手動トラリピ設定

豪ドルNZドル手動トラリピ50万円設定の実績をブログで公開【2023年3月13日週】

オーストラリアとニュージーランド

3月13日週の豪ドルNZドルは+8,109円

59週目:手動トラリピ50万円設定と実績

 

2022年1月31日から始めた手動トラリピでの豪ドル/NZドル(AUD/NZD)50万円設定

59週目の先週2023年3月13日週の利益は、

  1. 先週確定利益:+8,109円
  2. 累計確定利益:+153,525円
  3. 売買評価損益:-5,989円
  4. 2-5=総合損益:+147,536円

 
結果59週を経過し、ここまで確定利益で年利益率+27.06%

総合利益で年利益率+26.01%換算となっています(^^♪

 
先週3月13日週の豪ドル/NZドルは、アメリカ・シリコンバレーバンク(SVB)など3銀行の経営破綻、欧州のクレディ・スイスの経営不安などにより、ドルやスイスフラン、ユーロが売られ下落する中、両通貨とも相対的に買われ上昇しました。

どちらも上昇しましたが、金利先高観からかNZドルの方が強く、結局先週比-0.00422NZドルの1.06861NZドルで週の取引を終了しています。
 

相場では株も為替も先行き不透明な展開が続いています。

とは言え、そこはドルも円も絡まない豪ドル/NZドル。

リスクオフ時には豪ドルもNZドルも一緒に下落し、リスクオン時には豪ドルもNZドルも一緒に上昇する。

リスクオフの時もリスクオンの時も豪ドル/NZドルには大きな影響がなく、安心して見ていられます(^^♪
 

現状、豪準備銀行(RBA)とNZ準備銀行(RBNZ)の政策金利は、

豪:政策金利3.60%
NZ:政策金利4.75%

となっています。

豪準備銀行(RBA)とNZ準備銀行(RBNZ)の金融政策スタンスの違いから、新たな材料が出てこなければ豪ドル/NZドルは下落の展開となりそうですが、そうもいかないのが為替の難しいところ(;^_^A

そうだ!

相場を読まなくても良い手動トラリピ戦略を利用すれば良いじゃないか!
 

…ごほん…。

しかし中長期的には、人口・オーストラリア経済の規模・経済構造の差から豪ドル高・NZドル安に向かうと思っているので、今のうちに豪ドル安・NZドル高方面に進んで行って欲しいと願っています(;^_^A
 

そのため、豪ドル/NZドル手動トラリピ50万円設定で心配なのは、より経済規模が大きくリスクの少ないオーストラリアへ資金が流れる・ニュージーランドからの資金流出が起こる、豪準備銀行(RBA)とNZ準備銀行(RBNZ)との金利差が縮まった時です。

NZドル高になる分には、むしろ大歓迎です( ・_・)b グッ
 

豪ドル/NZドルは引き続き、チャート的には想定レンジ内の展開と予想。

まあ、豪経済が強くなると言うことは、NZ経済も強くなる、と言うこと。

そして豪経済が弱くなると言うことは、NZ経済も弱くなる、と言うこと。

つまり綺麗なレンジ相場を形成していて、含み損が増える訳でもなく、利益が積み重なっていますね(^^♪

さすが豪ドル/NZドル(AUD/NZD)見事な相場展開です( ・_・)b グッ
 

トラリピ公式が「トラリピ史上最強通貨ペア」と謳う豪ドル/NZドル(AUD/NZD)。

公式では豪ドル/NZドル(AUD/NZD)を5年運用すると2.6倍になった!とのバックテスト結果を掲載しています。
 

それは本当なのか?

トラリピの細かく利確して手数料を稼ぐような設定で2.6倍なら、サトウカズオ考案の「私は眠る、24時間働く_豪ドル/NZドル」手動トラリピ設定ならもっと利益が出るのではないか?

そんな疑問を実際に運用して実績を公開し、検証していきます!
 

