投資のトライ-政策金利の利上げ

今週アメリカは政策金利を0.25%利上げ予定



アメリカ連邦準備制度理事会(FRB)は今週26日(日本時間27日午前3時)、今年3回目の政策金利の利上げを実施予定!

でも市場は織り込み済みなので、多少ドル高円安に進む程度でしょう(笑

しかしドル安円高抑制には十分効果を発揮することでしょう(笑

一時は113円台を窺うところまで行きましたし、終値も1ドル=112円50銭台と、ドルは本当に底堅いですよね♪

先週のまとめ

先週のドル円は、米中間による追加関税・報復関税合戦により、米中貿易戦争激化への懸念が高まっていましたが、蓋をけてみれば双方の関税率は10%程度にとどまるなどのリスク回避姿勢の後退によりドル高円安が進みました。

結局、週の終値もおよそ1ドル=112円53銭と、先週の終値112円01銭から、52銭程度のドル高円安となり、この週の取引を終えています。

米中貿易戦争

アメリカは9月24日から、中国からの輸入製品およそ2,000億ドルに対しての追加関税を課すことを発表。

中国側もアメリカからの輸入品およそ600億ドルに対し報復関税を課すことをしたことから、リスク回避のドル売り円買い(ドル安円高)が進みました。

しかし、双方の関税率が当初予定されていた25%ではなく10%程度だったこと。

アメリカからの追加関税に対する手段として市場が懸念していた人民元の切り下げについて、中国の李首相が「輸出促進のため人民元を押し下げることはしない」と発言したことから、米中貿易摩戦争激化懸念は後退。

アジア株・アメリカ株を始め、世界的な株高展開となったことから、リスクオン(リスクを取ってでもリターンを得る)状態のドル買い円売り(ドル高円安)が進みました。

アメリカ長期金利上昇

またアメリカ長期金利(10年債利回り)が3%台に再び達したことから、日米金利差拡大を受けて、さらにドル買い円売り(ドル高円安)が進み、21日15時ごろには一時1ドル=112円86銭-87銭まで上昇しました。

英国リスクも…

しかし欧州連合(EU)からの英国離脱問題に対し、EU・英国間は10月中の合意を目指す一方、英国が「合意なしの離脱」を選択する可能性も高まったことから、リスク回避のポンド売り円買い(ポンド安円高)が進みました。

結果、ドル円でも円高が進み、結局112円52銭-53銭でこの週の取引を終えました。

ドル円の推移

先週のドル円推移は、111円66銭-67銭から112円86銭-87銭でした。

ちなみに先々週のは、110円84銭-85銭から112円16銭-17銭です。

さらにその前の週は、110円37銭-38銭から111円75銭-76銭です。

参考までにその前は、110円68銭-69銭から111円82銭-83銭です。

ひとつおまけに前週、109円77銭-78銭から111円48銭-49銭です。

もうひとつおまけで、110円10銭-11銭から111円42銭-43銭です。




今週の予想

今週のドル円は、25-26日にて開催されるアメリカ連邦公開市場委員会(FOMC)にて今年3回目の利上げが確実視されており、堅調に推移する見込みです。

(噂で買って事実で売るの格言通り、利上げ実施後に一時的にポジション調整的なドル売りが散見されるかもしれませんが、現状12月の追加利上げ確率も高くドル高基調継続と見ます)


今週の重要な米国・日本のイベントは、

09月25-26日の米国:連邦公開市場委員会(FOMC)

09月24日の日米:日米貿易協議

などが予定されています。


今週の注目は何と言っても25-26日に開催されるアメリカ連邦公開市場委員会(FOMC)ですが、下記で説明するとして、もうひとつの注目日米貿易協議(FFR)を。

今週24日に開催予定であり、翌々日26日に行われる日米首脳会談でなんらかの合意が発表されるのでは?と見られています。

日本側からは茂木経済再生担当大臣。

アメリカ側からはライトハイザー通商代表(USTR)が出席するため、アメリカ側からの(無茶な)要求内容には注意が必要です。

連邦公開市場委員会(FOMC)

アメリカ連邦準備制度理事会(FRB)は今週25-26日にて連邦公開市場委員会(FOMC)を開催し、政策金利であるフェデラルファンド・レート(FF金利)を0.25%引き上げることが確実視されています。

しかし今回の利上げを含め市場は既に年内あと2回(年合計4回)の追加利上げをほぼ織り込んでいる状態です。

声明や、その後のパウエルFRB議長の講演でハト派的な内容が含まれるようだと、ポジション調整的なドル売り(ドル安)が進む可能性もあります。

逆にインフレ見通しの引き上げや、パウエルFRB議長の講演内容がタカ派的な見解が示されるようだと、(12月追加利上げを含む)継続的な利上げを見込んだドル買い(ドル高)が進む見込みです。

米中貿易戦争

米中貿易戦争については、米中間による追加関税・報復関税合戦により激化懸念が高まっていましたが、中国の李首相による人民元安の修正を示唆するなど、米中貿易戦争への懸念は後退しています。

アジア株・アメリカ株も株高展開で推移しており、さらにリスクオン(リスクを取ってでもリターンを得る)状態のドル買い円売り(ドル高円安)が進む可能性があります。

ブレグジット

ただし英国による欧州連合(EU)からの離脱(ブレグジット)に関しては、楽観的な見方と悲観的な見方が入り乱れており、合意形成にはまだまだはいくつかの問題点が解消されておらず、交渉は難航しています。

この問題により値も激しく動いており、ポンド安やユーロ安が進んだ結果、円高も進んでいる状態です。

英国・欧州各国の要人発言により、今後もポンド安ユーロ安(結果円高)

上記通りドル高により、クロス円は(トルコリラ・メキシコペソ・南アフリカランド、豪ドル・NZドルも含めて)他通貨安円高が進む可能性もありますのでご注意ください。

今週のレンジ予想

今週の予想レンジは、111円00銭から114円00銭までと予想します。

ちなみに先週は、110円50銭から113円50銭という予想でした。


FX(外国為替証拠金取引)の感想

先週のドル円は、面白いような綺麗な右肩上がりのチャートでドル高円安が進んでいきました。

値も1ドル=112円86銭-87銭まで上昇し、7月19日以来の113円台復帰手前まで着ています。

アメリカによる政策金利の利上げにより、今週の113円台回復は、ほぼ確実でしょうね。

(週末まで維持できているかどうかは別ですが(笑)

(あ、そこらへんのドル円為替見通しブログの素人管理人の予想ね)


アメリカ連邦公開市場委員会(FOMC)の利上げによるドル高は読みやすいものの、読みにくいのが日米貿易協議。

アメリカ・トランプ大統領の強気の通商政策への懸念から、円高が進む可能性があるものの、日本側がどのようにかわすか、落とし所や妥協点を見つけるかが焦点でしょう。

アメリカはNAFTA再交渉問題で、カナダに対しても追加関税を示唆しているくらいです。

特に自動車関連は、対米黒字のおよそ8割を占めています。

この自動車関連を含めた追加関税が示唆されれば、リスク回避の円高。

示唆されなければ、リスクオンの円安が進むことでしょう。


今後のドル円相場は、

短期:108円~114円程度のレンジ相場

長期:105円~115円程度のレンジ相場

と予想します。

110円を挟み±5円程度でしょうか。

みなさまの資産運用投資の手助け(参考)になれば幸いです♪