メキシコ利上げで政策金利4.50%もメキシコペソ下落

トルコリラとメキシコペソのFXブログ-疑問・質問

メキシコ政策金利4.50%と利上げ実施

しかしメキシコペソは下落…なんで?

 
メキシコ銀行(中央銀行)は12日(日本時間の13日午前3時)、金融政策決定会合を開き、政策金利を0.25%利上げし4.50%とすることを決定しました。

利上げは2会合連続で、金融政策委員5人中3人が利上げを、2名が据え置きを主張し、僅差での決定となりました。

なるほど…全会一致ではなくメキシコ銀行内の意見対立、今後も利上げ路線を継続できるのかどうかの警戒感が上値の重い原因だったのですね…。
 

結果、メキシコペソは2銭程度の小幅下落(-_-;)

まあ、スワップポイントは上がるだろうし、この利上げを機にインフレが下がってくれれば、メキシコペソにとっても万々歳な結果になるでしょう(^^♪
 

メキシコ銀行、政策金利を4.50%へ

メキシコ銀行(中央銀行)は12日、金融政策決定会合を開き、政策金利を0.25%引き上げて4.50%にすると発表した。

利上げは2会合連続。

新型コロナウイルスの感染状況は悪化しているが、食料品やエネルギーの価格が上昇しているのに対応した。
 

5人の委員のうち3人が利上げを主張して多数決で決めた。

2人は据え置きを訴えた

中銀は前回6月の会合で2年半ぶりの利上げを決めた。

この際も3対2の多数決の決定で、2会合連続で全会一致とはならなかった。
 

7月の消費者物価指数は前年同月比5.81%の上昇だった。

中銀の目標上限(4%)を上回るのは5カ月連続

1年前は新型コロナの感染によりエネルギー価格が下がっており、その反動の影響はあるが、インフレはおさまっていない。
 

メキシコの主食であるタコスに用いるトルティーヤやタマネギ、牛肉などの価格が干ばつの影響で上昇している。

ワクチンの接種を完了した人々を中心に行き来も増えており、航空券も値上がりしている。
 

中銀はこの日の声明で「インフレ期待が上方に動いており、中長期で目標を上回っている」と指摘した。

中銀は2021年10~12月期の物価上昇率見通しを5.7%とした。

6月時点では4.8%とみており、引き上げた。

中銀の目標範囲内に入る時期は22年4~6月期とした。
 

メキシコの経済状況も改善傾向にはある。

中銀が民間銀行など37機関の予測をまとめて2日に公表した調査では、21年の実質経済成長率見通しは6.06%と、7月公表(5.8%)からは上方修正となった。

米景気回復の恩恵で輸出が堅調に推移している。

 

引用元:日本経済新聞

 

結果、メキシコ銀行・政策金利

前回実績4.25%、市場予想4.50%に対し、実績4.50%!

 


 
メキシコペソが小幅下落した原因は、上記通り金融政策委員5人中3人が利上げを、2名が据え置きを主張し、意見が分かれたため。

メキシコ銀行内の意見対立が見られ、金融引き締めに対し一枚岩でないことが嫌気されました。

まあ、メキシコのロペス・オブラドール大統領は、借金の金利上昇や民衆の不満解消、経済を考え、(エルドアン大統領でないにしろ)「利下げが望ましい」と公言しており、さらに(トランプ前大統領のように)利下げ派をメキシコ銀行内に送り込んでいるので、当然の結果と言えば当然の結果なのですが(;^_^A

ただ、利上げは利上げ、望ましい結果です(^^♪
 

その他で気になる点は、メキシコ銀行によるインフレ予想。

通常は四半期レポートにて公表されるのですが、金融政策決定会合の声明文で最新の予想が示されました(;^_^A

ただ、全体的に6月2日公表されたインフレ予想より上方修正されており、2021年10~12月期の物価上昇率見通しを6月時点の4.8%から5.7%に

日本経済新聞にも書かれていない、天候に左右されて振れの大きい生鮮食品を除いたコアCPIがインフレ目標のレンジ上限である4%を下回る時期は、2021年7-9月期から2022年7-9月期へ1年も延長されました。
 

メキシコ銀行は、インフレ率の上振れは一時的との見解を維持していますが、この「一時的」の期間が長期化することを市場は警戒しています。

この点もメキシコ銀行は認識しており、これを踏まえて「インフレ目標を達成するために金融政策を引き締める必要がある」としています。
 

ただ他力本願ですが、隣国アメリカの景気回復・雇用改善は目に見えて明らかです。

アメリカの景気経済の回復はメキシコ経済、及びメキシコペソに恩恵を与えてくれることでしょう。

ありがたいことです(^^♪

メキシコペソ…有望ですね( ・_・) グッ

 

