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トルコリラ21円台回復で年初来最高値を更新!為替見通し2019年2月4日週

トルコリラ/メキシコペソ円FXブログ-トルコリラ高

トルコリラは一時21円台を回復!
年初来最高値を更新しさらに上昇中

 
1月28日の週はおよそ1トルコリラ=20円98銭でこの週の取引を終了。

先々週(1月21日の週)終値の1トルコリラ=20円76銭より、22銭のトルコリラ高円安で取引を終了しています。

ドル円は1ドル=109円52銭と先々週の終値である109円55銭から3銭程度のドル安円高で推移しています。
 
トルコリラ円は、またまた年初来最高値を更新し、一時21円台を回復!

週の終値も20円98銭と好調を維持!

2019年1月だけを見れば、綺麗な右肩上がりの相場展開となっています♪

リスク回避姿勢は後退し、世界的にも株高が進むなど、リスクオン(リスクを取ってでもリターンを得る)姿勢がトルコリラを後押ししています!
 
忙しい人へまとめ

 

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2019年1月28日週のまとめ

トルコの政治経済

トルコ1月経済信頼感

前回12月実績75.2、市場予想76.1に対し、実績78.5
 
トルコ12月貿易収支

前回11月実績-6.6億ドル、市場予想-27.0億ドルに対し、実績-26.7億ドル!
 
トルコ12月観光客数

前回11月実績前年比+18.97%に対し、実績同+14.50%!
 
トルコ10月-12月期観光収入

前回7-9月期115.0億、市場予想+51.0億ドルに対し、実績+65.4億ドル!
 
トルコ1月製造業PMI

前回12月実績44.2、市場予想45.1に対し、実績44.2!
 
ますはトルコの経済指標。

先週発表されたトルコの経済指標は、重要度で言えば貿易収支と製造業PMIに注目でした。

トルコリラ安に直結しやすい経常収支の大部分を占める貿易収支は、
 


 
と、悪くないないけど、そこまで良くもない、微妙な数値となってしまいました(苦笑

冬に向かって原油や天然ガスなどのエネルギー需要が増えているからでしょう。

赤字額が増えていますね(涙

それでも前年同月比では随分と改善されています。

例年トルコは冬になると貿易収支を始めとする経済指標は悪くなるので、市場も織り込み済みでしょう。

(観光客は減る、農作物の出荷・輸出も減る、逆に原油などのエネルギー輸入量は増える)

多少の赤字額程度ならば問題ないでしょう(笑
 
さて、今度はエルドアン大統領が気にしているトルコ経済(経済成長)に関係する製造業PMIですが…、
 


 
一時期の底は脱したかに見えますが…悪いです。

トルコ経済の減速懸念は高まるばかりです。

ただ上にも書いた通り、トルコ経済は減速するかもしれませんが(と言うか、すると思っていますが)、インフレ率の低下傾向が続き、経常収支が黒字(もしくは若干の赤字程度)である限り、トルコリラは大きく崩れることは無いでしょう。

(1トルコリラ為替見通しブログの1管理人の予想ね)
 

トルコの政治外交

先週のトルコの政治・外交面では、

【ポジティブ材料】
トルコがアメリカ領事館の従業員を釈放!

【ネガティブ材料】
トルコ、ロシア・中国と共にベネズエラの反米大統領マドゥロ氏を支持

(アメリカ・カナダはグアイド暫定大統領を支持)

と、対米関係において、真っ向から相反する行いを行っています。

特にアメリカはベネズエラ問題において不快感を隠そうともせず、下のような地図まで用意して、踏み絵を迫っています。
 


 
トルコはNATO加盟国なのにアメリカを敵にするようなことまでして、ベネズエラのマドゥロ大統領を支持する理由があるのでしょうか?

明らかに国益に反していると思うのですが…。

地図上ではメキシコも赤く、マドゥロ大統領を支持…っぽかったのですが、この後即座に「メキシコはマドゥロ大統領を支持しているわけではない」と声明を出しています。

メキシコ…さすがです(笑

何度も言いますが、2018年8月のトルコショック対米関係の悪化が主な要因のひとつ(と言うか大部分)です。

またトルコリラ安を招きますよ、まずいですよ、エルドアン大統領!
 

