元はスワップポイント長期保有戦略にぴったりな通貨だと思いませんか?
利回り・ロスカット
中国人民元スワップポイント100円-みんなのFXより
現状の為替相場、1中国人民元=16.0円、初期投資金額を16.0万円、スワップポイント(スワップ金利)は1日5円と仮定。
ロスカットは証拠金維持率100%で計算した場合、
【1万通貨:レバレッジ1倍】
年間スワップ金額:1,825円
年間利回り:1.14%
ロスカット:0.000円
【5万通貨:レバレッジ5倍】
年間スワップ金額:9,125円
年間利回り:5.70%
ロスカット:13.334円
【6万通貨:レバレッジ6倍】
年間スワップ金額:10,950円
年間利回り:6.84%
ロスカット:13.889円
【7万通貨:レバレッジ7倍】(←おすすめ)
年間スワップ金額:12,775円
年間利回り:7.98%
ロスカット:14.286円
【8万通貨:レバレッジ8倍】
年間スワップ金額:14,600円
年間利回り:9.13%
ロスカット:14.584円
中国が世界第二位の経済大国(GDP=国内総生産)となった後、過去5年の最安値は14円44銭くらいです。
その後も現在では日本の影響力は薄く、逆に中国の影響力は増す一方です。
減速傾向の中国経済ですが、それでも成長率は6.2%!
日本の成長率1.1%とは大きな違いです。
そのため中国人民元ならレバレッジ8倍で年率(年利回り)およそ8.0%も現実的です!
うーん…凄い(笑
(自分のお金です、リスク管理・資金管理は十分にご注意ください)
中国人民元/円スワップポイントランキング
サクソバンク証券
22日 4.91円 23日 0円 24日 7.30円 25日 35.99円 26日 3.85円 27日 0円 28日 0円 合計 52.05円 1日平均 8円67銭 取引単位 10,000通貨 スプレッド 1.4銭インターバンク直結 サクソバンク証券の1週間の合計スワップポイント52.05円、1日平均8円67銭で堂々の第1位に!
世界180カ国以上にサービスを展開する国際企業で、デンマークに本社を置くサクソバンクの100%子会社の日本法人がサクソバンク証券。
そのため金融庁・関東財務局登録のれっきとした日本のFX会社です。
流石はグローバル企業、全158通貨ペアと圧倒的!
他のFX会社は月曜早朝7時からのところをサクソバンク証券は月曜朝3時から取引可能というのも大きな特徴!
いち早く動向を知るためだけにも登録開設する価値がある!
トレイダーズ証券[みんなのFX]
22日 0円 23日 6円 24日 18円 25日 6円 26日 6円 27日 0円 28日 0円 合計 36円 1日平均 6円00銭 取引単位 1,000通貨 スプレッド 0.9銭原則固定 トレイダーズ証券のみんなのFXが1週間の合計スワップポイント36円、1日平均では6円00銭と同額で同率の第2位に!
トレイダーズ証券も取り扱いだして中国人民元もようやくメジャー通貨の仲間入りですね♪
中国人民元のスワップポイントでも(ほぼ)毎週第1位を独占!
しかもキャンペーン無しでの高スワップポイント!
スワップポイント界の王はゆるぎない?
その報告はこの当ランキングで(^^♪
みんなのシストレ、みんなのバイナリーオプションと幅広いFXが楽しめるトレイダーズ証券みんなのFXは要チェックや!
トレイダーズ証券[LIGHT FX]
22日 0円 23日 6円 24日 18円 25日 6円 26日 6円 27日 0円 28日 0円 合計 36円 1日平均 6円00銭 取引単位 1,000通貨 スプレッド 0.9銭原則固定 トレイダーズ証券のLIGHT FXが1週間の合計スワップポイント36円、1日平均では6円00銭と同額で仲良く同率の第2位に!
スワップポイント・スプレッドはトレイダーズ証券みんなのFXとほぼ同じのため、業界一・二を争う高スワップポイント!
だったらわざわざ口座開設する必要ないのでは?
いえいえみんなのFX⇒売買専用口座、LIGHT FX⇒積み立てFX口座と分けることが出来ます!
さらに、みんなのFX⇒メキシコペソ口座、LIGHT FX⇒中国人民元口座と通貨別に管理することも♪
SBI FXトレード
22日 0円 23日 0円 24日 6円 25日 18円 26日 6円 27日 6円 28日 0円 合計 36円 1日平均 6円00銭 取引単位 1通貨 スプレッド ほぼ1.69銭 SBI FXトレードが1週間の合計スワップポイント36円、1日平均では6円00銭と同額で同率の第2位に!
必要証拠金は安く、スワップポイントは高く、ロスカットルールは保証金維持率50%と業界最高水準で初心者に優しい!
唯一の弱点と言えたホームページが簡単(凝ってなさ)すぎて不安なところも(笑)、全面的にリニューアルしてデメリット無し!?
しかもバイナリーオプションである「オプションFX」も開始と勢いづいているSBI FXトレード!
1通貨から取引可能で少額から取引できる積立FXのは他社にない強力な強味です!
ドルコスト平均法を最大限発揮できるのはSBI FXトレードだけ♪
セントラル短資FX
22日 1円 23日 0円 24日 1円 25日 3円 26日 1円 27日 0円 28日 0円 合計 6円 1日平均 1円00銭 取引単位 1,000通貨 スプレッド 1.9銭原則固定 セントラル短資FXが1週間の合計スワップポイント6円、1日平均では1円00銭で最下位に。
「高金利通貨と言えばセントラル短資FX」で口座開設した人も多いはず。
4万通貨ごとに8円(最大12円)貰えるなど、面白いイベントも開催中!
