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110円台回復で取引終了!ドル為替見通し予想2019年5月20日週

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節目の110円台を何とか回復!

 
先週のドル円は、米中貿易戦争激化・長期化懸念から、1ドル=109円割れ寸前まで迫るも、アメリカが輸入自動車に対する関税引き上げを最大6カ月間延期すると発表したことから、なんとか110円台を回復して週の取引を終えました。

まさしくトランプ相場!
 

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2019年5月13日週のまとめ

先週のドル円は、

【ネガティブ材料】
●ユーロ経済…駄目そう

●各国中央銀行はハト派へ傾斜

●米中貿易戦争激化・長期化懸念
 

【ポジティブ材料】
●世界的に株価は上昇

●アメリカ経済は悪くない

●アメリカ、輸入自動車に対する関税引き上げを最大6カ月間延期
 

【中立材料】
●アメリカ利上げ休止の可能性

●アメリカ利上げ継続の可能性

⇒結局はデータ(経済指標)次第
 

と、先週も米中貿易協議が話題の中心でした。

米中貿易戦争激化・長期化懸念から1ドル=109円割れ寸前までドル安円高が進みました。

しかし終わってみれば週の終値はおよそ1ドル=110円08銭と、先週の終値109円98銭から10銭程度のドル高円安で、この週の取引を終えています。
 

米中貿易戦争激化・長期化懸念

先々週アメリカが2000億ドル規模の対中関税の10%から25%への引き上げたことに対し、中国もアメリカに対する報復関税を発表。

これに対しアメリカもさらに対中関税の第4弾の詳細を公表したことから米中貿易戦争激化への懸念が高まり、ドル円は一時109円割れに迫る1ドル=109円01銭-02銭までドル売り円買い(ドル安円高)が進みました。
 

5月ミシガン大学消費者信頼感指数

その後もドル円は109円台半ばでもみ合う展開となっていましたが、17日に発表されたアメリカ5月のミシガン大学消費者態度指数(速報値)が、

04月実績:*97.2
市場予想:*97.5
05月実績:102.4

予想外に15年ぶりの高水準となったことからドルの買い戻し(ドル高)が進み、ドル円は110円台を回復しました。
 

輸入自動車に対する関税引上を延期

さらにトランプ大統領が、今月18日を期限としていた輸入自動車と自動車部品に対する最大25%の関税上乗せについて「最大6カ月間、先送りにする」との声明を正式に発表。

株価も上昇に転じたことからリスク回避姿勢は後退し、ドル売り円買い(ドル安円高)が進みました。

またアメリカとカナダ、メキシコが「鉄鋼・アルミ輸入関税撤廃で合意した」との一部報道もドル買い(ドル高)材料となりました。

結局ドル円は110円07銭-08銭でこの週の取引を終えています。
 

ドル円の推移

先週のドル円推移は、109円01銭-02銭から110円18銭-19銭でした。

ちなみに先々週のは、109円46銭-47銭から110円98銭-96銭です。

さらにその前の週は、111円57銭-58銭から111円08銭-09銭です。

参考までにその前は、111円76銭-77銭から112円16銭-17銭です。

ひとつおまけに前週、110円84銭-85銭から112円08銭-09銭です。

もうひとつおまけで、110円87銭-88銭から111円89銭-90銭です。

 

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2019年5月20日週の予想

今週のドル円は、引き続き米中貿易協議の進展具合を確かめる展開となりそうです。

イベントでは22日公表のアメリカ連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(4月30日-5月1日開催分)に注目が集まります。
 

今週の重要なアメリカ・日本のイベントは、

05月20日の日本:1-3月期国内総生産(GDP速報値)

05月22日のアメリカ:連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨

などが予定されています。
 

注目は、4月30日-5月1日開催分のアメリカ連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨でしょうか。

米中貿易戦争や世界経済の減速懸念への言及はあると思いますが、アメリカ経済は好調を維持しており、タカ派的な意見・認識が示されるようだと、利下げ観測は後退し、ドル買い(ドル高)材料となるでしょう。
 

FOMC議事要旨

前回4月30日-5月1日開催されたアメリカ連邦公開市場委員会(FOMC)で、政策金利は据え置きとなりました。

声明文では弱いインフレ率の伸びから、市場は次は利下げが行われるとの判断が優勢となり、ドル売り(ドル安)が進みました。

しかしその後、パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長はインフレ率の鈍化を一時的な要因との認識を示し、利下げ観測は後退していました。