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3月13日週の豪ドル/NZドル

先週3月13日週の豪ドル/NZドルでは、アメリカ・シリコンバレーバンク(SVB)など3銀行の経営破綻、欧州のクレディ・スイスの経営不安などにより、ドルやユーロ・スイスフランが売られ下落する中、両通貨とも相対的に買われ上昇しました。

どちらも上昇しましたが、金利先高観からかNZドルの方が強く、結局先週比-0.00422NZドルの1.06861NZドルで週の取引を終了しています。
 

注目のニュージーランド10-12月期国内総生産(GDP)は前期比で、

前回:+1.7%(2.0%より下降修正)
予想:-0.2%
実績:-0.6%

と予想をさらに下回る結果に。

当然NZドル安材料となり、NZドルは下落。

しかしこの時期は主な貿易相手国である中国がコロナ対策で都市封鎖(ロックダウン)している時であり、現在は全解除・経済活動再開していることからか、思ったほどの下落とはなりませんでした。
 

一方同日16日に発表された、こちらも注目のオーストラリア2月雇用統計

2月新規雇用者数は前月比で、

前回:-1.09万人(-1.15万人より上方修正)
予想:+4.85万人
実績:+6.46万人

2月失業率も、

前回:3.7%
予想:3.6%
実績:3.5%

と素晴らしい結果となりました。
 

詳細を見てみても、常勤が増え非常勤が減る強い内容に。

労働参加率も0.1%増えているにもかかわらず失業率は低下していることは、オーストラリアの雇用市場の堅調さを見せつけました。
 


 
しかし上記以上に材料視されたのが、アメリカ・シリコンバレーバンク(SVB)など3銀行の経営破綻、欧州のクレディ・スイスの経営不安。

震源地であるドルやスイスフラン、ユーロが売られる中、豪ドル・NZドルとも相対的に買われ上昇しました。

どちらも上昇しましたが、ハト派で弱気な豪準備銀行(RBA)と強気でタカ派なNZ準備銀行(RBNZ)との違いからNZドルの方が強く、終わってみれば豪ドル安・NZドル高となった一週間でした。
 


 
市場では政策金利のターミナル・レート(政策金利の最終到達点)はNZ準備銀行(RBNZ)で5.25%-5.50%。

豪準備銀行(RBA)は4.10%-4.35%との見方が有力です。
 

豪準備銀行(RBA)がハト派に再転換したことで豪ドル安・NZドル高が進みそうですが、中国の経済活動再開により、石炭・鉄鉱石などのオーストラリア主要出資源の価格も再上昇しており、貿易収支・経常収支改善の可能性も上昇しているので、展開は難しいところ…。
 

ただ中長期的には豪ドル・NZドルともに、堅調に推移すると見られており、実際多くの金融機関は対ドル・対円でも強気な見通しを維持したままです。

そのため中長期的には、豪ドル/NZドルの通貨ペアはレンジ相場を維持すると思われます。

 

セントラル短資FX

\豪ドル/NZドルのスプレッド最狭/

3月20日週の豪ドル/NZドル見通し

今週3月20日週の重要経済指標の発表は、

21日:NZ2月貿易収支

21日:豪準備銀行3月理事会議事要旨

となっています。

また、引き続き中国経済・アメリカ経済の動向、投資家の心理、株価・資源価格の影響を受けそうです。
 

上記通りオーストラリア2月雇用統計では、失業率が予想以上に低下し、雇用者数も大きく増加しています。

3月豪準備銀行(RBA)会合の声明でもあった「労働市場は極めてひっ迫」という状況が示された格好です。

しかしロウRBA総裁は「利上げ停止に適切な地点により近づいた」と言明しており、新たな材料が無ければ豪ドルの上値は重そうです。
 

それ以上に材料視されそうなのが、やはり欧米の金融不安。

経営難に陥っているアメリカ・ファーストリパブリック銀行は、複数の銀行が同行に預金する支援策を発表したため、短期的に警戒感は後退。

クレディスイス問題も、スイス金融最大手UBSが買収したことで、いったんは収束したように思えますが、金融システム不安はくすぶっており、市場の警戒感は未だ根強いです。