さらに1,000通貨単位(手数料無料)、スワップポイントの決済前の引き出し(出金)可能と高スペック!
“売買シグナル”を搭載した「みらいチャート」によると中国人民元は…。
口座開設で無料即加入できるセントラル短資FXクラブオフ会員が意味不明にお得すぎます(笑
(↑タイアップキャンペーン実施中!「トルコリラ円スワップ生活」は1つ前のブログタイトルです(笑)
中国人民元の今後の見通し
中国人民元は管理変動相場制
確かに中国人民元は安定していますね。
何故かと言いますと、これは御存じの方も多いかと思いますが中国は市場経済を基礎に通貨バスケットを参考に調整する”管理”変動相場制を採用しています。
簡単に言うと毎日為替の操作をしています。
人民元はコロナショック前と比べて、幾分下がってはいますけど、そんなには下がっていない。
これは当局が人民元安に誘導していないと言うことです。
きちんとコントロールしています。
中国の物価上昇で人民元安にし難い
今回に関しては新型コロナウイルスの影響で中国国内の物価がもの凄く上昇しています。さらにその前から豚コレラの影響で食品価格も上がっています。
この状況下で人民元安にしてしまうと、輸入物価がさらに上がってしまうので、人民元高にし難いのではないでしょうか。
昨年は米中貿易戦争と言うもの凄い大きなテーマがありました。
そこで中国当局は貿易戦争に負けないために一生懸命人民元安に誘導していました。
しかし今は新型コロナウイルスのせいで、そんなことをやっている場合ではありません。
コロナをどうにかしないといけない、インフレを抑えないといけない。
そのため人民元安には舵を切れないでしょう。
これはもうちょっと続くかな、と思っています。
情勢よりも中国当局の思惑を見極める
確かに新型コロナウイルスの震源地である中国人民元を買うのは怖いと思いますし、そういう発想にはなかなかならないとは思います。そういう情勢も見ていかなければならない。
しかし逆に言うと読みやすい通貨です。
中国人民元と言う通貨は、それよりも中国当局がどうしていきたいかを見極めていくことが大切です。
今はどうしても上記の理由で、中国当局は中国人民元安を抑えなければいけません。
トランプ大統領も今年はアメリカ大統領選挙があるので、今さら中国と戦っている場合ではありません。
また中国も新型コロナウイルスのせいで、どこかとやりあっている場合ではない。
そうすると今のところ人民元安に誘導する理由がないことになります。
そのため今年に関して言うと、緩やかに人民元高に持っていくのではないかと思っています。
中国人民元は、今までの米中貿易戦争による人民元安誘導政策で、割安だと思います。
こんな時期ですけど中国人民元に関しては見るべきは新型コロナの影響ではなくて、中国のスタンス・中国当局が人民元をどのようにしたいのか、だと思います。
https://youtu.be/pcwDAKAySlYトレイダーズ証券の井口喜雄部長に中国人民元の今後の為替見通しを聞いたよ♪ 新型コロナウイルスのせいで、為替は下がる、株も下がる。サトウカズオは毎日半額弁当[…]
中国人民元へのスワップ投資
管理変動相場
サトウカズオは考えました。
為替レートが変わらなければ計算しやすいのに…。
そうだ中国人民元があるじゃないか!?
中国人民元の為替レートは「市場経済を基礎に通貨バスケットを参考に調整する管理変動相場制」を採用しています。
しかも純粋な通貨バスケット制ではなく、あくまでも通貨バスケットを参考に調整する管理変動相場です。
はっきり言えば、中国人民銀行の判断で調整することが可能な相場となっています。
つまりは中国人民銀行が管理する値動きの少ない管理相場です。
(麻生財務大臣曰く「突然、政府が介入するというようなことをやっている」通貨)
値動きは小さいため、為替差益で利益を得るのは難しいかもしれませんが、スワップポイントで利益を得るのなら計算しやすい、リスクが少ない通貨と言えるのではないでしょうか?
しかし2015年スイスフランショック(*1)の時のように、中国当局が突然管理変動相場をやめる可能性があるかもしれません。
(実際は無いでしょうね、あるかもしれませんが突然は無く、期間をおいての完全変動相場制への移行でしょう)
(でも中国共産党が政権を握っている間は完全変動相場制への移行も疑問です)
管理変動相場をやめる場合はどうなるか。
トランプ大統領はしきりに巨額の対米黒字を抱える貿易不均衡是正を理由に元安を批判しています。
ならばその場合は元高に進むと思いませんか?
まさか元安には進まないでしょう。
つまり中国人民元/円で言えば、円を売って中国人民元を買っていれば良いと言うことではないでしょうか。
(スワップポイントも貰えるしね(笑)
今でも実際のレートに比べて「安すぎる」と言われているくらいですから…。
(*1)
「永続的に介入を行う」としていたスイス中央銀行が、突然「国として負担できる資金量を超えたため、永続介入を止めることにした」と発表。
ユーロ/スイスフランで40%以上の暴落。
スイスフラン/円でも115円くらいから、20分で154円を超えるスイスフラン高円安が起こった事件。
中国の政策金利は3.85%
しかも中国の政策金利は3.85%!
高金利通貨として人気のあったオーストラリアの0.10%や、ニュージーランドの0.25%(ともに2021年1月現在)よりも断然高い金利となっています。
トルコの15.00%や、メキシコの4.25%(ともに2020年11月現在)にはかないませんが、安定感では比べ物になりません。
中国の格付けは日本と同等
日本人としては納得できないかもしれませんが、Moody’s、S&P、Fitchによる格付けも「A1、A+」で日本と同等だったりします。
流石はGDP(国内総生産)世界第2位!
確かに政治の安定(中国共産党一党支配)と通貨の安定(管理変動相場制)を考えたら、そうかもしれません。