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高金利通貨国の実質金利

実質金利で言うと、メキシコペソは厳しいです。

上記通り、メキシコ7月の消費者物価指数は前年比+5.81%と、6月の+5.88%から少し下がったとは言え、まだまだ高い数値には変わりありません。

メキシコ銀行(中央銀行)のインフレ目標が中央値+3.00%。

許容範囲を上下±1.00%としているので、下限2.00%~上限4.00%となっています。

現状はメキシコ銀行の目標値を大きく上回っていることに…。
 

インフレ高にはメキシコ銀行も危機感をいただいており、声明文にも「目標(中央値)であるインフレ率3%に向けて管理していく必要がある」と指摘しているくらいです。

当面の利下げはないでしょう。
 

ただメキシコのインフレ高は、エネルギー価格の上昇、つまり原油高にも原因があります。

ご存知の通り、メキシコは産油国です。

原油高がメキシコ経済・メキシコペソにプラスに働いています。

トルコと違いインフレ高は悪!…とは言い切れ部分があります。

とは言え、インフレが低いに越したことは無いですけどね(;^_^A
 

まあ現状、世界的にはリスクオン状態の株高・原油高の傾向が続いています。

そう考えると、メキシコペソの下値も堅そうです♪

 


 
今回の政策金利の利下げによりメキシコの実質金利は、

政策金利4.50%-インフレ率5.81%=-1.31%!

まだまだマイナスとなっています。
 

ただ上記通り、メキシコのインフレ高はエネルギー価格の上昇、つまり原油高にも原因があるので、一概に悪いとは言えません。

原油高はメキシコ経済・メキシコペソにプラスに働きますからね。

現にこのインフレ率でもメキシコペソは上昇しています。
 

では他の高金利通貨国の実質金利がどうなっているかと言うと、同じく高金利通貨と言われる南アフリカ

政策金利3.50%-インフレ率4.90%=-1.40%!

トルコは、政策金利19.00%-インフレ率18.95%=+0.05%!
 

トルコの実質金利が唯一プラスで一番高いことになりますが、トルコリラは変動が激しすぎなので(;^_^A

ただ、最近はスワップポイントも回復しており、安定してくれたら、とても美味しい通貨です(^^♪
 

その他の国の通貨は金利が付かないことが多いですし、経済大国アメリカの隣国と言う立地条件は何事にも代えがたく、やはりメキシコペソへの投資は十分魅力的と言えます♪

 

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政策金利発表でメキシコペソ

メキシコの政策金利発表で、メキシコペソがどうなったかと言うと…。

ドル/メキシコペソ

現在、1ドル=19.9565メキシコペソくらいでしょうか。
 
やはり、金融政策委員全員一致での決定でなかったことを嫌気して、ドル高メキシコペソ安となっています。

ただ、足元のメキシコ銀行の金融政策をみる限り、通貨安によるインフレ上振れは容認しない姿勢を示しているので、メキシコペソの安定は今後も続くだろうと想定されます。

メキシコ経済自体は良くは無いのですが、アメリカ経済の回復・雇用の改善が進めば、メキシコも恩恵を受けられるので、上昇余地もまだまだ十分になると思います(^^♪

ドル/円

1ドル=110円42銭くらいでしょうか。
 
アメリカ7月の消費者物価指数(CPI)は、前年同月比で、

前回:+5.4%
予想:+5.3%
実績:+5.4%

アメリカ前週分の新規失業保険申請件数は、

前回:38.7万件(38.5万件から上方修正)
予想:37.5万件
実績:37.5万件

と、雇用とインフレ関連の経済指標が堅調だったことから、主要通貨に対するドル高が進みました。

特に新規失業保険申請件数は3週連続で改善しており、9月に発表される8月雇用統計も良好な内容になるとの声が市場には出てきています。

メキシコペソ/円

1メキシコペソ=5円53銭-55銭くらいでしょうか。
 

一時は5.52円くらいまで下落しましたが、落ち着いてきました。

色々な要因がありますが、利上げされたことは事実!

まだまだ上昇余地はあると思っています。

頑張れメキシコペソ!
 

現状図で表すと、現状はドル>メキシコペソ>円ですかね。

いくでーやるでーメキシコペソ買い増しやー(IYM)。
 

メキシコペソ/円取り扱いFX会社を選定する際にとても重要な最新のメキシコペソのスワップポイント比較ランキングを載せておきます。

毎週更新していますので是非、参考にしてみてください。
 

メキシコの政策金利は現在4.50%(2021年8月13日現在)。

なによりメキシコはトルコや南アフリカよりも安定していることが大きな魅力です♪

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