トルコリラの推移

週の高値は21円04銭くらい。

週の安値は20円34銭くらいでしょうか。
 
週の最高値は、週終わり2月01日のウェリントン時間。

週の最安値は、週始めの1月29日の東京時間、となっています。

“ほぼ”右肩上がりの綺麗なトルコリラ高円安が描かれた週となりました♪
 
29日にはイギリス議会による欧州連合(EU)からの離脱代替案採決に伴なうリスク回避姿勢や、上記通りトルコがベネズエラのマドゥロ大統領を支持したことによる、対米関係の悪化懸念からトルコリラ安が進みました。

しかしその後は、下記通りアメリカ連邦公開市場委員会(FOMC)が利上げ休止(?)も示唆したことから、トルコ・アメリカ間の金利差が広がらない安心感から、トルコリラ高が進みました。

世界的な株高展開のリスクオン(リスクを取ってでもリターンを得る)姿勢もトルコリラ上昇を後押ししていますね♪

今週以降は21円台でしっかりと足場固めをして、次は是非22円台と回復して欲しいものです♪

(さすがに23円以上への上昇は難しいと思いますが…)

頑張れトルコリラに♪
 

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米国と日本の政治経済

一方の米国ドル(と日本円)。

先週のドル円は、

【ネガティブ材料】
●中国経済の鈍化

●欧州経済の鈍化
 
【ポジティブ材料】
●世界的株高(買い戻し)

●米中貿易協議進展期待

●強いアメリカの経済指標
 
【中立材料】
●FOMC、利上げ休止の可能性を示唆
(ドルにとってはマイナスも、株価にとってはプラス!)
 
の状況で取引が進んでいましたが、FOMC結果、及びその後のパウエルFRB議長の会見で、ドル売り円買い(ドル安円高)が大きく進みました。

しかし1日のアメリカ雇用統計やISM製造業景況指数が強い数値となったことから、ドルの買い戻し(ドル高)が進みました。

結局ドル円では、週の終値はおよそ1ドル=109円52銭と、先週の終値109円55銭から3銭程度のドル安円高となり、この週の取引を終えています。
 

アメリカFOMC

1月29日-30日開催(日本時間31日午前4時発表)のアメリカ連邦公開市場委員会(FOMC)では予想通り政策金利の据え置きが決定されました。

しかし、声明文では2019年は2回とされていた利上げを休止する可能性が示唆されたこと。

さらにバランスシート縮小についても柔軟な姿勢を取ることが示されたことから、ドルの金利先高観は後退し、今後のアメリカ経済への不透明感(減速懸念)から、リスク回避のドル売り(ドル安)が急速に進み、ドル円は一時108円49銭-50銭まで下落しました。
 

米中貿易協議の進展期待

しかしFOMCによる利上げ休止の可能性は企業業績を押し上げることから、アメリカ株価は上昇。

またライトハイザー・アメリカ通商代表部(USTR)代表が米中貿易協議について「進展があった」との見解を示したことにより、日本株・中国本土株も上昇。

リスク回避姿勢は後退し、ドル買い円売り(ドル高円安)が進みました。
 
中国との貿易で関係の深い、ユーロ、豪ドル、NZドルなども買われたため、ドル円は108円後半で下げ渋る展開となりました。
 

アメリカ雇用統計

2月1日に発表されたアメリカ1月の雇用統計では、

1月非農業部門雇用者数変化(前月比)
12月実績:+22.2万人(31.2万人から下降修正)
市場予想:+16.5万人
01月実績:+30.4万人!

1月失業率
12月実績:3.9%
市場予想:3.9%
01月実績:4.0%

1月平均時給(前月比)
12月実績:+0.4%
市場予想:+0.3%
01月実績:+0.1%

と、特に非農業部門雇用者が市場予想を大きく上回ったこと。

失業率は悪化したものの、アメリカ連邦政府機関閉鎖の影響によるものであり、ネガティブ材料とはならなかったことから、ドル買い円売り(ドル高円安)が進みました。

(一時帰休に伴う失業者は17万5,000人増で、その多くはアメリカ連邦職員だったため)
 
さらに前回大きく下げたことで注目となった1月ISM製造業景況指数

12月実績:54.3(54.1から上方修正)
市場予想:54.2
01月実績:56.6!

