トルコリラとメキシコペソのFXブログ-工業・製造業

トルコリラ為替見通し2017年05月第3週と5月設備稼働率

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設備稼働率は順調に回復も伸び悩みか

 
2017年05月第3週は、先々週からの堅調な流れを引き継ぎ、週初めの15日に1トルコリラ=32円の攻防が始まり、16日にようやく32円台に!

しかし世転びもつかぬ間、1トルコリラは再び30円台に(涙
 

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先週のまとめ

トランプリスク再び

1トルコリラ=32円50銭あたりから30円30銭あたりまで下落と、軟調推移の展開となりました。

先週発表されたトルコの各経済指標は、02月失業率や、03月消費者信頼感指数など、市場予想よりも良い結果となったことも、トルコリラ買い(トルコリラ高)要因となっています。

トルコでも治安を揺るがすような大きなテロ事件は発生してなく、治安回復が進んでいると見られていることも、トルコ経済やトルコリラにとっては支援材料となっています。

また、世界的にも株価や、原油価格も上昇しており、リスクオン状態のドル買い新興国通貨買い円売り(ドル高トルコリラ高円安)が進んでいました…。

…そう過去形…。
 

一方の米国ドル(と日本円)。

コミー米国連邦捜査局(FBI)長官解任騒動に続き、今月10日、米国トランプ大統領とロシアのラブロフ外相との会談の際、過激派組織イスラム国(ISIS)に関する機密情報を漏らした、との報道が引き金に米国政治リスクが広がりました。

さらに今年2月頃、コミー前米国連邦捜査局(FBI)長官に対して、マイケル・フリン前大統領補佐官とロシアとの疑惑に対する捜査の中止を要請した、との報道により、一気に米国政治不安や、トランプリスクが高まりました。

結果、議会との対立から、税制改革(大型減税)や大規模インフラ投資関連法案への成立が難しくなってきているとの思惑からドル売り(ドル安)が進みました。

 
いわゆるロシアゲート事件(疑惑)です。

これにより米国政治への先行き不透明感からドル売り(ドル安)、リスク回避からの新興国通貨売り円買い(トルコリラ安円高)が進みました。

それでも米国経済は好調で、18日のフィラデルフィア連銀製造業景気指数などが、市場予想を大きく超える堅調な数値を見せたことから、ドル買い(ドル高)が再燃していきました。

政治的先行き不安からドルの上値は重いものの、好調なアメリカ景気経済から底値も堅いという状況ですかね。
 

まとめると、ドルは米国政治の先行き不透明感から弱い。

(しかし好調な米国経済から底値も堅い)

トルコリラは少し頑張ってるもののリスク回避で売られ、

円も同じくリスク回避の買いが進んでいる、という状況でしょうか。

図式でいうと、円>>>トルコリラ>ドルという組み合わせです。
 

今週の注目材料

トルコ03月景況感

05月23日 16:00 【トルコ】
03月景況感

トルコ03月景況感は、前回実績111.2、市場予想111.9に対し、実績109.2!
 

うーん、4カ月ぶりに前月実績を下回りました。

しかしそこまで悲観的になる数値ではないです。

むしろ節目の100を大きく超えている数値と、ポジティブに考えましょう(笑

(と、まだポジティブに考えられる数値と言うこと)

景況感とは

そもそも景況感とは、景気の状態に対する印象のことで、企業や消費者が、以前と比べて現在の景気が良くなっているのか、悪くなっているのか、変わっていないのかなど、どのように感じているのかを数値で表しているものです。

トルコ03月設備稼働率

05月23日 16:00 【トルコ】
03月設備稼働率

トルコ03月設備稼働率は、前回実績78.4、市場予想78.8に対し、実績78.8!
 

市場予想通り。

それでも前回実績を上回っているので、良い方向に進んでいることには変わりありません。

自動車生産、自動車輸出等、絶好調というニュースがありましたが、数値的にようやく実感できてきたのかな。

そしてこの数値は2008年8月以来の最高値となっています。

やるなエルドアン大統領!

 

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今週の予想

トルコリラは横横展開か

トルコリラに関しては、

26日:05月消費者信頼感指数

が予定されています。

ただ上記経済指標よりも、トルコは大きなテロ事件が起きず治安回復が進むだけでトルコリラ高要因となるので、引き続き治安回復に努めて欲しいです。
 

しかし一方の米国ドル、ロシアゲート事件(疑惑)で下げていますが、経済は相変わらず絶好調です。

ニューヨークダウ平均も値を戻し、ナスダック総合指数やS&P500は絶好調で史上最高値を更新しているくらいです。

アメリカの景気経済の好調さは続いています。

悪い数値と言われたGDPも26日発表予定の1-3月期四半期実質国内総生産(GDP改定値)で、速報値の前期比年率0.7%からの上方修正同0.9%が見込まれています。

06月の米国連邦公開市場委員会(FOMC)での追加利上げも、ほぼ確定でしょう。

トルコリラ円の為替相場見通し

トルコリラ円の為替相場見通しは、

30円50銭~32円50銭程度のレンジ相場

と予想します。

先週は、30円50銭~32円50銭程度のレンジ相場と予想していました。
 

トルコリラの感想

ロシアゲート事件(疑惑)

まあ実際は、この手の事件は形がないので立証は難しく、このまま時間が…となるような気がします。

もしトランプ大統領が弾劾され、ペンス副大統領が大統領になれば、共和党を始め、各国の首脳も安堵の表情を浮かべるでしょう。

共和党は制御しやすく、各国首脳は対話が出来る状態になり、市場も大喜び!

いったんはリスクオフのドル売りも、直ぐにリスクオンのドル買いになるでしょうね。
 

スワップ利益は、1日10,000通貨当たりおよそ平均で88.85円

(現在保有中のトルコリラはヒロセ通商)

今週も1週間が過ぎ、1日あたりのスワップポイント88.85円X7日X320,000通貨=19,902円。

無事スワップポイント分利益19,902円獲得できました。

ありがとうございます♪

しかしヒロセ通商の1日あたりのスワップポイントはおよそ88.85円(7日平均)ですか。

管理人注目のFXプライムbyGMO1日平均95.42円(凄い!)ですから、今後買い増しするならFXプライムbyGMOですかね。
 

管理人はトルコリラを32円60銭で320,000通貨購入しています。

今トルコリラ円のレートは、31円20銭くらいです。

(31.2円-32.6円)X320,000通貨=-44.8万円。

為替差損は44.8万円となっています。

うーん、先週よりも為替差損が多くなっています。

まあ管理人は、1年-2年でトルコリラ運用を止めようとは思っていないので、10年くらい先にトルコリラ高円安になっていれば良いのですが、そうは言ってもマイナスは心臓に良くないです。

だがしかし、スワップポイントを合わせた利益はプラスです♪<

やったね♪
 

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