トルコリラとメキシコペソのFXブログ-安心安全

トルコリラ下落時にはツナギ売買でリスク回避

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FXで相場が反対に動いた時には両建てで一時的に回避するのもあり!

 
8月10日のトルコショックによるトルコリラ急落により、-1,600万円の損切り(損失)を被ってしまったサトウカズオ。
 

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ひでさんから、相場が意図しない方向に進んだ時のトレード方法の紹介がありましたので、勉強がてら紹介させていただければと思います。

ひでさん、いつもありがとうございます♪

ロスカットされてすべてを失うよりも、上手く切り抜ける。

もしくは少ない損失で切り抜ける手法だと思います。
 

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高金利通貨を買う覚悟

トルコリラやメキシコペソ、南アフリカランドなど、その国の通貨を買う(ロングポジションを持つ)と言うことは、その国の国債を買うのと一緒だと思います。

よく証券会社や銀行が、トルコリラ建て債券を顧客に販売するのは、金利は高いけれども元本が棄損するリスクは高い(可能性がある)商品のリスクを客に押し付け、自分たちは手堅く手数料をいただくという手口に他なりません。

 

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買っただけで儲かるなら、客に売らず自分たちで保有すれば良いのです。

その方が儲かります。

同様に私たちも(分かり難いかもしれませんが)トルコリラや南アフリカランドを保有する(ロングで入る)ということは、銀行や証券会社の避けたリスクを取ってリターンを求めているということだと自覚する必要があります。
 

FXでのツナギ売買

少し紹介したいトレード方法がありますので、書いておきます。

ツナギ売買という手法で、両建てを含めてリスクを減らしたり、利益を追求できる手法です。

私は数か月前に知り、目からウロコ状態で短期売買の自分のトレードに取り入れようとしています。

ツナギ売買は古くから商品先物、株式等に使用されてきており、本来は数か月以上の長期のトレードに使用するものです。

プロトレーダーは普通に使用している方法です。
 

しかしなぜかFXのトレード手法としては紹介されているものが見当たりません。

実際に自分のトレードに使用すると非常に有用で心理的にラクなので、長期のトレーダーの方にこそ練習して使いこなせるようになって欲しいと思います。

この記事で説明することは難しいので興味を持った方は、林輝太郎先生や増田蔵人先生の書籍を参照していただければと思います。

Google検索で探すのはそこまで難しくない程、有名な方達です。
 

さてそのツナギ売買ですが、既にロングポジションを保有しているとして、ショートポジションを建てることをツナギを入れるといい、ロング・ショートが同数であれば両建てとなります。

例えばトルコリラ円が18円⇒19円⇒16円という相場展開となったとします。

あなたは18円で30枚のロングを建てました。
(売り枚数:買い枚数 = 0:30)

19円に上がった時点で先行き怪しくなったので、同数のショートを建てます。
(売り枚数:買い枚数 = 30:30)

⇒この時点で終了したければ、売り買いの建玉をすべて手仕舞いします。
(1円X30枚の利益=利益確定ツナギ)

⇒相場が上昇すればショートを切ります。
(売り枚数:買い枚数 = 0:30 保険ツナギ)
 

本格的に下落しそうなので、18円70銭でロングを切ります。
(売り枚数:買い枚数 = 30:0 ドテンのツナギ)
(ロングの利食いで30枚x70pipsの利益確定、この時建玉は30枚のショートのみ)

⇒予想通り下落したが、16円付近で下落の勢いが弱くなったので、30枚のロングを建てます。
(売り枚数:買い枚数 = 30:30 ⇒この時点で終了したければ、先ほどと同じくすべての建玉を手仕舞い(3円x30枚の利益 利益確定ツナギ)

相場が上昇し、16円30銭となれば、ショートを切ります。
(売り枚数:買い枚数 = 0:30 ドテンツナギ)
(ショート側2円70銭の利益x30枚)

結局18円のロングが16円のロングに切り替わり、ロング側とショート側のそれぞれの利益が手に入れることができます。

(前提として手数料とスワップは無視させてください)
 

言葉にすると理解しにくいと思いますが、建玉の遷移は売建玉-買建玉が、

0 -30(18円)=18円のロング30

30(19円)-30(18円)=19円のショートと18円のロング

30(19円)- 0 =19円のショート

30(19円)-30(16円)=19円のショートと16円のロング

0 -30(16円)=16円のロング30枚

となります。
 

利食いドテンのようになりますが、この手法のキモは両建ての段階で収益が一旦固定され相場の影響を受けなくなると言うことです。

しかし売り/買いのポジションはそのまま残っています。

相場が上昇すれば(ロングが残っているので)ショートを切る。

相場が下落すれば(ショートが残っているので)ロングを切る。

つまりは本当のドテンで「既に建てているポジションを決済し、逆方向に新規でポジションを建てる」より精神的にとても楽です。

両建てのタイミングで売り/買い同数にはなりますが、売り建値>買い建値となっている為、すでに利益となっておりそのまま全部決済しても良い状態と言えます。

トレンドが反転すればドテンしてもよし、トレンドが継続すれば、ツナギ(トレンドと逆方向の建玉)を切っても良しと言うことになります。

もちろん、上記のように上手く決済が出来るとは限らず、言うは易く行うは難し、ですが、損失を減らす、上手くいけば利益を得ることが出来る手法です。

尚、本来は分割で建玉するので売り上がり、買い下がりを伴います。

理解が難しいというのであれば、上記の両先生の書籍を読んでいただくか、いっそのことトレード(FX自動売買)を任せるというのも、ありかもしれません。
 
 

[FXGMO]

高スワップ&約定力99%以上は伊達じゃない!

ヤバイ時はノーポジション

本当にヤバイ時はノーポジションを貫き、ノートレードに徹するという方法もあります。

ヤバそうならば、相場が落ち着くまで逃げておくと言うのは、むしろ賢明な判断です。

嵐が来るのに船を出す漁師はいません。

転覆して死んでしまいます。
 

スイスショックの時などインターバンクがレートを配信できない状況となり、配信が再開されたときには”どえらい”状況なっていました。

スイスショックは予想できないような状況とは思いますが、ヤバそうな雰囲気のところに、わざわざ突っ込む必要はありません。

一旦様子を見ながら次のチャンスを待ちましょう。

スイスショックの時などは、欧米のFX会社が数社破綻しまた。

顧客は…、言わずもがなです。
 

本当のリスクを回避できる訳ではありませんが、意図しない方向に相場が進んだ時など有効な手法と思います。

長期のトレーダーにこそ活用して頂きたい手法なので、参考にしてください。

稚拙な文章では説明できないことも多いので興味がありましたら、詳しくは上記両先生の書籍を参考にしてください。

よろしくお願いします。
 

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