別銀行に飛び火しようものなら金融不安が再燃し、リスク回避の株安・豪ドル安NZドル安となることでしょう。
 

しかしそこはドルも円も絡まない、豪ドルとNZドル。

同時に下落していくので、豪ドル/NZドルでみればさほど影響が無いかもしれません。

中国に飛び火しなければ…。
 

豪準備銀行(RBA)は、10月・11月・12月・2月・3月の5会合でいずれも0.25%の利上げを実施しました。

しかし3月会合では、利上げ停止が近づいてきているような印象を与えるなど、ハト派姿勢が見て取れます。
 

一方NZ準備銀行(RBNZ)は11月に0.75%、2月に0.50%の利上げを実施。

さらに2月会合では0.75%の利上げも検討するなど、こちらはタカ派姿勢を貫いています。
 

翌日物金利スワップ(OIS)によると、今後の利上げ幅は豪準備銀行(RBA)が0.50-0.75%。

NZ準備銀行(RBNZ)は0.50-0.75%との見方がは有力です。
 

こうした豪準備銀行(RBA)とNZ準備銀行(RBNZ)の金融政策の違いから、市場でも豪ドル安・NZドル高に進みやすい展開となっており、新たな材料が出てこなければ豪ドル/NZドルの下落の展開となりそうです。

しかし中国のゼロコロナ政策の転換による中国経済の活性化により、再び資源高の展開となってきました。

天然ガス・石炭・鉄鉱石…主要輸出品を要するオーストラリアの通貨豪ドルに再び追い風が吹いてきています。
 

目先の金利差でNZドルか。

長期的に経済力差や資源高からの豪ドル高か。

…分かりません!

なればこその相場を読まない豪ドルNZドル手動トラリピ戦略なのです(キリッ
 

豪準備銀行(RBA)の次回会合は2023年4月4日です。

NZ準備銀行(RBNZ)の次回会合は2023年4月5日です。

両中央銀行の金融政策を見極める必要がありそうです。
 

豪ドル/NZドルは今後1.05~1.130NZドル近辺での推移が続くとの見方が大勢を占めています。

つまり今後も豪ドル/NZドルは底堅い動き⇒つまりはレンジ相場が続く、と予想します。
 

※:注意
上記記事内容は、サトウカズオが勝手に分析・思っているものであり、情報の内容、正確性などを保証するものではありません。

投資の最終判断は、皆さま自身で行っていただくようお願いします。
 

豪ドルNZドル手動トラリピ50万円実績

2022年1月24日から開始して、最新の2023年3月19日時点での運用成績は、
 

累計利益評価損益総合損益
1/2週+114,001円-2,531円+111,470円
1/9週+114,611円-12,891円+101,720円
1/16週+123,056円+1,197円+124,253円
1/23週+123,645円-16,999円+106,646円
1/30週+127,194円-15,840円+111,354円
2/6週+127,194円-17,979円+109,215円
2/13週+127,785円-29,721円+98,064円
2/20週+132,001円-8,570円+123,431円
2/27週+139,014円-6,890円+132,124円
3/6週+145,416円-240円+145,176円
3/13週+153,525円-5,989円+147,536円

 


 
まず言っておきたいのは、いわゆるリピート系FX自動売買においては評価損(含み損)は必ずと言って良いほど出ます。

その評価損が出ているポジションを決済して利益に変えていくのです。

ロスカットラインを超えない限り、評価損は(心理的に難しいかもしれませんが)気にしなくても問題ありません♪
 

今は運用したばかりで利益も少ないですが、両建てのせいか評価損(含み損)も少ないのは好印象です(笑

今後が非常に楽しみです!