内容によってはドル高orドル安、どちらにでも振れるので注意が必要です。
 

ただしトランプ大統領は、利下げを要望するなど、繰り返し強く利上げをけん制しており、市場では2019年は据え置き・2020年の追加利上げも困難との見方が増えてきています。
 

エンティティーリスト

アメリカは中国の通信機器大手華為技術(ファーウェイ)と同社の関連68社を、アメリカの企業から政府の許可なく部品購入を禁止する「エンティティーリスト」に正式に追加しました。

当然中国側は反発しており、米中貿易戦争激化・対立の長期化は避けられないとの見方が増えてきています。
 

(中国以外の国から代替輸入すればよいので)アメリカの企業・国民の負担はそう多くないと思われるものの、中国経済、ひいては世界経済への悪影響からリスク回避の円買い(円高)は当面続くことが予想されます。
 

トランプ大統領の株価対策

一方トランプ大統領は、輸入自動車や部品に対する関税上乗せの判断を最大6カ月延期すると正式に発表しました。

発表後株価は上昇に転ずるなど、トランプ大統領は株価対策への姿勢もみせており、株価が大きく下落しなければドルも大きく下落することは無いと見られており、リスク回避のドル売り(ドル安)が大きく進む可能性は低いとする市場関係者も多くいます。
 

【注:】
トランプ大統領:強い自動車産業はアメリカの軍時的優位性に極めて重要

アメリカ自動車工業会:雇用・投資が弱まり価格上昇につながることから反対の立場
 

今週のレンジ予想

今週の予想レンジは、108円50銭から111円50銭までと予想します。

ちなみに先週は、109円00銭から111円50銭という予想でした。

(1ドル円為替見通しブログの1管理人の予想ね)

 

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FX(外国為替証拠金取引)の感想

米中貿易協議は相変わらずです。

最終的には中国側が折れると思いますが、それでも簡単には合意しないでしょうし、長期化もするでしょう。

「決裂!」ではなく「延期!」でもリスク回避姿勢は後退するでしょうから、市場も投資家も付き合っていくしかないですね(笑
 

上記通りトランプ大統領は、アメリカへの輸入自動車や部品に対する関税上乗せの判断を最大6カ月延期すると正式に発表しました。

当然、日米欧の株価にはプラス材料となった訳ですが、これ…面白いのはアメリカ国内の自動車メーカーは反対していることです(笑
 

全部が全部アメリカ国内で自動車を製造している訳ではなりません。

自動車部品のほとんどは輸入し、組み立てだけをアメリカ国内で。

もっと言えば、ゼネラルモーターズ(GM)だってフォードだってクライスラーだって、ほとんどメキシコで製造し、アメリカに輸出していたりします。

結果、雇用への悪影響・価格急上昇・アメリカ国内への投資削減懸念から反対しています。

自動車業界反対、政府・自動車業界以外賛成と面白いことになっています(笑
 

さて、ドルにもっとも影響を及ぼすであろうアメリカ株価ですが、NYダウ・ナスダック総合指数とも先週は上昇しています。

(13日月曜日の下落幅が大きいので先々週比ではマイナスですが、直近は良い流れとなっています)

相変わらず日本株は弱いままなのが気になりますが、株価を見る限りドルは大きく崩れないでしょう。
 

5月19日現在、株価・ドル円に関連する指標として注目の恐怖指数(VIX指数)は15.96

5月12日には、16.06を付けていましたから、少し落ち着いてきています。

通常は10から20の間で推移する指数ですので、市場もまだ冷静さを保っている、と言って良いと思います。

アメリカ株価も現状大きく崩れていません。

結果ドルも大きく崩れない…と思います。

個人的にも特にアメリカ株価は頑張れー!

(どこにでもある1ドル円為替見通しブログの1素人管理人の意見ですからね!)
 

今後のドル円相場は、

短期:107円~114円程度のレンジ相場

長期:105円~115円程度のレンジ相場

と予想します。

110円を挟み±5円程度でしょうか。

みなさまの資産運用投資の手助け(参考)になれば幸いです♪

 

 

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