と、大きく改善したことを受けて、アメリカ経済の力強さが再確認され、リスクオン(リスクを取ってでもリターンを得る)姿勢のドル全面高の展開となりました。

結局ドル円は、109円51銭-52銭でこの週の取引を終えています。

 

引用元:ドル円為替見通し2019年2月4日週

 
上記通りアメリカ連邦公開市場委員会(FOMC)では、政策金利の据え置きは市場予想通りも、利上げを休止する可能性が示唆されたことでドル売り円買い(ドル安円高)が大きく進みました。

しかし、利上げ休止の可能性からアメリカ株価は上昇。

また、米中貿易協議進展への期待から、世界的株高⇒リスクオンのドル買い円売り(ドル高円安)が進みました。

さらに上記通り雇用統計など、アメリカの強い経済指標結果から、2月1日はドル全面高の展開となりました。

恐怖指数(VIX指数)も16.14と通常の範囲(数値)まで収まってきており、昨年2018年12月24日に付けた36.07の半分以下、前週の17.42よりもさらに下がってきています。

市場も落ち着きを取り戻しつつありますね♪
 
ドルは、FOMCで下げ、強い経済指標で上げる、行って来いの展開でドル横展開

も、リスク回避姿勢は後退も、円横展開に。

トルコリラは、インフレ抑制への強い自信と、世界的なリスクオン姿勢からトルコリラ高となっています。
 
週の展開としては、ドル→円→トルコリラ高↑ですかね。

現状を図で表すと、この一週間を見る限りではトルコリラ>ドル=円でしょうか。

トルコリラの一人勝ち状態です(笑
 

トルコリラ用

 

 

2019年2月4日週の予想

トルコの政治経済

トルコリラに関しては、

02月04日:1月 消費者物価指数

02月04日:1月 生産者物価指数
 
などが予定されています。

注目は何と言っても4日発表の1月 消費者物価指数でしょう!

12月実績:+20.30%
市場予想:+20.30%

と現状維持が予想されています。

トルコ政府の力技もあり、今まで急激にインフレ率を下げてきていましたからね、小休止もあるでしょう。

あと原油価格も2018年12月を底に、上昇に転じてきています。

エルドアン大統領には3月の地方選挙に向けて、経済優先の人気取りのバラマキ施策=インフレ率上昇施策を実施ないかと不安がありますが、このインフレ結果を見て、判断して欲しいものです。
 

米国と日本の政治経済

一方の米国ドル(と日本円)、
 

今週は、上記通りアメリカ経済指標の結果が大きく改善、米中貿易協議への期待も継続していることから、底堅い展開が予想されます。

現状ネガティブ材料よりもポジティブ材料(期待)の方が多いことから、ドル円は1ドル=110円を回復する可能性も高いと考えられます。
 
今週の重要なアメリカ・日本のイベントは、

02月05日のアメリカ:1月ISM非製造業景況指数

未定のアメリカ:10-12月期国内総生産(GDP速報値)

などが予定されています。
 
今週は、連邦政府機関閉鎖の影響により発表が遅れていた経済指標が発表されそうです。

まずはアメリカ10-12月期国内総生産

04-06月期+4.2%
07-09月期+3.4%
10-12月期+2.6%(市場予想)

と成長率は前期比年率で徐々に鈍化していく予想となっています。

しかし市場予想を上回ればもちろん、一致したとしても、アメリカ経済の鈍化を懸念したドル売り(ドル安)が進む可能性は低いと思われます。
 
次にISM非製造業景況指数

市場予想は57.0と、12月実績58.0の下回る見通しとなっています。

景気拡大傾向の分かれ目である50は大きく上回る市場予想なものの、伸び悩みが続いており、市場予想をも下回った場合アメリカ経済の鈍化懸念が再燃し、ドル売り(ドル安)が進む可能性が高いです。
 

アメリカは利上げ休止?