 

トレイダーズ証券みんなのFXトルコリラ

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豪ドルNZドル手動トラリピ50万円設定

それでは豪ドル/NZドルをトラリピで運用していく場合、どのように設定して行けば良いのでしょうか?

それを解説していきたいと思います。
 

豪ドル/NZドル_月足チャート

2014年からの豪ドル/NZドル月足チャート

 

設定は、売り買い両建て。

1.75を中心に売りと買いに分かれており、さらに売り・買いともにコアレンジ帯とサブレンジ帯に分かれています。
 

  • 売  買:売り
  • レ ン ジ:1.112~1.500
  • 注文金額:0.1万
  • トラップ:20本
  • 利益値幅:0.007

 

  • 売  買:売り
  • レ ン ジ:1.075~1.110
  • 注文金額:0.1万
  • トラップ:36本
  • 利益値幅:0.007

 

  • 売  買:買い
  • レ ン ジ:1.040~1.075
  • 注文金額:0.1万
  • トラップ:36本
  • 利益値幅:0.007

 

  • 売  買:買い
  • レ ン ジ:1.000~1.038
  • 注文金額:0.1万
  • トラップ:20本
  • 利益値幅:0.007

 
この設定で利益増を狙います♪
 

2013年11月以降、豪ドル/NZドルの最近9年間のチャートは綺麗に「1.00~1.15」のレンジ相場を形成しています。

コロナショック時にパリティ割れ(1.00割れ)を起こしかけましたが、直ぐに反発上昇しています。

今後もオーストラリアとニュージーランドの国力・経済力を考えると、パリティ割れの可能性は低いと思われます。
 

一方豪ドル高NZドル安が進み、1.15以上に進む可能性は、パリティ割れよりも高いです。

しかし豪ドル高⇒豪経済が調子の良い証拠⇒豪経済が調子が良いと言うことはNZ経済も遅かれ早かれ調子が良くなる…と言う理論から、実際の可能性は低いと思われます(^^♪
 

手動トラリピのメリットデメリット

トルコリラとメキシコペソのFXブログ_メリット・デメリット
 
手動トラリピのメリット=トラリピのデメリット

  • FX会社を選ばない・好きなFX会社でできる
  • スプレッドが狭い⇒適度に約定してくれる
  • スワップポイントが高い、またはプラス
  • 面倒、1回決済したらもう一度注文し直し

 

手動トラリピのデメリット=トラリピのメリット

  • トラリピはマネースクエアでしかできない(特許)
  • スプレッドが広い⇒本当に約定しない(他社1.0pipsなのにマネスク3.7pips⇒体感はそれ以上)
  • スワップポイントが低い、またはマイナス
  • トラリピは超簡単設定!

 

手動トラリピまとめ

繰り返しますがトラリピは優れたシステムトレードツールです。

一度設定すれば、あとは自動で”ほったらかし”で利益を積み重ねてくれます。

手動トラリピがメリットを発揮するのは豪ドル/NZドルが値動きの少ない通貨ぺアだと言うこともあります。

ユーロ円・ポンド円・豪ドル円などの値動きが激しい通貨ペアをで手動トラリピをやろうと思ったら面倒くさくてやってられないでしょう(;^_^A
 

対策としては決済値幅を広げることでしょうか。

サトウカズオは豪ドル/NZドルの場合、「10pips幅、もしくは10pips幅で新規注文+70pipsで決済注文」としています。

いくら豪ドル/NZドルが値動きの少ない通貨だとしても決済幅を狭くして運用すると、約定しまくりで1日に何度も設定し直さないといけないかもしれません。
 

それはそれで嬉しい悲鳴なのでしょうが、生活が手動トラリピメインになってしまいます。

現状の1日1~2回くらいだからやっていけています。

それくらいがちょうど良いと思います(^^♪

 

 

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