トルコリラ円スワップ生活-市場小売売上

トルコ2018年3月失業率と4月小売売上高、トルコ経済良い

トルコリラ円スワップ生活-市場小売売上

トルコ経済が良いだと…嬉しいじゃないか♪

 
いよいよ今週末はトルコ大統領選挙かー…。

最近はトルコの経済指標も悪く(原因はインフレ率とトルコリラ安)、今日の失業率と小売売上高も期待できないかなー…(しょんぼり

な!なん…だと…。

トルコ経済が良い…だと…。

まったく嬉しいじゃないか♪
 

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トルコ4月小売売上高

トルコ4月小売売上高

3月実績前月比+0.8%、市場予想同+0.7%に対し、実績同+0.5%!

前年比では3月実績+7.7%、市場予想+6.7%に対し、実績同+8.0%!
 

おー!前年比で先月実績、市場予想と上回りましたか…。

トルコ経済はまだまだ好調で、特に内需は強いですね♪

このインフレが酷い中で、小売売上高が伸びるとは…。

いや本当にトルコの内需は力強く個人消費は堅調ですよ。

でも最近は逆にインフレ率を抑えるために、むしろもっと下がってくれと思うくらいです(笑

難しいところなのですけどね。
 

ちなみに産業構造が違うので一概には比較できませんが、アメリカの4月小売売上高は前月比+0.3%。

前年比では4.7%です。

これでアメリカ経済絶好調!利上げだ!と言ってドルが買われて(ドル高となって)いるのです。

いかにトルコの小売売上高が高い数値で好調なのかが分かりますね。

逆に好調過ぎてインフレ率が心配ですが…(涙
 

トルコ3月失業率

トルコ3月失業率

2月実績10.6%、市場予想10.3%に対し、実績10.1%!
 

お!これは嬉しい!

もうすぐ一桁手前の10.1%です!

まあ、およそ1年前も10.2%で一桁もうすぐ!と言ったあと、10%台近辺での足踏みが続き、その後は逆に10%後半まで上昇していったので、ここが踏ん張りどころと言うか、この10%を切るもう少しの数値が難しいのでしょう。
 

しかしこれからトルコにも春がきて、夏がやってきます。

トルコはもともと農業国・観光国なので、夏になると景気経済は良くなります。

逆に冬は悪化します。

これから気候が良くなって農作業が本格化していけば、そして観光客が増えていけば改善されるでしょう。

失業率が一桁台になるとイメージも違ってきますからね(笑

頑張れトルコ経済!
 

ただ…、トルコの人口は、今でもどんどん人口は増えています。

トルコは多子若年化(日本は少子高齢化)が進んでいて、人口増=労働人口増=経済の発展が見込めます。

日本の高度経済成長期を考えれば分かることですが、それはトルコの長所でもあります。

(トルコの内需は旺盛でトルコ経済を支えています)
 

しかし、人口が増えている以上、雇用者数も増えて貰わないと困ります。

雇用がない、失業者が多いと言うのは、社会不安・政情不安となります。

今回の失業率でも、まだ10%以上もあります。

エルドアン大統領はこの失業者対策・雇用対策として、「補助金」を使い外国企業の誘致を積極的に進め、農業立国・観光立国としてのトルコから、工業立国のトルコへと転換していこうとしています。
 

しかし…、経常収支・財政収支の観点から、少し見直した方が良いかもしれません。

そうすると失業率の悪化・景気経済の腰折れにつがりかねませんが、まあインフレ率・財政収支の改善にはつながるでしょう。

エルドアン大統領が以前唱えていた、利下げして、インフレ率を抑え、経済を成長させる、という魔法のようなことが出来れば一番なのですが、夢の世界以外ではそれは実現出来なさそうなので、多少失業率の悪化・景気経済の成長鈍化が起ころうとも、やはりまずはインフレ率・財政収支の改善が必要だと愚考します。

だって…下記に悪いニュースが…(続く
 

トルコ政府、国外の金を回収

fxdondonさんより、聞き捨てならない悲報が届きましたので、ここに再掲させていただきます。
 

トルコ政府は2018年3月までに米国FRBに預けていた$25.3Billion(220トン)相当のGoldを全て回収したと発表しました。

また、政府の命により、トルコ国内の主要な民間銀行も、海外に預けていたGoldを回収しています。

で、海外からの投資マネ-の引き揚げで資金難に喘ぐトルコは、ついに大量のGold売却に動き出しました。

それまで保有していたGoldの6割にも及ぶ大量売りです。
 

2018年4月末までのトルコの金保有量推移

金保有量(t)   前月比
2018年4月
235.96   -359.50t(-60.37%) 
2018年3月
595.46   +4.48t(+0.76%) 
2018年2月
590.98   +8.75t(+1.50%)
2018年1月
582.23   +17.45t(+3.09%)
2017年12月
564.78   +38.99t(+7.42%)
 

トルコは、かなり追い詰められてきています。

5月度のデ-タはまだ入手できませんが、残り200tも売却したのかも知れません。

最後の拠り所であるGoldにまで手をつけなくてはならない現状、トルコの対外債務の履行はおそらく行き詰まると思われます。

今のところ、南アフリカやブラジルあたりは、保有しているGoldにまで手をつけて外貨を確保する動きは観られませんが、今後も米国が利上げを継続するので、監視していく必要はありそうです。
 

引用元:エルドアン大統領自画自賛!2018年4月経常収支と四半期GDP

 
うわ…、本当ですか…。

トルコ政府が取れる手段が徐々に無くなってきていますね。

エルドアン大統領、トルコと言う国、トルコ政府、トルコ国民の事考えたら、どうすべきかは分かりますよね?

「外国からの攻撃が…(うんうん」

とか言っている場合じゃないですよ。

確かにそうかもしれませんが、ユダヤ人を敵に回した段階でそれはそうでしょう。

認めたくないのは分かりますが、それが現実です(涙
 

失業率と小売売上高でトルコリラ

トルコ2018年3月失業率と4月小売売上高で、トルコリラがどうなったかと言うと…。

ドル/トルコリラ

現在、1ドル=4.716トルコリラくらいでしょうか。

トルコ2018年3月失業率と4月小売売上高の発表を受けても、ほぼ値動きの変化は無し。

本日はアメリカ側も重要経済指標の発表は予定されていないので、値は動いていません。

ただ先週終値の1ドル=4.73トルコリラを下回っている(ドル安トルコリラ高で推移している)のは良い傾向でしょう(笑

ドル/円

1ドル=110円48銭あたりでしょうか。

米中貿易戦争激化への懸念、大阪での震度6弱の地震、日本株価の下落…、を考えると思ったよりもドル安円高が進んでいないな、と言う印象です。

【アメリカ】
利上げ、しかも利上げペース加速!

【欧州】
金融緩和策は止めるも、利上げはまだまだ

【日本】
絶賛異次元金融緩和策継続中!

という日米欧の金融当局の分かりやすい位置づけ、方向性の違いが影響しているのかもしれません。

まあ、方向性としては分かりやすいでしょう(笑

トルコリラ/円

1トルコリラ=23円40銭くらいでしょうか。

朝起きたときには10銭くらいトルコリラ安円高で下窓スタートしており、どんよりとした気持ちで会社に行きましたが…。

帰宅してチャート見てみると、意外としっかりしていますね(笑

このまま大統領選挙に向けて、今日のチャートのように少しでも右肩上がりに…、行かないかな(願望
 

現状図で表すと、まだまだドル>円>トルコリラですかね。

まだまだトルコリラは弱いです…(涙
 

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