上記通りFOMCの会合結果やFOMC声明文、そしてパウエルFRB議長の会見での「利上げの根拠は弱まった」発言により、利上げ見通しは大きく後退しましたが、2月1日のアメリカ雇用統計の内容から、依然アメリカ経済は好調であること。

米中貿易協議も進展しているとの見方から、2019年の追加利上げの可能性が再び高まってきました。

欧州・中国経済の減速懸念、日本経済の低迷を考えると、金利差からくるドル買い(ドル高)需要もあり、リスク回避のドル売り(ドル安)はある程度抑制される可能性があります。
 

GDP・ISM非製造業景況指数

ただしこのリスクオフ姿勢は脆いモノであり、例えば今週発表予定のアメリカ10-12月期の国内総生産や、1月ISM非製造業景況指数などの経済指標が市場予想を下回るなどの低調な結果となった場合、再びリスク回避のドル売り円買い(ドル安円高)が進む可能性があります。

しかしその結果アメリカの長期金利が伸び悩めば、市場関係者からは金利差縮小の観点から、豪ドルやNZドル、南アフリカランドなどの高金利通貨が買われ、円が売られる動きがあり、思ったほどドル売り円買い(ドル安円高)は進まない可能性もあります。

 

引用元:ドル円為替見通し2019年2月4日週

 
今週もイベント盛りだくさんの週となりそうです!

経済指標関係では、アメリカ10-12月期国内総生産(GDP速報値)(アメリカ連邦政府機関閉鎖の影響で延期中)。

そしてISM非製造業景況指数

また各国中央銀行でも金融政策決定会合が開催されオーストラリア・イギリス・メキシコで政策金利が発表されます。

(市場予想は各国とも金利据え置き)
 
政治の面では5日にトランプ大統領による一般教書演説が予定されています。

無いとは思いますが、メキシコとの国境の壁建設を巡り非常事態宣言を発動する可能性も…。

(もし発動しても法的根拠が薄く、裁判所で否定される可能性が高いです)

今種も大きく為替相場は動きそうですね(苦笑
 
パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長は、先のFOMC後の会見で「利上げの論拠は弱まった」と発言

他のFOMCメンバーも2019年の成長減速を警戒しています。

ただ、ムニューシン財務長官や、クドロー国家経済会議(NEC)委員長などのトランプ大統領の経済政策閣僚は、2019年のアメリカの経済成長が3%以上のあると強気の姿勢を崩していません。

確かに、欧州経済や中国経済は景気減速が現実味を帯びてきています。

しかし、唯一アメリカの実経済は好調です。

雇用も企業業績も好調です。

景況感は…まちまちですね(苦笑

なのになぜそこまで悲観的になるのか不思議なくらいです。

2020年後半は分かりませんが、2019年は現状の好調を維持していくと思われます。

(逆に日本は異次元金融緩和継続の継続が決定しています)
 
そうは言っても投資家心理はまだ完全には回復しておらず、株価も下落分を取り戻してはいません。

結果、今週のドル円予想は、上昇しても111円00銭

リスク回避姿勢が再燃した場合も考えて下落時は108円00銭と予想します。

(1ドル円為替見通しブログの1管理人の予想ね)
 

トルコリラ円の為替相場見通し

トルコリラ円の為替相場見通しは、

20円00銭から22円00銭程度と予想します。

先週は、19円50銭から21円50銭程度のレンジ相場と予想していました。

トルコリラは底堅い!

しかも以前に比べて安定しています♪

ただ…、正直トルコ経済ではなくて、エルドアン大統領やトランプ大統領の発言やtweet、政治的決断で上下するので、予想もへったくれもないですね(涙
 

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トルコリラ資産推移

管理人はトルコリラが利益になる(儲かる)と分かってから調子に乗っていました。

と言うことで最近恒例のトルコリラ保有枚数チェック。

先週末までのトルコリラ保有枚数は、
 


 
損切りしたので0枚です。

一応12円くらいまでは耐えられたのですが…、もしかして損切り早まったかな?

と言うことで、2月4日に100万円を入金!

1トルコリラ=20円90銭に50,000通貨注文を入れました♪

これがトルコリラ円スワップ生活への大きな一歩となるのだ!

そのため、一回下がって大きく上がって欲しいです(笑

管理人は、1年-2年でトルコリラ運用を止めようとは思っていないので、10年くらい先にトルコリラ高円安になっていれば良いのです(笑
 
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トルコの政策金利は(2019年2月4日)現在24.0%

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まあトルコリラ取り扱っているFX会社って少ないのですけどね(笑
 
トルコリラは値動きが激しくてリスクがあって怖い…と言う方。

それならばメキシコペソは如何でしょうか?

メキシコの政策金利は(2019年2月4日)現在8.25%

なによりメキシコはトルコや南アフリカよりも安定していることが大きな魅力ですね♪

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毎週更新していますので是非、参考にしてみてください。
 

 

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